畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

穀入れへ

2017-08-31 18:54:44 | 農作業

8月31日(木)  いちじ 

朝、ザーッと雨が降る。その後も、なんとなくしわしわした天気。雨量にはカウントされない雨が降ったりやんだりの天気。

当然、稲刈りはできない。ゆっくりして、まずは乾燥機のもみを穀入れに張り込む。ばねコンベアで落とし込むのだが、ある程度張り込んだらその後はついていて、モミの山を移動し平らにしながら、全体に満たさなければならない。機械任せだと、モミが落ちるところが山になり、排出口をふさいでしまうから。これが結構な時間がかかる。タンクのもみの上に上がり、鋤簾でも身を移動させる。ほこりがたつので、防塵マスクで汗ばむ。幸い今日は涼しく、稲刈りもできないので、焦ることなく、きれいにできる。一つのタンクをきちんと満杯にして、蓋をきちんとする。急ぐときは、満杯前に、端折って、次のタンクに入れてしまうのだが。

その後は、畑仕事もやればできたが、ずるずると休んでしまい、8月の納品書のまとめをしただけだった。


不作

2017-08-30 18:39:49 | 農作業

8月30日(水)  ときどき 

出荷の曜日だが、第五週で件数も少ないこともあり、連れ合いに任せる。乾燥機内の出来上がった籾を、穀入れに移し、乾燥機を空にしてから、田んぼに向かう。家の近くのもう一枚の大きな田んぼ。隅を釜で飼って、外周を二回りほど、慎重に走らせる。外周がかり終えれば、あとは楽だ。コンバインのタンクが満タンになり、軽トラのグレンタンクに移そうとするとき、うすぐらくなっていた空から、弱い雨がサーっと落ちてくる。これは、中止しなければならないかと、思っていると、ほどなく雨は上がり、それほど濡れることなく、ほっとして、再開。以後は、陽が差して、かなり暑くなったりして、雨の心配なく、夕方まで、作業できた。

この田んぼは、田んぼの中に大きな穴が開き、水漏れして、その部分だけ、畦シートで囲って応急修理という田んぼ。最初のころ、何度か水がなくなり田面が露出したおかげで、草が発芽してしまい、稲の生育が悪かった。昨日の田んぼに比べて、七割ぐらいの収量だった。乾燥機に空きがあるので、もう一枚の田んぼに移動して、満杯になるだけコンバインを走らせる。それでも、4時ころには終わり、明日は降るようなので、刈残しはあるが、機械を引き上げてくる。

台風の影響もあり、何日かは、稲刈り中止せざるを得ないか。


稲刈り

2017-08-29 18:50:03 | 農作業

8月29日(火)  ときどき 

乾燥の上がった、もち米の籾摺り。当初予定した量の半分の収穫だった。この時、雨がパラパラしてきて、心配したが、短時間で上がり、車の荷台がちょっと濡れる程度で済んだ。

家の近くの田んぼの稲刈り。天気周りを考えて、早めに量を確保しようと思い、大きな田んぼの稲刈りから始める。まずは、最も近い、20a強の田んぼ。部分的に柔らかいところはあるが、ぬかるんで、どうにもならないところはない。ただ、かなり倒伏しているところがあるので、まったく快調とはゆかないが、スピードを落として刈り進めば、問題なかった。

3時過ぎに諮り終えて、乾燥機もちょうど満杯となったので、終わりにし、乾燥機を運転する。

カリフラワーの移植を150本。


刈始

2017-08-28 19:00:33 | 農作業

8月28日(月)  いちじ 

刈始める。大土手の5枚のところの一番上の田んぼに、ヒメノモチというもち米を作っている。自給と贈答用が主だ。余剰分を欲しい人には分けるが、不作の場合は、ぱあとなる。今年の出来は、見たところはまあまあで、少しは余剰も出るだろうと思っていた。

準備をして、コンバインを走らせて、田んぼに向かう。田んぼの両端が、水が引きにくく、やわらかで、機械で刈るには若干の不安がある。連れ合いにも、釜で手伝ってもらうことにした。30分ほどで、連れ合いに迎えに来てもらい、一度戻って、グレンタンクを積んだ軽トラを走らせてくる。

機械を走らせれるように手刈りをして、コンバインで回り刈りをする。田んぼの中に進むにつれ、かなりの害にあっていることに気づく。米粒がほんのちょっとしかついていない稲穂が多い。ひとかぶ15~20暗い帆がついているが、その半分以上が、ちぎられている株がかなりある。キョンかシカの食害だ。田んぼの中に足跡があり、田舎部を踏みつけてもあるので、ある程度の害はあるだろうと思ってはいた。が、こんなにひどいとは想像しなかった。

