畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

蕎麦会

2017-04-10 17:49:05 | 食事

4月10日(月)  いちじ 

昨晩は、少し遅れて到着した友人と、かなりの深酒。そして、今日の昼は、彼の打つ蕎麦を食べる会。場所は、親の住んでいた母屋を使わせてくれるという、知人のところ。ちょっと級のこともあり、声をかけたが、これない人もあり、7人が、食卓を囲んだ。

打ち立ての十割蕎麦や、彼独特の蕎麦がき、津南の野菜や豆料理。ちょっとアルコールも流し込みながらの二時間ほどの食事会だった。彼は、私達が食べ終えるころに、明日は朝から予定が入っていると、忙しく、帰って行った。

他の皆さんは、早くから集まり、そば打ち実演の見学など楽しんだが、私は、この間の雨で、遅れてしまった作業の少しでもと、午前中は、トラクターの運転。家の近場の田んぼの畔付けを済ませた。まだ一部、畔付けをしなくてはならない田んぼはあるが、とりあえずは、畔付けの終わった田んぼの施肥を先行させることにした。畔付け機を田んぼの給水で仮洗いして、取り外し、ブロードキャスターに付け替える。


筍冷凍

2016-04-17 17:56:41 | 食事

4月17日(日)    いちじ  

鶏舎作業で、そのままにしておいた機械類を片付ける。雨の降る前に、運搬機の枠を外して屋根の下に。ミニショベルは鶏舎内に入れるために、屋根部分を取り外したので、それを元通りに取り付ける。鶏糞置き場はまだハウスを作っていないので、鶏糞の山に雨がかからないように、シートをかけて、風に飛ばされないように、重しを載せておく。10時前ころから、パラパラしてくる。風も強くなる。

田回。田んぼの水の様子を見て回る。水を湛えてからは、落ち着くまで、水が抜けやすいところもあるので、時々は見て回らなくてはならない。東地区の田んぼは、減水しやすい田んぼなので、もう一度荒代かきが必要かも、と思っていたが、今日見た感じで、もう一度ロータリーでかき回そうと判断。明日の仕事とする。

パラパラしていた雨も昼前ころから本降りとなる。風も強いし、外仕事は休み。タケノコや不帰の下処理をする。タケノコは、多すぎるので、一部冷凍保存しようと、混ぜご飯の具ほどに切って、味付けをする。タケノコは、普通に冷凍すると、回答した時、水分が抜け、繊維だけが残り、スポンジ状、高野豆腐みたいになってしまう。味付けをしておくと大丈夫、というので、試してみる。


シシ肉

2015-11-14 18:35:55 | 食事

11月14日(土)  

弱い雨の降り続く一日。傘のいらない時間もかなりあるが、夕方には強まってくる。庭はぐちゃぐちゃ水たまりで、作業場行きも長靴が必要になる。

午前中は出荷作業。午後は、収穫したサツマイモや山芋の整理調整。

昨日、知り合いから、イノシシの肉をもらった。猟をする人で、有害動物の駆除ということで、イノシシやシカなどをよく捕まえる。

昨日、変換畑で仕事をしているところにやってきて、今日、罠にかかっていたイノシシを解体したからと、一塊の肉をポリ袋に入れて、持ってきてくれた。受け取ると、まだ温かい。今までも何度か捕まえたが、脂の乗りが悪く、犬の餌にしていたが、今度のは、ようやく脂がのってきているからと。彼は、このところ毎年、1月の寺の総会の時、シシ鍋を作ってきてくれていた。下処理の仕方と、煮方を教わった。昨日は、そのまま冷蔵庫に入れておいた。

雨降りのこんな天気だから、シシ肉の調理を始める。久しぶりに、肉切り包丁を出す。ニワトリの解体用に購入したもので、鮭や、ワラサなどの大きな魚を下ろすときに使っているものだ。だいぶ使っていなかったので、まずは砥石の厄介になる。まな板も普段使わない大きなものにする。まずは、かたまりを6~7センチ幅に切りそろえると、30センチ弱くらいで、5本とれた。3本は冷凍庫行きとし、残る2本を薄く切ってゆく。手も包丁も脂でべたべた。最後の方刃包丁の切れも悪くなるほど。

