畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

準備

2009-01-31 21:13:14 | 農作業
1月31日(土)  ときどき 

強い雨は、朝のうちに上がったが、降ったり止んだりの一日。
一番で、味噌用の大豆を洗う。合羽を着ての作業になる。洗った大豆は、水に浸しておく。明日の朝まで、水を吸って、2~3倍の大きさになる。たっぷり水を吸うことにより、ふっくらと、柔らかに、煮あがる。味噌を作る上で大事な、大豆の旨味のもとだ。
今日は出荷の日。作業場は野菜便の箱。早めに終わらせ、集荷してもらう。味噌作りも、同じ場所。荷物が片付かない限り、明日の準備はできない。
夕方、ドラム缶の釜戸を出し、大きな釜を据え付ける。朝起きたら、すぐ火を付けれるように、釜の中に大豆を入れておく。これで、準備完了。
明日は、天気は回復して、晴れる予報。この間の雨で、庭は水浸し。条件は悪いが、最悪のシナリオには、ならずに済んだ。良しとしよう。

日記

2009-01-30 19:34:35 | 農作業
1月30日(金)  いちじ 

今日も、ほとんど一日、小雨が降り続く。止む時間もあるが、雨合羽は外せない。グチャグチャだが、日曜は味噌作り。鶏舎作りや、解体で、散らかっている所を、片づける。
足りない材木や、屋根用の波トタンなどを、購入。準備はできた。天気を待って、急いで作らなければ。日曜日は、もう2月だ。
夕方、野菜収穫の応援。キクイモ収穫と、菜花摘みを手伝う。

薪作り

2009-01-29 20:00:42 | 農作業
1月29日(木)  いちじ 

夜中のうちに、雨が降り始めたようだ。起きた時は、水溜りもできている。そして、この小雨は、一日中続く。雨合羽を、使うか使わないか、そんな雨。時折、強くなったり、上がったり。結局、合羽のお世話になる。
二月の頭、この、日曜、月曜は味噌作り。大豆を50kg以上、煮ることになる。しかし、今年は、薪が全くない。工務店からもらってくる、薪も少なく、かろうじて、風呂用に使える程度だ。それで、小雨の中、薪作りだ。これが、大仕事。ショベルカーを使っての、薪作り。
使っていない、古い鶏舎が、朽ちた状態で、残っている。屋根も穴が開き、柱も腐ったり、傾いたり。しかし、屋根はトタン、周囲も、金網や、トタン。解体には、手間がかかるので、放ってある。その鶏舎を、解体しての、薪作り。大工事になってしまう。傾いて、かろうじて、立っている鶏舎を、ショベルカーで、押したり、引いたりして、ぺシャンと倒す。屋根のトタンを剥がし、組まれている材木をバラバラにする。
小雨の中、一日、十分な薪が、準備できる。
連れ合いは、万一のため、一緒に味噌作りをする、知人の所に、薪をもらいに行く。知人は、裏山を背負っているので、十分な薪があるというから。

墨付け

2009-01-28 19:14:03 | 農作業
1月28日(水) 

時折、薄日もこぼれるが、曇って、寒い一日。夕方、暗くなりかける頃、パラパラと来る。
今日も、出荷作業。連れ合いは、午後、患者会で、病院へ。したがって、最後までやることになる。件数が少なく、少し早めに終わる。
昨日の続きで、鶏舎作り。少しの時間だが、手を付ける。既存の建物の間の、変形の場所だから、直角になる所はない。だから、計算しながら、下地を作らなければならない。屋根や壁になるトタン類は、皆、直角の材料。無駄にしないために、大事なこと。パイプだけが、組まれている空間で、既存の建物を、基準にして、スケールで計りながら、下地を取り付ける場所に、印を付けてゆく(墨付け)。これをきちんとやっておけば、その後の、具体的作業が、楽に、早く出来る。
短い時間、5時を過ぎる頃には、小雨。片づける。

