ポテト姫の気まぐれ雑記 part2

つれづれなるままに、気ままに綴るエッセイ集

「体育館」で「演奏会」

2011-05-15 | 地域の話題

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 水戸芸術館ゆかりの演奏家の皆さんや、市内の若者たちによる演奏会が開かれ、「無料」で聴けるというので 息子が通う高校の「PTA総会」に参加した後、友人と待ち合わせをして、行ってきました。

 ストリング系の皆様は、「水戸室内楽団員」のメンバーのようで、以前「ちょっとお昼にクラシック」というコンサートで聴いたことのある方もいました。ラフな曲から、本格的な曲などを取り混ぜて、演奏してくれましたが、今あちこちで耳にする「見上げてごらん夜の星を」みたいな曲より、「ピアソラ」の曲など、大人っぽい曲の方が、私などは「聴き応え」があって良かったですね。  以前私も伴奏を担当したことがある、チェロの名曲「白鳥」も聴かせてくれて、うっとりしました。ピアニスト(ナイスミドルな男性)の方の「手の動き」が、まるで「白鳥」みたいだったのが印象的でした。

 続いて第二部は、バリトンとソプラノのソロを聴かせてくれました。 バリトンは、「第九」に私が参加した時に、ソリストを務めた方でした。オペラ「カルメン」から「闘牛士の歌」、と沖縄系の「涙そうそう」。「闘牛士の歌」のときに、バリトンの清水氏が上手く誘導してくれた「拍手」の参加が、楽しかったですね。

 「ソプラノ」は、自分でも勉強しているだけに、どうしても「辛口の点」になってしまいますね。一人だけ、登場の仕方が違ったけど、別にみんなと同じに登場してもいいじゃん! とか、「アメージング・グレイス」や「アヴェ・マリア」みたいな宗教曲は、「ガンガン押して」歌いまくるのではなく、「透明感を出すように」「上に抜いて欲しい」とか、ついつい、独り言をブツブツ言っている自分に気付きます。  たぶん「オペラ」が専門なんだろうけど、それにしても、観客の間近に行って、耳元で歌うよりは、場面の情景を想像して、もっと演技に集中して欲しい...。この曲は、そもそも「切ない歌」のはず...。おっと、いかんいかん....この辺でやめときます。

 続いて第三部は、高校生と小学生たちの演奏。我が後輩たちによる演奏をしばらくぶりに聴きました。 「見た目」は、私たちの頃より、「幼い感じ」に見えましたが、演奏は、さすがに立派なものでした。ミュージカル風の振り付けを付けたり、本格的な曲の合間に、「ジャズ ミサ」を入れたりと、観客を飽きさせない構成もさすが...。聴き応えがありました。

 次の小学生たちの演奏ですが、練習時間の関係もあったのでしょうが、「ふるさと」「上を向いて歩こう」「ビリーブ」といった、いわゆる「被災者向け」の曲ばかりでなく、せっかく実力のあるチームなので、コンクールに出すような「本格的な」曲も、聴いてみたかったですね。

 終わって、帰路についたとき、気付かなかったけれど、通り雨があったらしく、雨が上がったばかりの空模様でした。車を走らせていると、徐々に「虹」が見えてきました。初めは、左方向に、「足元?」の部分が見え、やがて、全体のアーチ型も姿を現しました。

201105141739000 自宅にいた息子に、写メールを送ったところ、「大洗では見えていない」とのこと。

 「水戸芸術館」関係者の皆サマへの、天からのごほうびかな?

 ♪ 虹の向こうは~ 晴れなのかしら~ (マリちゃん!) ♪

(あら? 終わり方の品位が下がったかしら...?)

コメント (7)
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