昨年の娘のときに引き続いて、今年は、「年子」である長男が成人式
を迎えました。震災の影響で、町の文化センターは、あの日以来、ずっと使えない状態でしたが、今月になってようやく使えるようになり、この成人式が、「こけら落とし」の行事となったようです。
「着物の下見」と称して、娘の番である昨年度を含め、更に遡って2年分も、通算4回分の、式の模様を見物してきた私ですが、前回と今回の間に、大災害という経験があったせいか、これまでとは、会場の空気感が違っていたのは、確かだったと思います。
前回までは、「誰か騒ぎ出すのではないか?」 「流れを乱す輩が出るのではないか?」 そんな警戒した空気が、とりまく関係者の中に感じられたのが事実です。
しかし、今回は、一部派手な恰好の人たちはいたものの、そういう「乱す」雰囲気は皆無という感じでした。むしろ、恩師たちのスピーチの後には、しんみりとした余韻が漂い、清々しい空気の中、式典が終わった感じでしたね。
「艱難(かんなん)汝(なんじ)を玉にす。」という言葉を、私が小6だった時の担任の先生が、よく使ってたのを思い出しますが、大災害が、人々の精神面を、一歩成長させてくれたのかも...。
(右上の写真は、「運営委員」の皆様。)
↑ <テニス部 大集合!
> ちなみに、ウチの娘も、テニス部でした。(一学年上ですが...。)
その長男くんたち、どうもオールナイトで楽しんでいるようです。
p.s. 娘の時は、約2年前から、着物の準備が始まり、1年以上前から、美容院やら「前撮り」の予約を入れたり、当日の朝は早朝から美容院へ送って行ったりと、それはもう「エライ騒ぎ」でしたが、男子は、実に簡単なものですねェ。 受付開始時刻の約1時間前に、「そろそろ着替えたら~!」と言っておしまい。
まあ、長男は、ネクタイの結び方を、父親に詳しく伝授してもらったり、スーツも着慣れない様子で、それなりに大変だったようでしたが...。