足場パイプの小屋作り

2009-01-27 20:39:43 | ニワトリ
1月27日(火)  ときどき 

今回の鶏舎は、あくまでも臨時用。狭いし、あまり良くない場所だ。簡単に、予算もあまり賭けないで、作ることにする。しかし、すぐ壊れたり、悪環境になったりしても困る。そこで、大まかな躯体は、足場用の鉄パイプを使うことにする。
足場パイプで小屋を作るのは手頃である。細かいところまで求めないなら、ある程度、丈夫で、本格的な小屋を作れる。しかも、割と簡単で、安価にできる。最近は、鉄を切る高速カッターなども、ホームセンターで、安く、入手できる。鉄さえ切ることができれば、ラチェットと、水平器位あれば、誰でも、組み立てられる。何度か、作っている。お勧めである。
そんな訳で、パイプなどの在庫もある。購入せずに済む。昨日に続き、今日、午前中位で、骨組は完成する。屋根や、壁になるトタン、金網を張る下地は、材木を使う。鉄パイプに材木を取り付けるのは、特殊な金具。これも、ホームセンターにある。
全体の出来上がりを、想定して、金具や、材木を拾っていく。これは、ある程度の経験と云うか、三次元の視点が必要。慣れれば簡単だ。午後、チェックし、拾い出し、ホームセンターと、材木屋に、材料を買いにゆく。
屋根用の材木を一か所、パイプに取り付けたところで、夕方の鐘が鳴る。

鉄パイプ小屋


鶏舎の骨組


補助金

2009-01-26 19:57:31 | 食、農への思い
1月26日(月) 

昼からは、歯科医。通い始めて、2ヶ月になる。しかし、やっと6回目。本格的な治療に入った。それにしても、時間がかかる。予約患者が多い、ということだろう。今の、治療法は、昔とかなり変わったようだ。極力、抜歯はしないのだという。痛かった歯を、やっと抜いた。3本抜いたが、抜いた後を、縫うのにも、驚いた。まだまだ、当分かかりそう。
ところで、農村集落の共同作業。このところ、多くなっている。それは、国からの、補助金が来るからだ。以前にふれたこともある。棚田を筆頭に、山間の農地の保全を対象に、中山間地と認定された、農地の耕作、農地維持のための共同作業に対する、補助金。
昨日の、水路掃除も、そうである。農地、水、環境保全事業を対象に、土地改良区に、支給される補助金だ。
農家、あるいは、農村の団体にとっては、ありがたいことだ。しかし、こうした補助金は、今、問題になっている、公務員の天下り先の、政府の法人の事業である。実際に、現場に使われるより、かなりの額の不必要な予算も使われているのだろう。
矛盾を感じる。

久しぶりに、鶏舎作りを再開。

水路掃除

2009-01-25 19:27:57 | 農作業
1月25日(日) 

一日、共同作業。今日は、地域の水田の排水路の掃除。水路の中にたまっている、土や石をかき上げる、作業だ。
この地域は、20数年前に、基盤整備事業が行われ、水田は、おおむね角型に、整備された。そして、すべての田んぼが、道路と排水路に直接、面するように作られた。給水は、パイプラインで、ハンドルを回すと、水を入れられるようになっている。排水路は、すべてコンクリートの、U字溝などで作られた。このコンクリートで覆われた水路は、環境の面からは、評判は悪い。しかし、農業のやり手からみると、大幅な労力の減少、重労働からの解放になった。水路の維持管理が楽になった。
以前の、自然状態の水路では、土さらいや水路の崩れの補修、などの維持管理が大変だった。冬の間に必ず、水路の点検、補修の共同作業が、年中行事としてあった。しかし、基盤整備以後は、水路の維持のための、共同作業はなかった。
大雨などで、水路が壊れた場合は、専門の土木業者が修理をする。土木業者への、発注は、基盤整備の時作った、土地改良の工区となる。
だから、今回の、水路の掃除は、初めての作業だった。コンクリートの水路でも、20数年もすると、溜まる所は土や石が堆積している。ひどい所は、20cm以上も。その上、20年の重みで、がっちり固く、積もっていて、作業は大変だった。夕方、早めに、作業は、終わったが、腰は痛いし、疲れた。

