畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

晦日湯

2013-12-31 17:04:38 | 暮らし

12月31日(火)  

のんびり、ゆっくりの大晦日。いつもより、一時間ほど遅くの起床。食事の準備はしない。昨日までの余り物がたくさん、冷蔵庫の中に。キムチ鍋の残りで、うどんか、雑炊でも、と連れ合い。Kさんたちのシーツ類なども含め、二回の洗濯。我が家は二層式洗濯機を使っているので、お任せとはいかない。途中、犬の散歩(一匹だけで、あとは娘が起き次第)と、鶏の世話に、一時間ほど外に出る。9時前には、すべて完了。

ランチ付きの日帰り入浴にでも行こうかという話になる。隣の君津の山の中に、「大江戸温泉物語 君津の森」がある。連れ合いは、2度ほど行っているが、私はまだだ。食事はあまり良くなかったと云うが、同じ所で、済ませた方が楽だからと、そこに決める。ホームページでおおよその内容と料金を調べ、午前中の作業を終わらせて出かける。結構のお客が入って入るが、ぎゅうぎゅうというほどではない。ちょうど昼の時間だったこともあり、浴場はガラガラ、ゆっくり入浴。バイキング食堂も、時間がずれて、ゆっくりできた。帰りの運転は、連れ合いに任せ、娘とビールで軽く乾杯。三人とも、全料理制覇の意気込みで、何度もコースを回り、腹いっぱい。

食後、二人は再び温泉に。私は、マッサージ機に身をゆだね、その後は休憩室で、一時間ほど横になっている。

帰りは、もう日が沈む頃。後は、動物たちの世話を分担し、年越しの膳を囲むだけ。津南からの、手打ちそばも待っている。

一年間、面白みのないつぶやきにお付き合いくださり、ありがとうございました。

変わり映えは、しないと思いますが、ご無理なさらない範囲で、またお付き合いください。

 

 


餅つき

2013-12-30 18:15:47 | 暮らし

12月30日(月)  いちじ 

今朝も、冷え込む。水溜りの氷も日陰では、融けないうちに再び凍り、日中は、泥泥だらけの庭になり、行ききに汚く苦労する。

餅つきは、Kさんたちに任せて、私は、最後の金融機関回り。寺会計の締めもする。住職(無住の為、多寺の住職が兼務)に挨拶にも行き、午後は、寺の正月飾り付けと、役員の打ち合わせ会。あわただしく、昼飯をかきこみ、搗きたての餅を、からみ餅で、少し頂いて出かける。

今年は、ジュンペイ達夫婦が、明日には仕事ということで、これから、ジュンペイのリクエストの、キムチ鍋を囲んで、忘年会の梯子ののち、帰る予定だ。きっと、おとなしいKさんが犠牲となり、運転手となるのだろう。

さあ、今年も明日は大みそか、最後の一日となったが、静かな大晦日のようだ。


忘年会

2013-12-30 15:06:12 | 暮らし

12月29日(日)  いちじ 

昨日夕方の地面を濡らす位の雨は、今朝は凍り付き、水溜りは、厚く凍っている。水道管も凍り、10時ころまで、水は出ない。明日の餅搗きの米もみずがでるようになってから、洗う。餅を切って、何件かに、贈答用に送る為、荷づくり。などをしているうちに、昼。

二時ころには、Kさんたちが、少し遅れて到着。作業場を片付け、掃除をして、餅つきが出来るようにしてもらう。一方、勝手では、お節の準備にかかってもらう。そうこうするうちに、もう夕方。昨日帰ってきた、娘も含め、総勢7名で、手巻寿司での忘年会で、にぎわった。


日本酒

2013-12-28 18:20:56 | 暮らし

12月28日(土)  いちじ 

仕事納め。今年最後の出荷。一年間、なんとかやってこれたことに感謝して、箱詰めをする。

それにしても天気が悪い。昨夕の雨は、ときどき降っていたのだろう。気温の低下とともに、霙状になり、小粒の霰となったようだ。庭や田んぼが、うっすらと白化粧をした朝だった。散歩の犬も足を滑らす位に、アスファルトは氷のリンクだった。そして今、またそんな小粒の白いものがパラパラしている。風呂釜に薪をくべに行く頭に落ちてくる。

連れ合いが、入院して私一人での作業になった時、お酒を送ってもらった。一人で、頑張って働けと云うエールとおもい、頂いた。一人の時は、落ち着いて飲めないものだから、ビールや焼酎にしていた(少しは、お猪口を傾けたが)。退院となり、作業にも少し余裕が出来たので、日本酒に切り替えた。

