畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

忘年会

2012-12-31 07:20:39 | 暮らし

12月30日(日)   のち 

5時過ぎ、布団を出て、外に出る。今やっと上がったかのような、湿った空気だ。水溜りもできてはいるが、大降りではなかったようだ。ほぼ一日降るような予報だが、雨雲の動きを見る限り、午前中は降ってもたいしたことはないようだ。午後には、雨雲の本体がかかってきそうだが、なんとかなりそうと判断する。

釜戸に薪をくべ、火を付ける。全体に、今まで降っていた雨で濡れているので、火の付きが悪い。紙をボンボン放り込みようやく、薪が勢いよく燃え始めたのは、6時ころ。お湯が沸くのに、一時間ほど掛かる。7時前、Kさんが出てきたので、バトンタッチ。もち米を蒸篭に入れて、蒸始めるように頼む。30分ほど経つと、皆も起きてくるので、餅搗きを優先、朝飯は、めいめいでと指示。

8時過ぎには、最初の一臼目の餅つきが始まる。今日は、六臼。昼ころには終るだろうから、本降りになる前に、滑り込みできそうだ。餅つきは任せて、中に入り、煮しめの準備など。

パラパラし始めてきた昼ころには、最後の餅も付き上がる。この搗きたての餅をちぎり、絡み餅で昼食。午後は、みんなで、手分けして、お節料理作り。雨も本降りになってくる。年末の支払いや、お寺の飾り付けなどの雑用も済ませて帰る頃には、風も出てきて、嵐のような雨となる。夕食は、鍋。キムチ鍋がよいとのリクエストがあり、野菜や海鮮を用意して、六時には座に着き、忘年会。

八時を回り、嵐も治まりつつある中、Kさん一行は、料理を詰めて、帰り支度を始める。その頃には、すっかり出来上がっていた。

一言。朝になったのは、そのせいではなく、嵐のせいで、通信事情が悪かったから。

さあ、最後の一日の始まりだ。


明日は

2012-12-29 18:07:27 | 暮らし

12月29日(土) 

雨は、早朝には上がるが、晴れてはくれない。作業場を片付けて、掃除、臼の準備。こんなことに一日さくことになる。まずは、コンテナがあちこちにおいてあるのの片付だが、これが一苦労。中に、野菜の残渣、撥ね野菜、腐り野菜が入ったままに積んである。これらの整理に時間を取られる。軽トラックに積んで、空き地の捨て場に運ぶ。実に十幾つものコンテナを積み込むことになる。空コンテナを奥に積み込み、ようやく掃除が出来る状態。

作業用掃除機をかけるが、土間は土や野菜屑がちらかっている。土を吸い込む掃除機はすぐにフィルターが詰まり、その掃除をしながらとなる。時間をかけても、本当にきれいにならないが、しょうがない。

杵と臼を出して、水洗い。臼には水を張るが、大きなひび割れは、大半の水を漏らす。その水が土間に広がり、おかげで、土埃を流してくれる。こぼれ水での、水洗いだ。

雨さえ降らなければ、釜戸で蒸器を使うから、薪の準備をして、目が覚めたらすぐに、火を焚きつけることが出来るまで準備万端。

一息つく頃には、さむ空のうす暗さは、いっそう深まる。

明日の天気はどうだろう。ジュンペイは、晴れ男だが、果たして明日は。


曇り

2012-12-28 18:04:41 | 農作業

12月28日(金)  のち 

期待したのが間違いだった。朝、ほんのちょっとだけ顔を出した太陽は、すぐに雲にかくれてしまった。その上、冷え込んだ空気は、真っ白に霜を下ろした。大豆や、機械を覆っているシートの表面も、真っ白。霜は水分。大豆も昨日ののように、からっとはしていない。その上、午後も3時過ぎにはパラパラしてくる可能性がある。とにかく、雨の前に終わらすことだ。シートを外すが、しばらく、空気に当てておけば、いくらかは良い状態で脱穀できるだろうと、残る大豆の山をシートに分けて広げる。10時過ぎころから、始める。脱穀自体は、短時間で終わる。機械の簡単な清掃と、シートを片付け終わると、ちょうど、昼のチャイム。片づいてよかった。

