畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

ドン底へ

2020-01-28 10:08:49 | 膵臓癌

25にちのゆうしょくは、どうにか8割ほど食べる。早めに横になる。時々咳発作に襲われ苦しい。ふっきんのいたみもます。どうにか寝ついたようだが、脇腹あたりの違和感に目覚める。11時を回った頃。ドレーンを抜いた穴から漏れた覆水が、漏れ出てガーゼ越しに衣類を濡らしている。よごれたいるいをきがえ、止むを得ずナースコール。ガーゼ交換などの措置をしてもらう。漏れ自体は、どうということはないが、量が多いということだ。

その状態で、うつらうつら朝を迎える。

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25日が開けて

2020-01-26 16:18:59 | 膵臓癌

その晩は、寝汗をかき、2度も起きて着替えをしたが、それほど辛くはなかった。痛み止めの錠剤のおかげか。

25日早朝の血糖測定で、値が低く、朝食前にブドウ糖を飲む。食事は、五分粥に変わり、副菜も常食に近くなっている。レントゲン撮影で、手術後の状態を診断。

が、変化は、昨晩頃からだったと思う。順調な回復という言葉に、気を緩めたわけではないが、明らかな変調があった。安心し切ったことへの、揺り戻しが始まった。

くしゃみや咳や、痰がらみのような、喉のいがらっぽさみたいな、状態になり、動作をすると、 腹筋がとても痛い。我慢しようとしたり、動作を止めようとすると、痛みが長引くようだ。咳発作のようで、腹が痛くなるを繰り返し、昨夜は痛み止めで押さえていたおかげか、良かったが、朝から、そうはゆかなくなった。しかし、症状をうまく伝えることができないし、咳をすれば腹筋を使うから、今の状態ではしょうがないですねという答え。どう改善するかの方向が出ない。

当然、体も疲れ、食欲もない。ストレスからか、気力も沸かない。本を読んでも集中できずに、閉じてしまう羽目になる。だらだらと、テレビをつけたまま、横になり、漫然と過ごしてしまう。

これではいけないと、15時過ぎ、廊下歩きを始めて、少しがんばり、1100歩以上歩いては来た。

ここまでが、、捨てられた分。再録だ。

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落し物探し

2020-01-26 12:03:34 | 膵臓癌

体から、チューブが取れてきたことまで記録して、その後の長々とした記録は、失ったようだ。再度記録するしかない。

今、体からのチューブは、膵管ドレーン、一本だけ。これは、膵液の漏れを防ぐためのもので、しばらくは付き合ってゆくことになる。

リハビリの歩行は、950歩。食事も米粒の入った、三分粥になり、副菜も、野菜や魚肉なども少しづつ口にする。

ここまでは、とても順調に来ている。医師も、全てとても順調と言っている。

そして、夕食後、実に、4日半ぶりの排便がある。とても、快便と言えることはないが、食べて、排泄する、まともな生き物に戻れた、そんな感想を持って、痛み止めを服用し、就寝した。

まだ続くが、ひとまず、昼なので。 

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揺り戻し 

2020-01-25 17:35:15 | 膵臓癌

1月25日(土)

入院から1週間がすぎた。手術からは、5日、120時間がすぎたことになる。ここまでのところ、順調に回復している。人の体とは、大したものだと感心する。医師も順調に来ていると言っていえう。

23日には、流動食で、重湯からだが食事も始まる。体からのチューブも一つ一つ減ってゆく。今日は、胆管空腸ドレーンという排液用のチューブを外した。リハビリの歩行も800歩ほど。

24日には、食事は三分粥になり、副菜も野菜の煮物や白身魚や肉団子なども口にする。膵管空腸ドレーン抜かれ、夜には、点滴も無くなった。

 

長々と記録したものを、web中に失った。疲れたから、再生は後日。

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リハビリ

2020-01-22 18:05:40 | 膵臓癌

1月22日(水)

術後2日目。昨夕から、水が許可。からからぎみだったくちのなかがうるおい、気持ち良い。

本格てきなリハビリ。寝た姿勢から、上半身を起こすのがきつい。

腹筋がものすごく痛む。筋肉を切断したばかりだから、当たり前。が、半端じゃない。起こして少し落ち着くと、やわらぐ。ベットを降りるのも、もう一苦労。直立し一休みすると落ち着く。ゆっくりあるきはじめる。それほど苦痛なく歩ける。