伊那のお酒だ。長野県のお酒はあまり飲む機会はないが、今回頂いたお酒は、とてもうまかった。蔵元は「宮島酒店」。二本とも純米酒。純米酒は、どちらかというと甘口が多い感じで、少しぐらい、アル添していても、そちらの方を好んでいた。しかし、今回頂いたものは、どちらも、さらりとした、辛口。さらに、最近の辛口は、米をみがきすぎて、フルーティーを売りにした、香りの華やかなものが多い中、香りは穏やかで、好みにぴったりだった。

信濃錦 特別純米一瓢は、精米歩合61%

信濃錦 純米醸造酒極辛口は、精米歩合70%

両方ともよいけれど、どちらかを選べと言われれば、後者を好む。理由は、口に含んだ時、日本酒独特のドンという香り味が、口の中に広がるからだ。日本酒を好まない人は、これを臭さと云い嫌うようだが。

燗もしないし、冷酒にもしない。常温のひや酒を飲む。鼻から香りを入れないで、さらりとした辛口酒を、口の中で香りを楽しめるような日本酒を飲むとき、本当に、うまいと思う。

時には、味とコクの強い、少々甘口の「ふなくち菊水」のような日本酒も良いけれど。

本当に御馳走様でした。

 


悪天

2013-12-27 18:15:48 | 農作業

12月27日(金)  いちじ 

この暮れに来て、雨が多くて困る。明るくなっても、まだ雨は残っていたが、犬の散歩に出る頃は、ごく弱い霧雨。しかし、午後、また降り始める。花畑から、秀畑に回り、ハクサイの収穫中、パラパラしてくる。その後は、弱まることもあるが降り続き、雷も鳴った。

野菜は冷たく濡れて、ダイコンを洗うに、合羽を着てやることになった。

午前中は餅搗き。年内に送る分として、4臼搗く。機械は蒸す所からやれるが、時間の短縮のため、外釜で、蒸器を使いもち米を蒸す。薪も雨で濡れているので、風呂用荷作っておいた薪を使って、火を燃した。4臼めは、12時過ぎに終わり、午後は、雨にならないうちにと、早めに野菜の収穫に出かける。明日は、最後の出荷。今年ももうあとわずか。100時間もすれば、2014年だ。

また、雷が、大きく、鳴っている。


ミカン

2013-12-26 18:32:01 | 暮らし

12月26日(木)   いちじ 

天気が悪い。午後からの雨の予報なのに、7時ころから、ポツポツ、パラパラと雨粒が落ちてくる。濡れるほどではないから、畑に出ようと思えば出れるけれど、寒い日の雨は、そんな気持ちをへし折るほどの力がある。足腰に悪いから、とか理屈を付けて、出かけることをよしてしまう。連れ合いが、市販薬の試薬で測ったら、タンパクが出ている。心配だから、診察に行く、といったこともあり、家で、雑用。診察結果は、全く問題はないと云うことだった。しかし、こう云うことは、これからもあるだろうし、大事を取るにこしたことはないと、今までやっていた、外での動物たちの昼の世話も、引き受けることになった。それも、畑に行かない理由とこじつける。

明日、機械で餅を搗くこともあり、もち米を洗い、水に浸けておく。もち米の注文があり、30日の餅搗きに足りなくなるので、精米。その後は、ミカンの整理、選別、をして、贈答用の荷づくりをする。今年は、連れ合いの入院もあり、ミカンは、すべて、友人に頼んだが、使いものなどにできて良かった。出荷したものもあり、130kっぐらいの出来だった。

恒例の餅搗き、お節作りの準備もしなくてはと、夕方買い物に出る。また、雨がパラパラしていた。

 


トンカツ

2013-12-25 18:27:05 | 食事

12月25日(水)  

出荷作業で一日終わる。暖かくなってから、一度畑に向う。本来なら、菜っ葉類を収穫するのだが、今の畑は、収穫するものがない。菜花を少し収穫してくるだけだ。一時間もかからない。それでも、作業が終わるのは、3時近くになる。3時というとまだ日中だが、この時期、かなり日は傾くから、なんとなく夕方?、という気分になる。作業が長引いたと感じるが、時計を見て、なんだ、3時か、と納得する。

高級豚肉のセットを頂いた。ロース、霜降り、ヒレがセットになっている。連れ合いは、脂身が苦手で、ヒレ専門だ。私は、なんでもだが、脂身のないヒレは物足りない。脂身があるからこそ、肉の旨みは出るのにと思っている。そんな訳で、我が家は喧嘩にはならない。

