一昨日は、先日の記事にも書いた「おふじやま教室」の行事として、「おふじやま探検&土器拾い」の行事を行いました。前日からの天気予報は雨...。いろいろと準備も整い、ここまできて中止となるのは、なんとしても無念。でも、なんとか無事決行できました。ヨカッタヨカッタ...。(^^;)
最初に、室内で「縄文時代の生活の様子」を、使っていた道具の遺物を見ながら説明してもらい、その後、いざ出発へ。
最初の「おふじやま」では、てっぺんに「浅間神社」があるので、「神様のいるところで悪さをすると、祟りにあうかもよ~。」との脅かしが効きすぎたのか、思ったより神妙な表情で見学していた子どもたち...。でも、その後、少しずつ緊張が解けた様子で、本来の伸び伸びした姿に戻っていきました。(^^)
次に、その付近の畑の中で、「土器拾い体験」を。「かんそいも」用さつまいもを収穫した後の畑、我々素人には、単なる「畑」にしか見えませんが、考古学の先生によると、そこも立派な「遺跡」なんだそうな...。畑の地主さんには許可をもらっていたので、先生からの説明を聞いたあと、さっそく土器捜索へ。
すぐに見つかった子、一生懸命探す子、やがて探すのを諦めてイモ拾いに転じる子、など、様々な姿が見られましたが、どの子も、伸び伸びと畑の中を楽しそうに走り回っていました。
室内ではとかく「手のやける」タイプの元気な子も、畑の中では、特に生きいきとした表情が見られ、「これが子どもの本来の姿なんだろなァ。」と、思われたひと時でした。私たちの世代だと、放課後には毎日自然に経験できたこういう時間、今では、時間的にも、環境的にも制約が多過ぎて、子ども本来の楽しいひと時が、過ごせないのが実態なのかもしれないですね。だから、ストレスからいろんな問題がおこる...?
収穫した土器(奈良時代の物なので、正確には名称が違うらしい...。)を入れた袋を手に、帰路へ。土器が見つかったのは10人くらいなので、中には拾ったおイモを入れてる子も。(笑)
帰ってからは、拾ってきた土器を洗ったり、近くから出土したという「土偶」をスケッチする子もいたり...。その日は、「見学会」も兼ねていたため、見学に来た皆様も一緒にお散歩に出かけた形となりました。
←これが、収穫残りの「皮の白いサツマイモ」。
畑の谷間から下を覗くと、大洗鹿島線の線路が見える。ちょうど、長いトンネルの上に位置する畑のようです。→
←帰り道の道端で見つけた「クコの実」。こんな身近にあるものなんですね。(^^) よく「杏仁豆腐」の上に乗ってるのは、これを乾燥させたモノかな?