午後は、餅切りをして、賃餅の出荷。贈答用の荷物も作る。

4時を回る頃から、小雨がパラパラしてくる。農作業では、どうしても片付けたかった作業は、すべて終わった。まあ、畔の草刈等々、やるべきこと、やろうと思ったことを、先送りにしてしまったが、とりあえずは、年越しをできるだろう。明日には、Kさんたち一家がやってくる。お節作りと、30日には、ジュンペイの餅つきだ。


掃除

2012-12-27 17:56:03 | 暮らし

12月27日(木)  

今日は、一日ほぼ晴れ。しかし、気温は低い。日向にいても寒い位だった。ちなみに、最高気温は、8℃にならなかった。

午前中は、外仕事をする気にもならず、というか、出荷が終わったと云う解放感からか、家の中で、ごちゃごちゃ。それぞれに、片づけや掃除をする。

私たちがここに引っ越してから、ほぼ30年。大掃除などしたことがない。暮には、友人たち数家族が来て、餅搗きや、お節料理作りをしていた。それは今でも続いているが、規模がちがっっていた。子供たちも多く、10人を超える大家族となっていた。だから、出荷作業などの仕事が終わると、イベントとしての、餅搗きや、お節料理作りの準備。そして、大家族の朝、昼、晩の食事作りに追われ、掃除などは手がつかなかった。そして、新年。みんなが帰った後は、気が抜けたように、ダラーとして、5日ごろには、初荷。そして、日常作業の再開。

そんな訳で、ほとんど手つかずのまま、20年以上という箇所もある。ちょっと深みにはまった片づけに踏み込むと、すべて引っ張り出してのお掃除となってしまう。棚の奥の缶。これなんだろうと開けてみると、何時のものとも知れぬ、中国土産のウーロン茶、漬け物用のミョウバンの小袋が、5~6袋。等々。狭い空間の片付けでも、ゴミの山。分別して、土に返せるものと、本当のごみに分けると、半日など、あっという間に過ぎてしまう。

午後は、今日の陽射しで、カラカラに乾いてくれた大豆の脱穀に手を付ける。黒豆、茶豆、枝豆用種大豆、をそれぞれ脱穀。これらはほとんど種取り用。大豆のも手をつけ、三分の一ほど終わらす。残りは、明日。午前中の太陽を期待し、広げ乾かして、終わらす予定。


出荷仕舞

2012-12-27 16:48:35 | 農作業

12月26日(水)  ときどき 

今年最後の野菜便。

天候が、厳しくなるなか、今年もどうにか、一年間、野菜を送り続けられた。夏の猛暑と雨不足で、どうなるかと心配したが、なんとか細々と、種類と量を収穫できてよかった。来年はどうなるのだろう。この冬は、強い寒波が、周期的に訪れ、12月というのに、真冬の寒さがときどき押し寄せ、暑い氷が融けないまま日暮れになることもある。年が明けての気候はどうなるのか、春の田んぼの頃は、雨が適当に降ってくれるのか。梅雨は、真夏は、そして収穫の秋は。私たちは、変わりなく、土を耕し、種をまき続けて行くしかない。

出荷の後は、餅搗きの準備。夕方からは餅搗き。機械で搗くが、蒸すのは外に釜戸も用意して、薪で湯を沸かす。四臼つくが、途中、歯医者に行ったりもあり、7時ころにようやく終わる。気持ちが疲れ、すぐに、一杯やってしまった。


準備

2012-12-25 18:54:50 | 暮らし

12月25日(火)  

晴天、太陽の陽射しもたっぷり。この調子が続いてほしい。暮に向けての、いろいろの準備で、一日終わる。

母の迎えは、9時過ぎころ。これから、年をまたいでのショートステイ。帰りは、七草の日となる。ショート先でも、お節や、雑煮はあるのだろうか。食べ終われば、一時間もたたないうちに、何を食べたかなど思い出せもしない。しかし、あの年で、何もしないでいるのに、よく食べるし、食べている時が一番幸せそうだ。暮も正月も、認知していないと思うが、出かけることが好きだったからか、ショートステイにも、いそいそと出かけてくれるから、それだけは助かる。行くのを嫌がり、家から出たがらないお婆さんの話をよく聞く。とにかく、これで、母から解放されて、ゆっくりと穏やかな気分で、新年を迎えられる。介護保険に感謝だ。