一反弱なので、午前中に引き上げまで終わるが、収量は、思っていたより非常に少なく、約半減という状態。

がっかりの刈初めだったが、っとにかく、始められてよかったというところだろう。

感想は機械に任せ、午後は、畔草刈り。刈払機で、法面際の草刈り。


準備

2017-08-27 18:43:08 | 農作業

8月27日(日) 

稲刈りの準備。作業場を片付け、収獲調整機器の点検、据え付け。

まずは乾燥機。周りにおいてある雑多なものを片付け、使えるようにして、試運転。穀入れの点検。もみを流すばねコンベアを据え付ける。もみ運搬のグレンタンクの準備など、ほぼ一日かかる。

さあ、明日から稲刈りだ。まずは、餅を刈る予定。天気は曇り。雨は、ほぼ降らないだろう予報に期待して。


相反

2017-08-26 18:31:46 | 農作業

8月26日(土)  いちじ 

予報は外れ、雨は降らなかった。今夜から明日にかけても、降ったとしても、弱い雨化、霧雨みたいなようだ。田んぼには、よかったが、畑では、雨を期待して、ニンジンの種をまいたが、外れだった。

午前中、出荷作業。午後は、手を付けていなかった田んぼの畔の草刈り。モアを走らせる。暗渠も入っていない、湿田の田んぼで、まだ水が溜まっていたり、柔らかで足が埋まるようなところもある。刈り取りの適期にはもう少し間があるので、今後ひどく降らなければ、何とかなりそうなのだが。この時期、田んぼと畑、相反する天気を求めるので、頭が痛い。が、とりあえずは、晴天が続き、刈り取り作業が、進むことを、まずは願う日々だ。

 


開発規制

2017-08-25 18:37:47 | 食、農への思い

8月25日(金) 

暑い。この夏、一番の暑さか。水を汲みだしている田んぼに様子を見に行ったり、精米したり、変換畑に回り、マルチフィルムをはがしたり。午後も、ゆっくり休んでから、田んぼののり面の草刈り。

メガソーラーの件で、市役所の環境課に、資料請求の電話をする。業者が提出しているだろう規模等の概要の説明書、現地の設計図面等をもらいたいと話す。現在は、業者のほうで、いろいろと変更等を検討しているから、正式の書類はないとのこと。こちらとしては、業者による地区説明会の前に、資料を見て、いろいろと勉強したいからとの要求に、いろいろ調べて、後ほど連絡するとのこと。

昼に電話があり、来週の後半ぐらいをめどに、地域の皆さんに説明する資料を作るから、しばらく待ってほしいとのこと。とりあえずは了解する。

現在は、ソーラー発電に関する、開発に関する法的規制は、一切ないとのことで、市行政にしても、議会にしても、できることを前提に、業者との話し合いをしているので、何とものんびりした、対応だ。このような開発に、法的規制がなければ、よほどの政治的信念がなければ、反対とか、規制をすることはできないのだろうが。信念をもって反対した市長が、業者に民事訴訟を起こされているのを見れば、怖くてしり込みするのはわかるが。


日記

2017-08-24 18:26:37 | 農作業

8月24日(木)  のち 

水がドぼドぼにたまっている田んぼの水くみ。小さいエンジンポンプを据えて、他の水を排水路に汲みだす。ポンプの具合が悪く、納戸か点検するが、最終的に、新しく購入してしまった。散財と、無駄の時間。田んぼの中の水を水手まで流すための溝切もやる。

夕方、草刈り。

午後、メガソーラーの件で、地区の市会議員のところに話に行く。


メガソーラー

2017-08-24 18:00:40 | 食、農への思い

8月23日(水) 

出荷作業は午前中で終わらす。

午後は、ゆっくり休み、3時前ごろに外に出る。芽キャベツを50本ほど移植してから、田んぼの草刈りに行く。刈払機で、法面の草刈り。大土手の全部は刈らずに、田んぼの際だけを刈る。稲刈り用の草刈りにとどめる。

夕方遅く、知人が来る。私たちの住む地区の北側の山林に、巨大なメガソーラー発電計画があり、具体的に動き出すとのことで、そのことで、相談に来る。昔、この地区の共有林だったところを、ゴルフ場開発ブームのころ、ある会社に売却してあった。ゴルフ場は、とん挫したが、その土地を、今のソーラー発電ブームに乗って、本州では最大という規模でパネルを敷設する計画だ。

何でも構わず、ブームに乗って一儲けという動きが、環境問題など全く考えず、動き出している。


作業日記

2017-08-22 18:40:21 | 農作業

8月22日(火)  いちじ 

予報程には晴れず、薄黒い雲が出てきたりで、雨を心配したが、降らずに済み一安心。

ほぼ一日田んぼの草刈り。午前中はモアを走らせ、夕方からは、刈払機で、法面の草を刈る。田面は、まだやわらかで、ところどころは水が溜まっているところもあり、かなりぬかるところもある。これからの天気次第だが、かなり苦労しそうだ。

合間に、育苗移植。芽キャベツを100本移植。