畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

年金年齢

2013-04-30 18:13:26 | 暮らし

4月30日(火)   いちじ  いちじ 

午前中、秀畑。モアと刈払機での草刈。周りの畔、草が伸び放題だったが、これでいくらかすっきり。

昼休みをしていると、パラパラしてくる。あてにならないような予報だったが、ある程度は降りそうな気配。あちこちの田んぼで、土が出始めていたので、良い雨になってくれそうで、もっと降ってと祈りながら、ゆっくりの昼休み。雨休みも兼ねて、地区の回覧依頼が来ていたので、各班長さんへお願いして回る。

完全な、年金年齢になる。4月30日は、春の農繁期の真っただ中で、のんびりと、誕生日という気分になることはなかったが、これからは、あと何回迎えられるか分からない、貴重な日として、忙中閑として、美味しく酒でも嗜むことにしようか。

「あんたの誕生日は、田んぼの真っ最中で、気が付きもしない」と言っていた連れ合い。「あんたには、お刺身を買ってきた。私は、揚げものでいいから。」

そんな訳で、少し早いけど、風呂に入って、、、、、、、。


2013-04-29 19:33:04 | 農作業

4月29日(月) 

連れ合いはことの会で、上京。バス停まで送り、花畑から、ミニショベルを引き上げてくる。

あまった苗の件、友人が、ネットで呼びかけたら、何人もが、手を上げたと云って、夕方、苗を引き取り軍団が来る。あっという間に、100枚近くの苗は、軽トラックに積まれ、あちこちに散って行った。むだにならずによかった。

そんなこともあり、早苗饗の翌日は、少しのんびりとハウスの片づけなどをして過ごした。

さあ! これからは畑だ。夏野菜の植付準備も急がなければ。


早苗饗

2013-04-28 18:49:20 | 米作り

4月28日(日)  

文句なしの快晴。午前中も早い時間に、最後の田んぼを植え終わる。深い田んぼで、無事に終わるようにと、祈りながらの作業だったが、何事もなく、順調に作業出来た。昼前に、田植機も引き上げてくる。午後は、機械の洗浄も終わり、育苗ハウスの片付けも、ある程度できた。今年は、苗の出来も悪くはなかったし、新しい機械で、株間もより広く植えたこともあるが、苗が予定した数の七割以下で済んでしまった。100枚もの苗箱がそのまま余ってしまう。もったいないので、何人かの人に、苗がいらないか問い合わせた。

米作りの滑り出しは、非常に順調だった。種蒔以後、晴天、高温の日が続き、発芽も早く、初期生育は良すぎる位。4月になって、低温傾向もあったが、それほどの影響も受けなかった。ほどよい雨にも恵まれ、田んぼの準備も苦労しなかった。植え初めも、低温だったから、数日遅らせたが、初日こそ、小雨だったが、その夜の雨で、水を湛えてもらえた。二日目からは、暖かい晴天が続き、快適に作業出来た。終わりまで、中断されることもなく、一気に作業出来た。

こんなに順調に来たことは、今までになかったことだ。昼食時に、そんな話をした。

夕方、タマゴの配達から帰った、連れ合い。

お刺身とお酒を買ってきた。田植えが順調すぎたと、言っていたから、早苗饗をして、神様に感謝しておかなければ。

 


終盤

2013-04-27 19:21:32 | 農作業

4月27日(土)  

田植も終盤を迎える。大きな田んぼは午前中に植え終わる。次の地区に田植機を搬送してから、少し遅めの昼食。最後に植えるのは、暗渠排水もなく、基盤整備もやっていない地区。ちょっと離れた、二か所に田んぼがある。最最後に植えるのは、深くて、何度も、田植機を沈没させ、引っ張り上げた田んぼ。そんな事故になっても、他に影響がないように最後にしている。その田んぼを三分の一ほど植えて、今日は仕舞とする。50a強植えたことになる。まだ明るい6時ころだったが、植え終えた後、水を少しずつ入れたままにしてある田んぼを回り、家に帰ったのは、もう暗い7時過ぎとなる。


