ポテト姫の気まぐれ雑記 part2

つれづれなるままに、気ままに綴るエッセイ集

七味唐辛子

2012-01-07 | 日記・エッセイ・コラム

201201060222000

 ご無沙汰でした。

 あれは、大洗の「暮れ市」でのこと。「七味唐辛子」を売っている出店に、知り合いがいたので、しばし眺めていると、そこのおじさんの手つきや口上が、実に面白い。

 私の知り合いは、全体的にブレンドしたもの(普通の辛さ)を「500円分」買っていき、次の人は「一味」と言って、「赤一色」のものを「千円分」買っていきました。

 そういえば、我が家の「七味」も無くなっていたのを思い出し、面白そうだから私も買うことにしました。「‘ノーマル’でお願いします。」というと、「うん、顔もノーマルな感じだね。」などと、わけのわからないことを語るので、「私、こうやってブレンドしてもらって買うの、初めてなんです。ケース入りのを、スーパーなんかで買ったことはあるけど...。」と言うと、喜んで?詳しい説明をしてくれました。

 「この黄色いのは何ですか?」という私の問いに、「今、順番に説明するから、待ってよ!」と言いつつ、手はずっと動かし続け、面白可笑しく口上が続きます。

 ということで、口上は省略して、「七味」の中身は次の通りです。

  • 唐辛子       
  • みかんの皮     
  • 粉山椒(さんしょう) 
  • ゴマ         
  • 麻の実       
  • ケシの実       
  • 青海苔       

 それぞれの製品には、「産地名」と「効能の説明」までついていたけど、忘れました。

 「ケシの実」のところで、私が、「よく、アンパンの表面についてる、小さな粒がそうですよね。」と言うと、「そう、よく知ってるね!」と言い、更に「炒ってあるからいいけど、生だと‘アヘン’の原料だからね。」と語る。

 「へ~~?! そうなんだ...。」

  「そう、それに、この‘麻の実‘も、生だと...。」

  「もしかして、‘大麻’?」

  「よく知ってるね~。」

 昔から、こういう「七味を並べて売っているお店」の姿を、時々目にしてたけど、実際に話を聞いてみると、新発見がたくさんありますね。

 ところで、「どのくらい?」と聞いてくれなかったので、話の途中で言ってくれるんだろうと思っていたら、ついに何も聞いてはくれず、袋に入って出来上がったら、「はい、千円ね~!」。

 え? そんなにいらなかったのに...。でも、今さら、そうとは言えず、そのままいただいてきました。

 さて、こんなに大量の「七味」.....どうやって消化しよう...。  とりあえず、「鶏つみれ」に入れてみたら、一味変わって美味しかったです。あとは...?

 アイデアを募集いたします。(ナンチャッテ...

コメント (12)
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