畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

種芋切断

2009-02-27 18:26:57 | 農作業
2月27日(金) 

また、雨の一日。しかも、気温は上がらず、ふるえるような寒い一日。
明日、明後日と出かける予定なので、ジャガイモの植え付けは、月曜日しかない。火曜以降は、再び雨の予報だ。種イモの切断をしておく。
ジャガイモは、30~50g位のイモを植え付ける。大きい物は、2~5個に切って植えることになる。今の時期、イモはほとんど、萌芽し始めている。その芽を一、二個は残るように、包丁で切る。4,5個に切るような、大きい物は、どう切るか、配分するのが、大変だ。切ったイモは、もみ殻の灰の中に入れて、切り口に灰を付けておく。寒い土間で、の作業。時々、部屋に入り、体を温めながら、やる。
畑は、この間の雨で、水分が一杯だろうから、月曜日には、トラクターで耕すところから、始めなくてはならない。どこまでできるだろうか。
前からの、約束なので、出かけるが、こうなると、なんともウラメシイ空模様だ。

引越

2009-02-26 19:35:17 | 暮らし
2月26日(木) 

久しぶりに、雨は降らないが、どんよりの曇り空。降りそうな曇り。
稲の苗作り用のハウスの片づけ、草取り。初冬まで、パプリカを作っていた。夜盗虫やアブラムシが多かったので、葉物を少しだけ、蒔いただけで、空けておいた。苗代にするため、手を付ける。
すると、テントウ虫が、かなり動き回っている。葉物についたアブラムシを餌に、活動していたようだ。このまま、苗代にしたら、テントウ虫がもったいない。テントウ虫は、アブラムシの天敵だ。稲の苗には、アブラムシは付かない。野菜の苗は、アブラムシに付かれると、大変だ。野菜の苗作りは、始めている。まだ、発芽はしていないが、種は播いてある。
そこで、テントウ虫の引越だ。草を取ったり、残渣を片づけながら、テントウ虫を、ビンに入れていく。ちょっとかわいそうだが、草に止まってい場合は、降り落とし、地面を歩いている時は、つまんで、ビンに入れる。ある程度捕まえたら、ひっこしだ。野菜育苗ハウスへ。ビンのふたを開けて、置いておく。



狭いビンから、ぞろぞろ出て来て



あちこちに、散っていく



元気でいて、野菜の苗をしっかり守ってよ!

端境期へ

2009-02-25 20:02:57 | 我が家の畑
2月25日(水)  ときどき 

朝は、真っ白。雪でも、霜でもない。地面ではなく、空気が、霧で真っ白だ。ちょっと先でも、ほとんど見えないほどだ。そんな霧が、薄れて来るとともに、10時頃から、降り始めてくる。小雨ながら、午後遅くまで、断続的に続き、雨が上がるのは、そろそろ暮れてくる頃。そんな訳で、雨の休みも、三日目になる。今週は、畑仕事は、諦めざるを得ないようだ。予定していた、ジャガイモの植え付けが、来週にずれ込むようだ。
そんな訳で、出荷の手伝い。冬野菜もそろそろおしまいだ。大根も花芽が出かかっている。キャベツや白菜も、終わり。カリフラワーは病気で、とうに全滅している。ブロッコリーの脇芽も、だんだん小さいものになってくる。開くのも早くなり、終わりに近づく。菜花はもう花盛り。摘んで食べるのではなく、「団子より花」の状態。これからしばらくは、大変になる。
空いた時間は、再び、会計。販売集計と、減価償却費については、ほぼ集計し終わる。これから、領収書の基調に入らなくては。