鍋に入れて水を張り火にかける。まずは、灰汁取りをちゃんとやるように言われている。言われたとおりにきれいにとってから、そのお湯でもよいといわれたが、念のため肉を取り出し、新たに水と酒、砂糖を加え弱火にかける。今日はここまで、これから、しょうゆ、みりんで味を調え、肉が柔らかになるまで、じっくりと煮込むことになる。

さて、うまいシシ肉の煮込みができるだろうか。


トンカツ

2013-12-25 18:27:05 | 食事

12月25日(水)  

出荷作業で一日終わる。暖かくなってから、一度畑に向う。本来なら、菜っ葉類を収穫するのだが、今の畑は、収穫するものがない。菜花を少し収穫してくるだけだ。一時間もかからない。それでも、作業が終わるのは、3時近くになる。3時というとまだ日中だが、この時期、かなり日は傾くから、なんとなく夕方?、という気分になる。作業が長引いたと感じるが、時計を見て、なんだ、3時か、と納得する。

高級豚肉のセットを頂いた。ロース、霜降り、ヒレがセットになっている。連れ合いは、脂身が苦手で、ヒレ専門だ。私は、なんでもだが、脂身のないヒレは物足りない。脂身があるからこそ、肉の旨みは出るのにと思っている。そんな訳で、我が家は喧嘩にはならない。

昨日は、それぞれ簡単に焼いて食べたが、ヒレカツが食べたいと云う。それなら私は、ロースカツなのだが、どうもフライ作りは苦手だ。揚げものは良くやる。てんぷら、から揚げ、素揚げなどはちょこっとやるのだが、フライはどうもだ。小麦粉を付けて、とき卵に通して、パン粉を付ける。なんと面倒なことをと思う。そう思うがゆえに、その後の揚げる過程も、なんとなくうまく行かず、からっと揚がらなかったり、焦げ気味にしたり。だから、なおさら億劫で、やらなくなる。だから、なかなか上手くならない。

それと、天かすは、使えるが、パン粉かすは、?で、それも気に入らない。

今日は、肉がよいから、なんとかうまくできるように、さあ、挑戦だ。


タケノコ寿司

2013-04-04 19:06:53 | 食事

4月4日(木)  

午前中は、田んぼの耕起、水止め。家の近くの田んぼ一か所。トラックでトラクターを運び、一か所。30a弱。

農機店に連絡すると、ブロードキャスターは修理完了で、午後には、退院とのこと。明日は肥料散布をやることにする。前回、散布できなかった田んぼには、鶏ふんは運搬済み。他の田んぼにも運んでおく。60袋ほどになるので、二回に分けて運搬。田んぼの脇に積んでおく。

帰ると、機械も帰ってきていた。作業機の取り換えをやっておく。

昨日、タケノコをもらった。出荷用のタケノコを頼んだのだが、少し大きすぎて、我が家の出荷には向かないほどのものを、食べてと、頂いた。早速に、米糠でゆでておいたが、連れ合いが、タケノコを見ると、混ぜ寿司が食べたくなると。ニンジンも、最後のものがあるし、レンコンも、最後のものをもらった。ちょうどよいからと、今夜は、タケノコ入りの混ぜ寿司にする。

朝飯は炊かず、連れ合いは、喜んで、パン食。昼は、残りご飯と、冷凍餅や、ラーメンで済ます。

少し早めに上がり、ご飯を炊いて、具を作る。タケノコ、レンコン、ニンジン、油揚げにブナシメジ。薄焼き卵に、青物は、ゆでたホウレンソウ。炊きあがったようだ。さてと。

 


2013-01-11 18:25:28 | 食事

1月11日(金)  

