ポテト姫の気まぐれ雑記 part2

つれづれなるままに、気ままに綴るエッセイ集

我が家のサンタクロース物語

2007-12-25 | 日記・エッセイ・コラム

 私自身は、子どもの頃、サンタクロースにプレゼントをもらったことがなかったのですが、ウチの子どもたちは、かなり長い間、サンタクロースの存在を信じてました。

 きっかけは、両家の祖母たちによる「孫の取り合い」から。(笑) 嫁ぎ先の義母は、「プレゼントは何がいいの? おばあちゃん、買ってあげるからね。」と、「自分で」買って与えてました。その話を聞いた、実家の母は、「それでは、子どもの夢を壊してしまう。」とのことで、「おばあちゃんは、サンタさんの電話番号を知ってるから、何がいいか教えてね。電話しとくから。」こういう誘いに、子どもたちはみごとに引っかかり?、それからずっと、「○○(地名)のおばあちゃんが、サンタさんに電話してくれるんだって。」と、信じこんでいました。

 その後、実母からお金を預かった私は、近所のオモチャ屋に行って、希望の物を購入し、某所に隠しておき、イブの夜にこっそり置く、というサンタ役をやっていました。

 長男は、小2の時にも「◇◇(おもちゃ)をサンタにもらいました。」という作文を書き、先生に「かわいいですねェ、ちゃんと信じてるんですね。」と、言われたものです。

 その後、サンタの存在を怪しむようになったのは、長男の同級生たちの話からのようでした。現実的な子たちが「サンタなんかいるわけねェよ。あれは、親がどこかに隠しといて、夜中にこっそり置いとくんだよ。」と、話しているのを聞きました。それを聞いた息子たちは、今度は、クリスマスが近づくと、プレゼント捜索隊を結成し、大捜索を実行し始めました。しかし、全く見つからない...。(私の隠し方が巧みだった?:笑)

 現実が、決定的になったのは、長男の目撃情報によるものでした。ある年のクリスマス、私が夜更け(明け方近く)にプレゼントを置いたところ、立ち去る時の「ミシッ!」という物音に気づき、目を覚ましたそうです。すると、私の後ろ姿が見えて、更に、そこにプレゼントが置かれていた....。「やっぱりお母さんだった...。」そのことを、よしゃあいいのに、さも自慢げに弟に話して聞かせていました。末っ子は、マジな顔になり、「え? 本当なの?」と聞いてくる...。

 もはや、バレバレとなった翌年、「中学生になったら、サンタは来ないから、手渡そうか?」と聞くと、「一応、気分が出ないから、枕元に置いといて。」と言う...。面白いもんです。

 さて、今年は、小学生もいなくなり、欲しいのは、現物より「現金」ということで、今回は全員「現金5千円」ということになりました。(・_・;) でも、ただ手渡すだけでは面白くないので、ちょっと知恵をしぼって、ある仕掛けをし、枕元に置いときました。明日朝の反応が楽しみ...。

 いつまでも、いたずら好きの、おかしな母であります。(・_・;ヾ

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忘れられたクリスマス

2007-12-25 | 日記・エッセイ・コラム

200712242111001  今年のクリスマス・イブは、どうも「忘れられる」ことが重なり、少々空しいモノとなりました。

 忘れられ -その1- 家族の誕生日には、お気に入りの店のケーキを買ってる我が家ですが、クリスマスはいつも、知り合いのノルマ達成の協力のため、注文することが定番となっていました。でも、今年は何とも言ってこない...。私と顔を合わせる機会が、最近なかったから、言いづらかったのかな?

 まあ、それなら、今年は手作りしてみるか...。ということで、写真のケーキが、その成果です。(^^) 中のスポンジは私が焼き、デコレーションは娘が担当。大雑把な私と違い、かなりこだわりながら、やってたようです。

 忘れられ -その2- いつも、クリスマスには、行きつけの肉屋から「ローストチキン(モモ肉)」を買ってました。今年も、注文受付を始まってすぐ、注文しておきました。それを当てにしてたので、他のメニューも、それに合うようなものを作りました。ちらし寿司、ポテトサラダ、三つ葉の卵とじ(お吸い物)。

 ところが、ふと気づくと、チキンが届いてない。電話をしても出ない。「え? 既に閉まってるとか?」 念のために、娘に自転車で見に行ってもらうと、「閉まってたよ。」とのこと。そんなァ...。

 1年に一度、家族の大好物である、あのチキンをクリスマスに食べるのが恒例になってたのに...。その後、私は、何だかひどくがっかりして、気力も失せながら、準備をし、結局メインディッシュのないまま、シャンパン(200円也)で乾杯し、いく分クリスマスらしい雰囲気を味わったのでした。それにしても、空しい...。(*o*)

 

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