培土

2009-02-24 21:25:48 | 農作業
2月24日(火)  ときどき 

昨日から崩れた天気は、しばらく続く予報。今日も寒い。小雨や、霧雨が時々降る一日。
野菜や、稲の、育苗用の培土を調べる。一般の化学肥料入りの培土は、安く、種苗店やホームセンターでも手に入る。しかし、有機栽培用の培土は、そうはいかない。金額も高いが、入手自体が難しい。作っているメーカーはあるが、種苗店なども、扱っていないから、取り寄せてもらうと、運搬費を負担しなくてはならないことがある。その費用が、一袋当たり、200~400円にもなる。慣行の物の、2~4倍にもなってしまう計算だ。
野菜に関しては、鉢上げ移植する培土は、赤土を使って、自家配合で作る。しかし、自分で作ったものは、撥水性があり、水をはじいて、なかなか吸水してくれないことが多い。だから、種まき用の培土は、量も少なくて済むものだから、最近は、購入している。以前は、一般の物を使ったこともあるが、ここのところ、有機栽培用を入手している。在庫が少なくなったので、注文する。そこで、前述の、運賃の上乗せの話になる。が、幸い、3月3日に、他店向けの、便があり、同送することで、運賃なしで、発送してもらえることになる。
しかし、水稲用は、そうはいかない。野菜用以上に、特殊なもの。しかも、量も多く必要だ。昨年までは、育苗だけは、慣行栽培用の培土を使っていたが、今年からは、有機栽培用を使いたい。ネットで、あちこち探してみるが、やはり、難しい。取扱店は、銚子市の近くにしかない。そこまで、買い出しに行くかどうしようか、思案中。
きょうも、ほとんど一日、家の中で、会計。

会計

2009-02-23 19:55:01 | 暮らし
2月23日(月)  のち 

本降の雨の朝。風もかなり強く吹く。横殴りとまではいかないが、傘を差しても、濡れてしまうほど。その上、気温も、上がるどころか、どんどん下がってくる。ハウス内では、作業もできるが、外に出る気持ちにならない。ほとんど一日、家の中にいる。
確定申告の期間でもあるし、準備に充てる。納品書の整理はできているが、まだ色々とある。一年分の領収書の整理。レシートの整理は大変。メモするように、心掛けてはいるが、忘れてしまっているものもある。何を購入したか、不明のものもある。日記を見て、その日、何をしていたか、で、思い出したり。整理して、項目別に分けるだけで、半日かかってしまう。
振替の通知書の記帳も、200件以上あるから、時間がかかる。キーボードを見ないで、打てれば良いのだが、それができない。腕や指もつかれるが、目と首も、疲れてしまう。
気晴らしに、外に出て、精米や、犬の散歩。雨の朝より、よほど寒い夕方だった。

草刈

2009-02-22 20:01:50 | 農作業
2月21日(日)  のち 

一日、草刈り。
3時ころまでは、刈払機で、田んぼの土手など、傾斜している場所の草刈り。土手が大きく、所によっては6~7回も、行ったり来たりで、刈らなければならない。平らな所は、自走式草刈機で、往復で済む所もある。刈払機で、往復すればほとんど終わってしまう。傾斜地の農地は、千枚田と云って、景観の良さから、保存対象とされる所も、多い。しかし、労力が、倍以上かかる。耕作放棄されるところが、増えるのも、うなずける。
夕方は、自走式草刈機(モア)に変え、他の、二か所の田んぼの畔、平地の草刈り。久しぶりに、一日通して、疲れる。

浸種

2009-02-21 20:16:57 | 米作り
2月21日(土)  いちじ 

種籾の浸種。消毒液から出し、水に浸けておく。種籾に、充分な水分を吸収させる。このことにより、種籾は、発芽の準備ができる。一般的に、積算100度というが、10度の水温なら10日浸けておくということ。温度が低ければ、長く浸ける。毎日か、少なくとも、二日置きには水を替える。
畔の草刈り。出荷の菜花、コウサイタイの整理、包装。