昨日は、それぞれ簡単に焼いて食べたが、ヒレカツが食べたいと云う。それなら私は、ロースカツなのだが、どうもフライ作りは苦手だ。揚げものは良くやる。てんぷら、から揚げ、素揚げなどはちょこっとやるのだが、フライはどうもだ。小麦粉を付けて、とき卵に通して、パン粉を付ける。なんと面倒なことをと思う。そう思うがゆえに、その後の揚げる過程も、なんとなくうまく行かず、からっと揚がらなかったり、焦げ気味にしたり。だから、なおさら億劫で、やらなくなる。だから、なかなか上手くならない。

それと、天かすは、使えるが、パン粉かすは、?で、それも気に入らない。

今日は、肉がよいから、なんとかうまくできるように、さあ、挑戦だ。


風呂焚き

2013-12-24 18:30:52 | 暮らし

12月24日(火)   いちじ 

一日、収穫作業。ゴボウ掘り。ジャガイモ掘り。きつい作業で、重労働。しかし、不思議と、この作業は、腰や、足の痛みは付いてこない。歩いたり、立っていたりする時の方がきつい。姿勢のせいだろう。だから、かなり長い時間、作業できる。午前中と、午後も一時間以上、スコップを使っていた。ニンジン、大根、ハクサイなども収穫しておく。

朝、夕の動物たちとの付き合いも、だいぶ慣れてきた。寒さがきつい間は、連れ合いは、外に出ない方がよいので、当分は、犬の散歩(ゴンは友人のウォーキングに連れて行ってもらっているが)二匹と、朝のニワトリの世話は、やることになる。夕方の最後の集卵も、続ける。巣箱の中で寝る鶏が、何羽かいるので、その鶏たちを止まり木に移動する。巣箱の中で、一晩過ごすと、中に糞をするから、汚れてしまうからだ。そんな朝晩の日課が加わっての、毎日。春まで続くだろう。

冬至を過ぎて、夕方の日の暮が、いくらか遅まった。そんなちょっとした違いも感じながらの、最後の風呂焚きだ。


連休

2013-12-23 18:29:51 | 暮らし

12月23日(月)  いちじ 

曇りがちで、寒い一日。昨日に続いて、連休してしまう。

畑に出かけようかと思ったが、日は射さず、気温も低い。もち米を精米機にかけたりしているうちに、なんとなく出かけるタイミングを逃してしまった。それで、暮に向けての準備のようなことをやったり、暮の贈り物の支度をしたりしているうちに、お昼になる。昼前の、ちょっとした時間に、そうだ、風呂を沸かす薪を作っておかなければならない、と思ったのが、駄目押しとなる。午後も、チェンソーや斧を使っての薪作り。早い日の暮れが、とどめとなり、一日、家にいることになってしまう。

畑は、いろいろと仕事を溜めて、待っていると云うのに、こうだらだらしていてはいけないのに。明日は、出荷に向けての収穫なので、また先送りだ。


冬至

2013-12-22 18:16:35 | 暮らし

12月22日(日)  ときどき 

冬至の日曜日。今年も10日残すだけとなる。年末恒例の高校駅伝、競馬は有馬記念。忙しさゆえに、あまりのんびりと中継を見ることは少なかったが、今年は、今までのてんてこ舞いの忙しさに免じて、ゆっくりテレビ観戦を許してもらう。

一人暮らしの延長で、惣菜作りをしながら、テレビの前に座る。連れ合いは、大豆の選別や、タマゴの整理をしながらの観戦。午前中の女子駅伝を見るなんてことは、おそらく、何年かぶり。雨でも降らない限り見てはいないだろう。午後の男子駅伝は、昼食時と重なるので、米と染みてはいるが、開き直って、ゆっくり最後まで観るのは久しぶり。最後のデッドヒートは、面白かったし、初優勝は良いことだ。有馬記念は、このレースを最後に引退する馬が優勝。強く、人気のある馬の勝で、大本命なのだが、劇的ではある。

作業といえるのは、出荷用の米の精米位。それでも4回、120kg、白米にする。

そして、冬至のユズ湯と、カボチャの煮浸け。で、なんでカボチャなのだろうと、ひょいと調べたら、なぜかは知らないが、「ん」の着く食べ物を食べると云うことから、「なんきん」、「レンコン」などを食べたのだそうだ。そして、カボチャ(なんきん)を食べる風習が広がり、残っているのだそうだ。でも、それは、明治以降のことだとか。今のように、何何業界などがなくても、この日は、「何何」を食べよう、ということが、広まったのだろうか。まあ、何でもよい。美味しく食べることが出来るのなら。