鶏舎の修理をしていると、軽トラックがバックで入ってくる。近所のおやじさんだ。

「半身で、わりいけどよー。今、浜(親戚の漁師)が持ってきたんで、半分食ってくらっせい」

トラックの荷台には、大きなビニール袋に、いっぱいの氷と一緒に大きな魚が。

「ワラサ、?、ブリだあよ」

「でけーなー。ごちそうさま。すぐ作らなきゃ―」と持ち上げるが、かなりの重さだ。作業場のコンテナに入れて、台所に運ぶ。

我が家の大きな俎板にも余る大きさ。スケールをもち測ってみると、80センチを超えている。小さな魚なら、万能包丁で、間に合わせているが、これはそうはゆかない。とっておきの出刃庖丁を引き出す。かくて、突然の格闘が始まる。作にするにも、そのままの長さでは、うまく皮を引けそうにない。半分にして身と皮の間に包丁を入れる。背と腹の作が4本できる。内臓と頭と、皮は、犬猫用。血合いや、骨付き部分は、ブリ大根ように作り、それぞれタッパーに入れ、冷蔵庫にしまう。付録のサバも6匹。頭と腹を取り冷蔵庫に。1時間を超す格闘が終わると、昼のチャイムだ。

鏡開きだから、夕食は餅にでもと思っていたが、夕方に、ご飯を焚いて、寿司飯を作ろう。

鶏舎修理。トタンを張るための下準備を終わらす。

  

 


セグロ

2011-06-01 06:20:48 | 食事

5月31日(火)   いちじ 

宮畑。トマト用の支柱立て。一日やるが終わらなかった。不足する資材があり、ホームセンターに行ったり、竹を伐り出しに行ったりもする。しかし、「終わらなかったのか?」という気持ちを、抱えながら、帰宅。こんな気分の時は、なんとなく、疲労感とか、倦怠感とかも湧き出してくるものである。

風呂でも沸かしながら、新ジャガで、ポテトフライでも作って、一杯やろう、などと思いながら、台所に立つ。と、メモが目に入る。「セグロ、もらってある」。カタクチイワシのことである。当地では、大量に水揚げされた時には、浜からの生鮮便が、あちこちに飛び交う。そして、その、御相伴に、あずかれるのである。以前は、最盛期には、連日のように、食べきれないほどを頂いたものである。この何年か、環境の異変か、水揚げはがくっと落ちているらしい。それでも、こうして、頂けることもある。

美味しくて、大好きな、頂きものである。生よし、煮てよし、揚げてよし。さすがに、この時期は、生ではあまり食べないが、唐揚げは、ビールのつまみに最高だ。

難はある。ご存知だろうが、小さい魚である。煮干しを見ればわかるだろう。食用は、もちろん大きいものだが、それでも、量は数である。それを、処理するとなると、時間はかかる。今日のように、気持ち的に、ぐったりしている時には、「えっ!、こんなときに」と思っても、罰は当たるまい。

が、ポテトフライと並ぶ、カラ揚げのチラチラが、勝利した。ボールに水を流しながら、頭をちぎってゆく。内臓も、くっついて引き抜かれる。指ほどの大きさのものだから、不器用な私には、苦手な作業。が、それも数多くやれば、何とか形になるものである。頭と内臓は、我が家の犬猫の、御馳走となる。頭の無い身の方は、よく水洗いして、唐揚げ用は、腹を良く洗い、手開きにしておく。とても全部を揚げる訳にはいかない。20匹ほどでやめる。残りは、といっても、八割もの量だが、佃煮だ。圧力釜を利用して、ショウガの効いた、甘から醤油で、一煮すれば、骨も柔らかになる。好き惣菜となる。

イワシの唐揚げと、新じゃがのポテトフライ。当然のことだが、昨夜は、パソコンの前に座る時間を、取れなかった。


荒磯わかめ

2011-05-04 20:29:25 | 食事

5月4日(水)   いちじ 

昨夜からは、期待した予報に反し、雨はほとんど降らない。そのまま晴れてしまう。

一日、西に東に走り回り、帰ってくると、海の幸のいただき物が、待っていた。一つは、サザエ。観光客も少なく、福島とそれほど離れていない房総の海。イベントで、かわいそうなほど安売りしていたと、野菜のお客さんが、買ってきてくれた。これは、当然、これから、壺焼きだ。