消防法

2013-04-26 19:51:11 | 農作業

4月26日(金)   ときどき 

引き続き、田植を続ける。細かい田んぼの多い地区の田植。形もよくないので、どの様に植えるか考えたり、同じ個所を何回も走ったり、一度植えた所の上から再度植えると云うように、捨て苗が多かったり、無駄ばかりだ。田植機を移動してから、苗を積んだ軽トラの所まで歩いたり、作業以外の時間もとられる。が、とにかく終わり、次の地区に、機械を移動する。ここは、一番、能率の良い作業が出来る所。まず、一枚だけ、かなり離れてあり、形も悪い田んぼを済ませ、次に移動。こちらは、きちんとした長方形。直線で、80mある。まっすぐ走るから、能率は良い。倍ぐらいの面積でも、ほぼ同じぐらいの時間で、植え終わる。

6時過ぎには、終える。60a強。明日予定の、35aほどの田んぼに、機械を移動しておく。

所で、機械類に使うガソリンだが、20Lのオイル缶を利用して、購入していたが、それでは売れないと云う。赤いガソリン専用缶にしてくれと言われた。とりあえず、その時は、スタンドの専用缶に給油し、別の場所で、オイル缶に入れ直すやり方で、売ってはもらったが、面倒なことこの上ない。農業機械は、混合油も含め、ガソリンなくしては動かせないものがほとんどだ。危険性を少なくし、安全を目指すのは良いが、消防法で、規制が強まると、不自由になってしまう。明日も、田植機を動かすとなると、給油しなくてはならない。真っ暗になったが、ホームセンターに走り、20Lと、10Lの間を購入してくる。


日焼け

2013-04-25 19:44:28 | 農作業

4月25日(木) 

田植を続ける。家の近くの田んぼは終わる。4枚植えた。機械をトラックに、西に向う。2枚植える。もう夕方になる。明日植える場所に田植機を運ぶと、もう6時を過ぎてしまった。本日は、50a強植えたことになる。移動の時間の方が多い位、実際に田んぼの中を走る時間は、それほどでもないのに。

今日の晴天は、暖かく、かつ、よく晴れたので、紫外線が強かったのだろう。家に入って気がつくと、腕が真っ赤に日焼けしていた。腕まくりで、田植機を運転していたので、日にあたった所が、真っ赤になった。少しひりひりしてくるほどで、陽の光の強さは、相当のものだ。


試運転

2013-04-24 18:27:39 | 農作業

4月24日(水)   のち 

田植を始めようと思っていたので、母のショートステイを早めて、今日からにしてもらった。都合よく、8時半頃には、迎えが来て、予定より1時間も早く、送りだせた。

出荷作業も、早めに始められ、昼だいぶ前に、箱詰めまで終わる。うまく時間が出来たので、農協、郵便局を回り、事務的なことも終わる。

午後の予報を確認すると、なんとか、天気は持ちそうだ。降ったとしても、合羽を着るほどにはならないようだ。昼食を済ませてから、先ず、田植機を運ぶ。家の周りから始めるので、機械を走らせても行けるが、それだと、5分ほど歩いて、帰ってこなくてはならないし、機械の積み下ろしも回数やるほどよいので、トラックで運ぶ。軽トラに、苗コンテナをセットし、ハウスから苗を出して積み込む。ときどき、パラパラするが、気にならないほどの雨。

圃場に到着し、苗を田植機にセットする。5条植えで、10箱の苗をセットできる。まずは、餅苗。坂道を降り田んぼに入る。機械は安定している。やはり、古い中古の機械とは違う。操作手順が、以前のものと違うから、初めのうちは少々戸惑う。しばらく植えてゆくうちに慣れて、順調に進む。作業時間は、だいぶ短く済みそうだ。ときどき、雨足が強まってき始めたが、そんな時は、車に避難しながら、コシヒカリの田んぼに移る。4時過ぎころまでかかり、3枚の田んぼ、25aを、終わらす。雨足も強まってきたので、試運転は、ここまでとする。

この3枚の田んぼは、ポンプを動かしてもらわないと、水を入れられない田んぼ。植付のため、ひたひたぐらいにしてあったので、これからの雨で、湛水にできそうで、思い通りで、気分良く、試運転を終えられた。


