私自身は、子どもの頃、サンタクロースにプレゼントをもらったことがなかったのですが、ウチの子どもたちは、かなり長い間、サンタクロースの存在を信じてました。
きっかけは、両家の祖母たちによる「孫の取り合い」から。(笑) 嫁ぎ先の義母は、「プレゼントは何がいいの? おばあちゃん、買ってあげるからね。」と、「自分で」買って与えてました。その話を聞いた、実家の母は、「それでは、子どもの夢を壊してしまう。」とのことで、「おばあちゃんは、サンタさんの電話番号を知ってるから、何がいいか教えてね。電話しとくから。」こういう誘いに、子どもたちはみごとに引っかかり?、それからずっと、「○○(地名)のおばあちゃんが、サンタさんに電話してくれるんだって。」と、信じこんでいました。
その後、実母からお金を預かった私は、近所のオモチャ屋に行って、希望の物を購入し、某所に隠しておき、イブの夜にこっそり置く、というサンタ役をやっていました。
長男は、小2の時にも「◇◇(おもちゃ)をサンタにもらいました。」という作文を書き、先生に「かわいいですねェ、ちゃんと信じてるんですね。」と、言われたものです。
その後、サンタの存在を怪しむようになったのは、長男の同級生たちの話からのようでした。現実的な子たちが「サンタなんかいるわけねェよ。あれは、親がどこかに隠しといて、夜中にこっそり置いとくんだよ。」と、話しているのを聞きました。それを聞いた息子たちは、今度は、クリスマスが近づくと、プレゼント捜索隊を結成し、大捜索を実行し始めました。しかし、全く見つからない...。(私の隠し方が巧みだった?:笑)
現実が、決定的になったのは、長男の目撃情報によるものでした。ある年のクリスマス、私が夜更け(明け方近く)にプレゼントを置いたところ、立ち去る時の「ミシッ!」という物音に気づき、目を覚ましたそうです。すると、私の後ろ姿が見えて、更に、そこにプレゼントが置かれていた....。「やっぱりお母さんだった...。」そのことを、よしゃあいいのに、さも自慢げに弟に話して聞かせていました。末っ子は、マジな顔になり、「え? 本当なの?」と聞いてくる...。
もはや、バレバレとなった翌年、「中学生になったら、サンタは来ないから、手渡そうか?」と聞くと、「一応、気分が出ないから、枕元に置いといて。」と言う...。面白いもんです。
さて、今年は、小学生もいなくなり、欲しいのは、現物より「現金」ということで、今回は全員「現金5千円」ということになりました。(・_・;) でも、ただ手渡すだけでは面白くないので、ちょっと知恵をしぼって、ある仕掛けをし、枕元に置いときました。明日朝の反応が楽しみ...。
いつまでも、いたずら好きの、おかしな母であります。(・_・;ヾ