焦ることなく少しづつと、今日は400歩ほど。

尿管は外れた。トイレへの移動もリハビリの一つ。動き出しの痛さに、顔を歪めながら、微々たるだろうが、元に戻ってゆこう。

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終わった

2020-01-21 14:49:44 | 膵臓癌

1月21日

手術はあっという間の感じ。ねむっていたんで

その後が長い。あちこち痛い。傷痕も痛い。朝、少し歩けた。部屋にも戻った。

でも、まだこれから。

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当日

2020-01-20 07:02:15 | 膵臓癌

1月20日(月)

いつも通り、5時にベットを出て、シャワーを使う。少しは緊張しているのか、早めに目覚めてはいた。睡眠は、変わらずに、眠れない音はなかった。入眠剤も用意してあります、と言われたが、必要なかった。6時からは、水も飲まないようにとの指示があり、そろそろ、術衣への着替えなど始まるだろう。

麻酔医の説明も受けたが、夢を見ることもあるという。全てお任せで、楽しい夢でもみていよう。

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インスリン

2020-01-19 19:01:49 | 膵臓癌

1月19日(日)

前日。麻酔科医の説明や、採血はあるが、のんびりといちにちをすごす。午後には、連れ合いが、病院から求められた、前開きのパジャマを買ってきてくれた。準備は整った。明日は、手術室に入ると同時に、全身麻酔で、すぐに眠ってしまうそうだ。あとは、全て、担当医を含め、スタッフの皆さんに、お任せで、目覚めるのを待つだけだ。

昨日の一つの出来事。

手術に向けて、腹帯を用意するように言われ、院内のコンビニにゆく。ついでに、サンドイッチもカゴに入れたが、ひょいと目についた、大福も手にとった。普段は、あまり食べることはないが、3月もアルコールを絶っている反動か。

夕方、コーヒーを飲みながら、食べた。夕食前の、血糖値の測定。看護師が、驚いたように、高すぎます。インスリンを射たなければ。初めてのインスリン注射。自分自身、大いに驚いた。夕食時、看護師と話すと、その一個の大福のせいですよ。

あまりの効き目にびっくり。

 

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再、再入院

2020-01-18 19:26:48 | 膵臓癌

1月18日(土)

土曜日は出荷作業なのだが、みぞれになりそうな雨の中、送ってもらう。受付で、書類を書いたり手続き後、病室へ。今回も、個室に入れた。手術入院待ちの方が多く、満室の場合、大部屋のこともあると、言われていたが、希望通りでよかった。

部屋で、荷物の整理をしていると、早速、看護師が。入院の説明、手術の説明。20日の8時30分に、手術室に向かうことになる。その時間の30分から、一時間前に、家族の方に病室に来てもらってください。そういう打ち合わせにはなっていなく、終わり頃に来ればいいとなっているが、と。ちょっと話が噛み合わないようだったが、手術の間中、待合室に待機するのが、当たり前のような返答。必要なんですかと問うに、できるならとの答え。それじゃあ、話してみます。術後、HCU室に入るので、そこへの荷物も、家族が持ってゆくことにもなっているようだ。

7時間以上も、ただ待機する必要があるのだろうか。電話で、話しても見るが、お互い、必要ないね、最低限どこまでか、明日にも、医師と話してみることにしよう。術前、術後の説明、間は抜いてで良いと思うが。

我が家と比べても、鉄筋の病室は暖かい。本を読んだりするが、暖かさに、うとうとすることも。

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日常。

2020-01-17 20:40:48 | 膵臓癌

1月17日(金)明日、出かけるにあたっての準備をする。書類も今までと違い、色々と、同意書の類が多く、署名を求められる。家に置いてゆく書類なども、点検し、確認しておく。

必要な衣類などを買いに昼前にちょっと出かける。

作業場。すこしよぶんにせいまいし、ふくろづめもつくっておく。籾摺りしたまま積んである米袋も、休み休み、保冷庫に運んでおく。こんなものかなと、一回りして、家に入る。あれもこれもと、目をつければきりがない。やれないことをたくさん残したが、全て、回復後のリハビリ用だ。

出かける荷物を作って、おしまい。

帰ってくる時は、腹の中から、今まで使ってきた臓器の、一部ではあるが、ごそっと切り取って、縫い合わせての帰還。今までとは違う感覚を持てるのだろうか。ちょっとだけでも、違った感覚が、あれば面白いだろうな。

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