畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

満水

2015-04-30 07:26:20 | 農作業

4月29日(水) 

朝、田んぼに回ってみる。水が満水。バルブから、勢いよく出ている。代掻きできる。役員が、かなり早朝から、ポンプを動かしてくれたのだろうか。昨日、一緒に走り回った近くの人も、これで一安心と、言っていた。この際、水のないところに入れるように頼もう、と。

急いで、トラクターを取りに戻り、代掻きを終わらせる。その後、昨日植え残し半端になっている田んぼを植えて、昼休み。午後は、隣の集落。依頼を受けている田んぼを含め、小さく変形の田んぼが6枚あるところだ。一番手間がかかり、苗も多く使う田んぼだ。途中、弱い雨がサーッと落ちてきて、一時的には合羽がほしい、ほどだったが短時間。地面が濡れるほどにもならずに終わった。薄暗くなるまで植えるが、結局、一枚残ってしまい、明日仕事を残してしまう。

帰り、昨日植えた、露出田んぼを回ると、水が満杯、苗が水没するほどに。バルブからは勢いよく水が出ている。彼が、気を回して、入れるようにしてくれたのだろう。水が出ているから、ポンプは回っている。ポンプ小屋に行くと、案の定。役員と彼が来ている。礼を言って、満水になったことを告げ、ポンプを止めてもらう。これで、水の心配はなくなり、ほっとする。明日からは、気持ちよく、田植えを続けられる。

午後、7時過ぎ、机の前に座る。gooへのログインを試みるが、ログイン画面への切り替わりに、かなり時間のかかる状態が続くようになった。せっかちの私には、舞っていることができない。そんなわけで、作業記録は、翌、早朝に。


ハプニング田植

2015-04-29 06:22:02 | 農作業

4月28日(火)   ときどき 

水は出ない。役員がポンプを動かすが、あちこちの方向から依頼を受けていて、こちらの順番がなかなか回ってこない。薄暗くなったころに、ようやくちょろちょろし始めたが、夜には、ポンプを止めるので、代掻きできるほどになるかはわからない。遅くまで、水に振り回された。

そんなわけで、代掻きは中止。急きょ、植え始めることに決めた。予定は明日からだったが、田植え機にガソリンを入れて、試運転。5枚の田んぼには知らせる。軽トラに、苗コンテナを積み、苗を載せ、モチ苗から植え始める。ここの田んぼも水が少なく、露出しているところが多い。植え付け作業にはもってこいだが、その後に、水を張れるかが心配だ。結局もう一か所上、今年から作る田んぼを半分ほど植えたところで、水騒ぎに振り回され、そのまま放置してしまう。

ポンプ小屋から戻ったのは、7時近かった。


晴すぎ

2015-04-27 19:12:26 | 農作業

4月27日(月)   いちじ 

午前中、強湿田の田んぼの代かきを終わらせ、秀地区に移動。こちらは、昨日、水を入れて、作業しやすくしておいた。午前中に一枚終わらせ、機械を移動して、昼上がり。

午後、一番大きな35aほどの田んぼと、付録のような9aくらいの田んぼ2枚を終わらせ、帰ってくる。これで、残るは、水が出ずに後回しにしていた田んぼだけ。そちらに回ってみるが、水は出ない。今まで、全く出ていなかったようで、田んぼはかなり土が露出している。水の係りのところに行き、なんとか明日には出してもらうように頼む。最後に雨が降ってから一週間。その上、初夏のような晴天続きで、雨でたまった水も少なくなってきた。代掻きした田んぼも土がかなり見え始めてきたところもある。しかも、この先一週間の予報も晴ればかり。

ニュース番組などでは、気持ちの良い初夏のような晴天続きのゴールデンウィークなどと、喜ばしく報じているが、乾き始めた畑といい、恨めしく聞いている。


土寄せ

2015-04-25 19:07:22 | 農作業

4月25日(土)  

一日代かき。五枚のところ、残る3枚を終わらせ、次に移る。水が少ないので、バルブを開いておいたのだが、その時出ていた水が出ていない。このところの晴天続きで、あちこちで水を入れて、高いところが出なくなっているのだ。田面がかなり露出している。機械を入れて走ってみるが、やはり水が少なすぎる。個々は後回しと、次の田んぼに回る。昼を少し回るころに完了。

午後は、今年からやるところ。田面の高低差がかなりあるので、土の移動をやることにしていた。本当は、水を入れる前に掘って運んだほうがよいのだが、今回はしようがない。ハローの整地盤を固定して、高いところの土を低いところに引っ張ってゆく。数十回走るが、本当に平らにはならないが、この辺が潮時と、代掻き作業に移る。一時間ほど余計にかかる。

予定していた一枚ができなかったので、その分をと、西方に車で5分強、離れている田んぼまで移動して、2枚終わらす。少し遅く、6時過ぎまでかかってしまった。


前倒し

2015-04-24 19:01:16 | 農作業

4月24日(金)   いちじ 

最後になった田んぼの法面の草刈りを終わらせ、ボラ田んぼに回る。まだ少しの水が漏れ出ている。田んぼの中を点検。水が澄み始めてきたので、何となく、水の中が見えるようになっている。一か所、様子がおかしいなという風に見えるところがある。手を入れて確かめると、小さく穴が開いている。きっとここからの老衰だろう。ポリシートをちぎり、丸めて入れて、棒で押し込む。何度か繰り返し、しっかりと穴をふさぐと、水漏れはようやく収まった。個の田んぼは、どこにこのような穴が開くかわからない。要注意田だ。