初雪

2009-01-24 19:30:43 | 暮らし
1月24日(土)  のち 

またまた、予報にはない雨が降ってきた。午前中は曇り空。時折、薄日も射していた。気温は低いが、天気が崩れようとは、思えなかった。
昼食後、少し早めに作業場に行く。菜花の整理、やはり、細くなっているから、時間がかかる。寒い作業場に行くのは、億劫だが、しようがない。居間のストーブの火が恨めしい。外は、相変わらずの曇り空。昼上りの時より、暗くなった感じだ。しばらく、作業を続けていると、ニワトリの世話を終えた連れ合いが、戻って来て、「雪だか、霰だか、少し降ってきたよ」。強い寒気が、雪雲を連れてきてしまったようだ。空は、黒い雲にすっぽり覆われ、小さな雪粒がパラパラ。積もることもなく、白く化粧することもなかったが、初雪。
その後は、雪になることはないが、暗くなるまで、降ったり止んだり。どの道降るのなら、雪化粧を見たかった。
出荷作業を終えたら、早々に家の中に。

菜花摘み

2009-01-23 19:43:07 | 農作業
1月23日(金)  のち 

夜、降っていた雨は、朝のうちに上がったが、午前中は、霧雨状態が続く。外仕事できるようになったのは、昼頃から。
午前中は、事務作業や、籾すりの機械の、掃除と片づけ。
午後は、野菜の収穫。冬の間は、前日に収穫するものが多い。当日だと、霜が降りたり、氷が張ったりする朝は、収穫できない。野菜の葉も凍ったり、霜にやられている。陽が高くなって、野菜が元に戻ってからの、収穫では、間に合わない。今日は、雨のせいもあり、連れ合いに、菜花の収穫を手伝ってと、頼まれた。
菜花は、主枝の蕾は採り終わって、側枝に移っている。子枝の蕾や、孫枝の蕾を収穫する。当然、主枝より細くなる。また、数も多くなる。収穫にも、整理、調整にも時間がかかることになる。
畑の菜花は、雨の水分が、ついていている。畑に入ると、膝くらいまでは、葉っぱが触れて、びしょびしょになってしまう。防寒ズボンは用意したが、合羽にすれば良かった。蕾をつまみ、適度な長さで、収穫バサミで切り、かごに入れてゆく。かごが一杯になったら、車に戻り、コンテナに入れ替える。手も雨露で、濡れるが、それほど空気が冷たくないから、かじかむほどでなく、助かる。コンテナに四つほど、収穫する。

配達

2009-01-22 18:24:19 | 暮らし
1月22日(木)  ときどき 

一日中、霧雨状の雨が降っている。雨量にはカウントされないほどだから、 の方が正解か?
車で、一時間弱くらいの所にある、クリニック(ホスピス)で、我が家の米を使ってもらっている。おおむね、月二回ほど、配達に行く。連れ合いが行くことが多いが、こんな天気だから、私が行く。なかなかできない、用件をついでに済まそうと、三か所まわることにする。
二か所とも初めて行く場所。カーナビはないので、ネットの地図検索。まったく便利なもので、住所が分かれば、ピンポイントで、指定してくれる。あとは、大まかな地図を頭に入れておけばよい。近くまで行って、ちょっと探せば、たどり着く。
過疎の農村地域でも、きちんと、指示してくれ、迷うことなく、たどり着く。
市街では、商店なども、図示してあるので、迷う必要もない。
何カ月も前の、知人の忘れ物を届け、味噌作り用の、塩を購入。半日はかかった。
 
今年は、今が水仙の花盛り
黄色の水仙