もう一つは、わかめ。といっても、皆さんの思う、わかめではない。この季節、よく頂き物をするが、海の雑草のように、力強いワカメだ。刈り取られたばかりの、正真正銘の生ワカメ。茶色の海藻、そのものだ。そして、ちょっと汁のみ、とか、酢の物、として食べられるものではない。荒磯で、波に揉まれ、たくましく育ったワカメだ。

それも、スーパーの買い物大袋に半分以上もある。連れ合い曰く。この倍くらいもらったけど、友達二人に配ってきた所。これは、すぐにも、取りかからないと、今日は、夕飯にありつけなくなると、流し台の前に立つ。

と、ここまでで、続きは明日。アルコールが切れてきた。

作業  畑の畔草刈、田んぼの畔草刈、ともに、モアのみ。 田んぼ 除草剤散布


惣菜

2008-06-01 20:39:27 | 食事
6月1日 

久しぶりの、文句なしの晴れで、6月は始まった。しかし、明日はもう雨が降る予報。ピンポイント予報では、明け方には、小雨が降るようになっている。庭に干しておいたタマネギをあわててしまいこんできた。畑に広げてきたものは仕様がない。外れてくれる事を祈る。
借りているハウスに。周囲の草刈。中の草取りと耕起。周囲は土手が大きく、草も伸ばし放題だったので、大変な仕事だった。
7時近くに帰って、連れ合いに、「何か、出来合いのものを買ってきて」。
以前は、こんなことはほとんど無かった。少しぐらい遅くなろうが、疲れていようが、まな板を前にした。小一時間くらいで、野菜中心の惣菜を二、三品作っての食事だった。連れ合いに、何か買って来ようかと言われても断っていた。「お茶漬けでも良いのに」にも、無視して遅い夕食が、常だった。
最近は時々スーパーの惣菜で、夕食をとる。還暦を過ぎた夫婦と、90歳の母の三人暮らし。たまには良いだろうと。一杯やるのが、夕食時の楽しみ。飲むときにはつまみがないとだめなので、テーブルの上をある程度にぎやかにするのが、私流。
で、今夜は、エビフライとコロッケ、朝作っておいたジャガイモの煮ころがし、タマネギのサラダ、ゆでそら豆で、飲もう!

キンセンカがまだ小さな花をつけている




南蛮漬

2008-04-15 19:30:41 | 食事
4月15日 

我が家の猫、犬の餌として、魚屋からあらをもらっている。地元の港から仕入れている魚屋だ。昨日、連れ合いがあらをもらうついでに、鯵を買った来た。
「タマネギが取れ始めたので、久しぶりに南蛮漬が食べたくなって」。連れ合いの時々あるパターン。「何々が食べたい」は。「安かったよ」。確かに、二十数匹で250円は安い(1kgにおまけが数匹)。下処理は頼んで、夕方あげようと思っていたが、遅くなり中止した。
今朝、5時起きでフライパンに火をつける。二十数匹をから揚げにするのは時間がかかる。しかも二度揚げ、一時間以上はたっぷりかかる。熱々の鯵を南蛮酢に放り込むとジューとの音と共に酢の香りが漂う。これは気持ちよい。
昨日は、新筍と地元のワカメをもらった。筍は晩のうちに、糠で湯がいておいた。
から揚げを作りながら、わかたけ煮を作り今日の献立は完了。
朝は、から揚げとわかたけ煮、小松菜のお浸し、ワカメとレタスのサラダ。昼も朝の延長。夕食には南蛮漬もしっかり味が滲みているだろう。お浸しやサラダを少し作れば、十分だ。アルコールが進みそう。
それでは、「頂きます」

今日の作業 植代かき 6枚、50a強