準備

2013-04-23 19:26:05 | 農作業

4月23日(火)  ときどき 

田植の準備。育苗ハウスの、育苗用の資材を片付ける。苗の運搬をやりやすいようにしておく。苗コンテナなども、物置から出し、苗を運ぶ一輪車も、運搬用の枠を取り付ける。そんなこまごました準備をする。その上で、田植機をトラックに積み下ろしをする練習。何回か繰り返し、感じをつかんでおく。昨年までの、6条植えでかつ、かなりの古い機械は、歩み板の端ぎりぎりで、その上、ちょっとのハンドル操作で、車輪がふらふらで、落ちそうで怖かった。それで、5条うえの機械にした。車輪の幅が20㎝ほど狭いので、歩み板の真ん中を走れるし、車輪もまっすぐ進み、恐怖感はほとんど感じない。乗り降りは、危険だから、慎重にやらなければならないが、かなり、余裕を持ってできそうだ。

午後は、昨日回らなかった田んぼを回り、水手を調整してくる。

明日は、午前中、出荷を手伝うことになるので、午後から、試運転がてら、植え始めようと思っていたが、雨の予報。天気次第になりそうだ。


順番待

2013-04-22 19:24:42 | 介護日記

4月22日(月)   いちじ 

午前中は、田んぼへ。代かきが終わり、田植を待つのだが、植えるときの水の量が難しい。多すぎても植えにくいし、少なすぎても都合が悪い。田面から、2㎝ほど水がある状態が理想である。しかし、田面は平らではない。低い所と高いところでは、かなりの差がある。だから、ある程度田面の土が現れてもよしとせざるを得ない。それをどの程度にするか、水手の高さの調整をして、植えやすい状態にする。水の自由になる所は水を捨て過ぎてもすぐ入れることができる。そうでない所は、ポンプを使うか、雨を待たざるを得ない。田植え後の、除草剤の散布は、湛水状態でないと効果がない。どこで妥協するかだ。

そんなための、水手の調整に、田んぼを回る。

午後は、母の件で半日使う。先日、申し込んでおいた、特養から、待機の順番が近づいてきたとの電話があった。そこで、ホームになれる意味からも、それまでの間、ショートステイを組んでみてはどうかという話だった。すぐに飛びつく。現在のステイは、他の特養と、電話をしてきた特養の同系列の、ショート専門施設の二か所だが、他の特養のステイを切り替えることにした。その契約のため、相談員が来訪。その後は、診察を組んでおいた。病院に行き、薬を処方してもらう。

新たなショートステイの契約時に、利用者の診断書が欲しい、ということで、診察時に、検査もお願いする。血液検査、胸部レントゲン、心電図。95歳の高齢者に、必要なのだろうか。

特養の入所は、いつごろ?と聞いたら、

年内ぐらいには、入れるんじゃないですか。

まだまだ、先の話だった。


冷雨

2013-04-21 18:53:37 | 農作業

4月21日(日)  のち 

昨日からの雨は、夕方近くまで続く。それほど強く降ることはなかったが、弱い雨がだらだら続いた。それにしても寒い。吐く息が白くなるほどで、真冬である。昨日は、穀雨だったが、こんな雨は、穀雨ならぬ、冷雨。キャビンのトラクターだから、作業出来たが、合羽を着てなどとてもできそうもない寒さだった。代かき作業を続け、すべて完了。早めの5時前に上がったので、ハローを洗浄する。

こんな天気に、田植をしている人が、何人かいた。田植機の運転席は、露天。合羽を着ていても、雨は袖口などからしみ込んでくる。この冷雨では、手もかじかむだろう。苗も、この寒さの日に、ぬくぬくしたハウスから、田んぼの冷水の中に移植され、震え上がっているだろう。なんとも、恨めしい、日曜日の冷雨だった。

明日、明後日も、寒さは続きそうだ。最低気温は、一ケタで推移しそうだし、最高気温も20℃に届かない予報。田植は、しばらく様子を見よう。