歯科。穴の空いている歯に、金属を詰める。やっとまともな歯ができた。

モバイル

2009-02-20 20:54:18 | 暮らし
2月20日(金)  のち 

かなりの雨量だった。とても、外仕事ができないと、作業場の片づけ、精米などの出荷の準備。午後になると、雨は上がるが、稲の育苗用の、ハウスの草取りなどで、お茶を濁す。
インターネットの環境が、変わった。地方の農村地域。故に、ADSLは、局からの距離でだめ。光は当分、回線工事の予定なし。ISDNで、のんびりやっていた。が、せっかちな性分で、いつもイライラ、精神的に、良くない環境だった。
そんな時、高速モバイルのキャンペーンの、勧誘電話が入った。ノートパソコンは持つつもりはないと、断ったが、ISDNよりはかなり速くなるとのこと。金額的には少々高くなるが、満足してもらえる、とうまいことをいう。実際試してみて、キャンセルしてもよいとのことだったので、申し込む。一月後半ころだった。
二月早々に、カードが届く。早速に、セットアップして、通信。確かに早くなる。動画などは、完全ではないが、ホームページを開いてみたりする分には、かなりの違いを実感する。
約、半月以上使ってみて、切り替えることにした。電波だけに頼るのは、少々、不安もあるが、双方契約しておく余裕はない。三月からは、固定のモバイル通信になる。
詳しい方、どんなものでしょう。教えてください。

ごめんなさい

2009-02-19 20:02:34 | 農作業
2月19日(木)  のち 

間違いでした。ごめんなさい。
キョンではなかったのです。ハクビシンだったのです。
ゴンにやられた奴は、朝になると、コンテナの中で、冷たく、硬直していた。明るい中で見ると、体中、ほとんど毛がなく、灰色の皮膚。尻尾もそんな状態。ネズミのしっぽの様な肌だ。すっかり、キョンだと思っていた私たち。その処理をどうしたものかと、9時になるのを待って、市役所の農産課へ電話。猟友会の人を、よこすとのこと。
ほどなく、来てくれた猟師さん。「キョンじゃないよ」「なんですか」「ハクビシンだよ」
白癬という病気に罹っているハクビシン。かなり重症のやつだそうだ。犬、猫にもうつることがあるから、気をつけた方が良いと教えてもらう。
そんな訳で、大騒ぎの一件、タヌキならぬ、ハクビシンに、何日もの間、だまされていた、私たちでした。
それにしても、あの、キョンの写真が、一番似ていたなあ。

健康なハクビシン


もう一枚、それにしても、あまりの違い


今日の作業
種籾の塩水選。水が冷たく、手がゆうことを聞かないほどになる。が、良い種籾を選ぶ大切な作業。慎重に行う。その後、種籾の消毒。微生物農薬の液に漬け込む。
畔の草刈りを少々。

種籾

2009-02-18 20:39:45 | 米作り
2月18日(水)  ときどき 

米作りの最初の一歩を、踏み出す。貯蔵してある籾の、芒をとる。それだけの専門の、脱芒機がある。羽根を回転させ、芒を取る機械だ。芒は籾についている毛の様なもので、機械で蒔くのに邪魔になる。
出荷で、菜花や、コウサイタイを整理しながらの仕事。明日は、塩水選、種籾の消毒の予定。準備をしておく。
夕方、二時間ばかり、畔の草刈り。
と、連れ合いに呼ばれる。「ゴンが、猫をやっちゃった。来てよ」 「えっ、猫がやられるわけないけどな」と。ゴンの所に行くと、猫の餌場の近くで、ゴンが猫の様なものをに、咬みつき、抑え込んでいる。よく見ると、顔は小さく、肌は気持ち悪く、あれている。キョンだ。この間、家の周りに、うろうろしている、キョン。皮膚病に罹っている。猫の餌を狙ってきたところ、ゴンに、御用となった次第。暗いから、とりあえず、ゴンから引き離し、コンテナを被せておく。弱ってはいるが、まだ生きていた。ゴンは、怒って、横取りするな。
明日、明るくなってから。
ハプニングがあり、中途半端になっちゃった。