その後は、宮畑に回り、畔の草刈り。田植え後まで放置しておくと、伸びすぎるから、刈っておく。午後は、秀畑。昨日モアで草を刈った畑を耕し、作付けできるようにしておく。こうして、家に帰ると、まだ、3時を過ぎたばかり。明日からと予定している、代掻きを、前倒しすることにしよう、と、トラクターを車に積む。家の周りから始めるつもりなので、まずは、大土手の5枚のところに向かう。2枚の田んぼを済ませたところで、6時のチャイムが鳴ったので、終わりにする。


ちょっと、畑

2015-04-23 18:50:55 | 農作業

4月23日(木)  

午前中は、3カ月ごとの検診。今回は検診だけなので、医師と話をしてくるだけ。「どうですか」 「特に問題はありません」 で済んでしまう。次回の予約を入れて終わり。次回は、半年に一度の血液検査が入るが、それは7月の下旬である。経過観察ということで、継続するには、半年置きというわけにはゆかない、ということで、間に一度の病院詣でが入ることになった。

帰宅は、11時を回るころで、昼までの時間で、トラクターの作業機の付け替えをして、ハローにしておく。午後は、刈払機での田んぼの法面の草刈り。その後、秀畑に回り、畑の畔の草刈り。空いているところに、トウモロコシなどを植え付けたいが、草がひどいというので、一度、モアを走らせる。その上で、小型管理機で耕してから、畑にする。小型管理機だけでは、草が伸びていると畑にできない。しかし、トラクターでやるには、面積が狭くて、無駄ばかり。刈払機だと長いまま刈り、管理機に絡みつくが、モアだと草を細断するので、便利だ。

さあ、明日は、畑の準備と草刈りをやっておいて、いよいよ田んぼの仕上げに向けて、着手しなくては。


畔シート

2015-04-22 18:12:49 | 農作業

4月22日(水)   いちじ 

午前中は、晴れ間も多かったが、午後は曇り、夕方には、田んぼの水面に輪を作るぐらいに、ポツポツしてくる。

連れ合いが、検診で、その上、午後は患者会の当番ということで、午前中は、出荷作業。昨日のうちにできる者は、連れ合いがやっていたので、午前中にほぼ終わり、納品書も作り、箱を閉めてから昼食とする。

午後は田んぼ。刈払機での草刈りに向かう前に、ボラ田に念のため回ってみる。水路を見まわると、弱い流れながら、水が流れ出ている。畔付けした畔を点検するが、はっきりと洩れているところは、わからない。全体に、畔波シートを張ろうと家に戻り用意してきて、シートを畔の縁に差し込んで全体を覆うようにする。これでどうなるか様子を見ることにする。これだけで、一時間は過ぎてしまう。

秀地区の田んぼに回り、草刈りを終わらす。


ボラ

2015-04-21 17:46:38 | 農作業

4月21日(火)  

早朝まで、弱い雨は残ったが日中は曇り。夜の間降った雨はしっかりと田んぼを湛えてくれた。水の心配はなくなった。この水を無駄にしないためと、よく穴(ボラと呼んでいる)の開く田んぼに行くと、案の定、水路に勢いよく水が漏れている。田んぼの中は水がいっぱいなので、どこから持っているかわからない。手探りで水の漏れる穴を見つける。その周囲を掘って、元凶となる穴を探り当て、用意してきた、廃マルチフィルムを丸めて穴に詰め込み、穴をふさぎ、畔を修復する。今回は、この穴だけのようだが、ちょくちょく点検しなくてはならない。

その後は、刈払機を積んで、代掻き前の草刈り。モアで刈れない、法面などの草を、田んぼの中を歩きながら刈りはらう。刈払機での作業が、一番しんどい。右腕が疲れ、だるくなる。丸一日続けるから、夕方にはぐったり。5時過ぎ、まだ明るいが、仕事を終える。


2015-04-20 17:24:07 | 農作業

4月20日(月)   のち 

午前中は、モアを荷台に、田んぼの畔草刈りに回る。午後は、雨もポツポツ始めたので、家での作業。夕方も早めに上がる。

ハウス内の大きなトンネルの中の一部を、サツマイモの苗床にしようと思い、その準備をする。木枠で囲み、土を入れて、苗床とする。4月も下旬だし、ハウス内のトンネルだから、温床は必要ないだろうと判断。

今年の稲の苗は、少し過保護にしすぎたのか、徒長苗になってしまった。まだ葉齢は二葉齢ちょっとでしかないのに、植え付け時のような背丈になっている。また、徒長気味だと、葉齢の進みが遅いようで、三葉目の生育が遅めだ。きれいに育っているだけに、がっかりというところだ。その時の天候などによるのだろうが、なかなか、本当に気に入った苗に、育ってくれない。