問題?のドラマ「家政婦のミタ」の最終回は、なんと、視聴率が40%を越えたそうですね。平均で40%、瞬間最高視聴率は42.8%だとか...。
確かに、見ごたえあったし、私も今季観ていた中で、ダントツに面白かったと思う。
「怖い」面もあったけど、コメディっぽいところもあり、ミステリーの要素もあり、「ホームドラマ」でもあった。そして、現代人の多くが、そうかもしれない「身勝手」「責任転嫁」の傾向を、徹底的に「気付かせた」感じがしますね。
「それは、あなた方が決めることです。」
* * *
「あの家をメチャメチャにして!」
「承知しました。で、どうしましょうか?」
「ぶっ潰して!」
「ブルトーザーが必用です。」
「じゃ、ダイナマイトででも、爆発させて!」
「どこから持ってきましょうか?」
* * *
「最後の業務命令です。ミタさん、笑ってください。」
「承知しました。」
この後の表情の変化が、「見もの」だったわけですが、元々美人で、「笑顔」が売りだった松島菜々子の、我々がこれまで「見慣れていた」はずの「笑顔」なのに、あの劇中で見ると、なんだか感動して、泣けてきたのは、まるで魔法にでもかかったような気分でした。
そして、どんなに美人でも、「笑顔」がないと、こんなにも、「人を凍りつくような気分にさせる」ものだと、このドラマで、気付かせてもらった感じですね。
それにしても、このドラマ、子役たちもみんな良かったと思う。そして、長男(中2の役)と次男(小6の役)の子役たちが、どちらも同じ13歳だったってことに、驚き...。 でも、長男役のコ(中川大志クン)、なかなかカッコイイじゃん! と、チェックしておきました。
あと、「情けない父親」役の長谷川さんは、舞台中心に活躍されてるそうですが、ここんとこ人気が上昇してきているようで、私としては、こちらも要チェックとなりそうですネ。
P.S. 調べていたら、長男役の「中川大志くん」を、こんなところで発見しました。あのコだったんだ~!