洗濯と、部屋の掃除などが終わると、もう11時だった。暮には、友人も泊るし、娘も帰るとの連絡があった。部屋を使うことになるので、大掃除をしておく。よく晴れたので、風は強いが、部屋も明け放って、空気の入れ替えもする。

賃餅や、贈答用に、明日餅搗きすることにして、もち米を洗い、水に浸す。

大豆の脱穀の準備。一番奥に入っていた、脱穀機を出すために、機械の移動。試運転もしておく。


日記

2012-12-24 18:18:33 | 農作業

12月24日(月)   ときどき  

すっきりと晴れてくれない。大豆の干し場は、建物の関係上、午後は早くに日陰になってしまう。朝から、からりと晴れてくれれば、午前中に日差しを浴びて、乾いてくれる。数日続けば、干し場を広げ、仕上げの乾燥をして、午後には、脱穀できるのだが。昨日は、ほとんど曇り空だったし、今日も曇りがち。しかも、頼りの午前中は、日差しはちょっとだけだった。今週末は、再びマークが出ている。その前に脱穀してしまいたいのだが。

今日、一仕事片づけた。休耕地の草刈を終わらした。残るは、、、、、、、、。お日様頼みだ。


大掃除

2012-12-23 17:51:04 | 暮らし

12月23日(日)   いちじ 

大掃除と云っても、我が家のことではない。お寺のことだ。無住だから、年末くらいは、と、ほぼ一日、お寺の用事でつぶす。朝から、役員で、暮のお掃除、庭の草刈など。思ったより早く終わったが、それでも11時を回る。

高校駅伝の中継中だったので、それを見ながら、寺の総会の案内の郵送準備。その後は、地元の檀家に、案内を配り、ポストに投函して帰ると、もう夕方の気配。干してある大豆に、シートを掛けたりすると、もう一日の終わりだ。

冬の一日は、あっという間、速い。


年の瀬

2012-12-22 18:02:46 | 暮らし

12月22日(土)   のち 

朝のうちは弱い降りだったが、しだいに強くなり、かなりの雨量だ。シートの下の大豆が心配だが、どうにもならない。午後はしだいに止んでくるが、ドンヨリの曇り空で、寒さは続く。

出荷作業で、作業場にいるが、屋根はトタンぶき、その上、屋根から流れ落ちる水流も、まともに受けるものだから、大雨の時は、大騒音だ。ラジオも、ボリュームを上げないと聞きづらいほどになる。もっぱら、クリスマスの話題が流れてくる。もう、残す所、10日を切った。年内出荷も、あと一回になる。特別に何かあるわけではない。一日、一日には違いはないのだが、やはり、年の瀬は、年の瀬で、一つの区切りとして、それなりに迎えたい。


冬至

2012-12-21 18:01:10 | 暮らし

12月21日(金)  のち 

なんとなく、日の暮れるのが、遅くなったかなと、感じないでもない。冬至と聞くと、そんな感じがする。最も日暮れの早い日よりは、1分位は、日没は遅くなっているはずだ。そんな1分など分からないはずなのだが。日の出は、まだ少しづつ遅くなっていく。

そんな冬至の日。明日は雨になる予報で、午後からは曇り空に代わり、夕方は厚い雲に覆われる。ユズを浴槽に放り込み、ゆず湯を沸かしている。物置の隅に転がっている中から、よさそうなカボチャを選んできた。かたい皮に包丁を立て、切りそろえ、鍋に入れて、ガスコンロに掛けた。

水が冷たくなって、湯の沸くのに時間がかかるようになった。浴槽のお湯を掻きまわすと、下の方から、冷たい水が上がってくる。ユズの香りもするが、まだ沸いていなかった。風呂が沸く頃には、カボチャの煮しめもできるだろう。

大豆の収穫を終える。明日は雨の予報なので、大きなシートで、すっぽり覆い、しっかりと縛り雨が入らないよう対策は立てた。しかし、コンクリートの床を流れると、シートを通して、濡れるだろうから、大雨にならないことを願うが。