畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

コケまくり

2020-11-30 20:14:00 | 暮らし
2020ー11−30
年齢のせいだろうか。どうも、気持ちの持久力というのだろうか、やり続けることが難しいようだ。すぐに、まあいいやと、放り出してしまう傾向になっているようだ。すぐ転けてしまい、そのままになってしまう。
24日、久しぶりで、娘が帰ってきた。26日には戻っていったので、ほんの2泊だけだったのだが、そんなちょっとした非日常があっただけで、続けられなかった。この秋を記録しようと始めたのに、もう明日は、冬の入り口を潜ってしまう。それで、取り急ぎ、項目だけでもと、慌てているところです。
まず、体調のこと。11月には、二度の診察を受け、経過は順調だった。次回は、1月で、手術後一年経過の検査があり、今後の方向がきまる。
10月末には、二人で、草津温泉に行ってきた。久しぶりの温泉旅行で、コロナ下だが、強行した。政府の景気政策に協力した訳だが、そのための準備も含め、記録しておきたいこともある。
ということで、冬にはなったが、これからしばらく、秋のことを。

キョウちゃん、お母さんのこと大変でしたね。お互い、高齢域にあるのだから、気をつけましょう、と。くれぐれも、お大事にと、お伝えください。

それでは、これからは、すこしは気持ちを引き締めて、ボチボチ、続けるようやってみます。
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綱渡り

2020-11-24 19:07:00 | 暮らし
野菜が少ない。種類も少なければ、量も少ない。。小さな箱でも、ガラガラ。運賃だけが大きく、比重を占める。
夏までの抗がん剤治療の副作用は、こんなカタチで、今頃聞いてきた。最初のうちはそれほどでなかったが、薬の蓄積か、後半ほどしんどくなり、田んぼも畑もほっぽってしまうようになった。春には、あれもこれもと、ハウスの中で、コンテナやトレイに伏せ込んだ種芋。植え付けどきになっても、畑の準備をせずじまい。エンドウ豆の跡地に、アーチネットをそのままに、1メートル以上にも伸びたツルをなるたけ痛めないように、山芋を植え付けただけだった。里芋は10kg以上もコンテナの中。生姜もそのまま。結局は、真夏の暑さで、腐らせて終った。
さつまいもや、ヤーコンはどうにか植え付けたが、夏の乾燥と暑さで、終了は少ない。夏の果菜類も夏バテで、早めにダウン。秋冬野菜の準備は、暑さと乾燥で遅れる。ようやくの恵みの雨かと期待した雨降りは、連日続き、もう降参と、両手を挙げた。
自分の体のこともあるが、これだけ振り回され、打ちのめされると、流石に、やる気も失せてしまう。
で、この間、野菜出荷は綱渡。友人、知人の応援で、どうにか続けている状態。
こないだは、ついに、一回お休みをしてもらうと言うことになったしまった。30数年続けて、初めてのことだった。
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十夜祭

2020-11-23 20:04:00 | 暮らし
昨22日は集落のあつまり。新年を迎えるにあたっての神札の注文受け付けるだけで散会。本来なら懇親会で会食なのだが、中止として、刺身や寿司は自宅でめいめいでとお持ち帰り。30分もせずに帰宅する。
駅伝の中継を見ながら、昼休みの続きができた。その後は、外に出て、廃材をもらっていたので、薪作りをして、置き場に積み込む。夜には、降るかも知れないとの、あてにならない予報があるから。
そして、今日の朝、庭は湿り、小さく水も溜まっていた。連れ合い曰く。昨日、9時過ぎに、けっこ、ザーザーと振ったよ。よかった。とりあえず、すこしは、畑の役に立つだろう。
そんな訳で、今後の畑のためにと、空いているところの耕しをすることに。花畑は、そら豆、エンドウ豆を植える準備として耕す。午後は、返還畑。今年はついになにも作付けしなかったが、今後のために耕しておく。
早い日暮れで、暗くなってから帰る。
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2020 秋ー砂漠

2020-11-21 20:28:02 | 暮らし
昨20日、久し振りに雨の予報。雨待ち休と、朝からのんびりを決め込んでいた。しかし、空模様は芳しくない。いや、芳し過ぎるのか。うっすら明るい曇り空から、日差しが溢れる時もあるほどに。どうしたのだと、ネット天気予報を時々覗く。小さな傘マークに一喜。雨雲レーダーの画面にヨシヨシ。しかし、結局は、雨なしの1日だった。
11月の声を聞いてから、果たして、雨は降っただろうか。ちゃんとした日記はやめてしまったので、はっきりしたことは言えないが、ほとんど0だろう。畑はカラカラだ。このところ、苗の植え付けのときには、マルチの植え穴に水をかけてからが続いている。玉ねぎの苗を植えるのに、水をやるなど初めてだ、と愚痴を言いながら、連れ合いは作業している。葉物や菜花などの苗も、小さなセル苗なので、心配で水をやってから植え付けている。全く、労力だけは増える畑作業となってしまった。
初秋からは、雨の連続で日照不足に悩んでいた。10月になり、やっと安定した秋の天気かと、畑を頑張ろうと、意気込んだと言うのに、そんな気持ちを萎えさせてしまう、そんな天気だ。
やはり、今の当地域の天気は、今までのようにあたりまえに、季節季節の農作業はできないようになってきているようだ。灌漑施設はなく、小規模な農業は、駆逐されてゆく。そんな運命のようだ。そして、そうなる事は、今の政府の農政や、社会的な食の現況を見ると、案外、すぐ近くまで来ているのではないかと、思えてならない。
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2020/11/20

2020-11-20 17:26:00 | 暮らし
寒い、寒いと言っていた秋から、もうひと月以上過ぎてしまった。そして、今は、異常な暖かさが続く晩秋。もう10日もすれば師走、今年も暮れようと言うところまで来てしまった。
目まぐるしい一年が過ぎた。あの台風は、もうずっと前のことのように感じる。そして、膵癌と診断された事も。でも、一方で、ついこの前、慌ただしく駆けずり回っていたようでもある。さあ、これからの自分の生き方のリセットだと、思ったのは、昨日のようでもある。それだけに、晩年の歳の流れは複雑なのかも知れない。
近くで関わっていた人達も、一人、また一人と去ってゆく。ついこないだも、同じ集落の訃報があった。この一年程は、顔を見る事もなかった90を超えるお爺さん。移住以来、同じ農家組合での付き合いがあった人だ。
この過ぎた秋を振り返って見よう。
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