謹賀新年

あけましておめでとうございます。

今年も、皮膚のトラブルに悩む方々のお気持ちに寄り添って、きめの細かいアドバイスを心掛けていく所存です。

なるべくわかりやすいご説明を意識して行います。
急性の皮膚病は、なるべく早く治しきるようにします。
慢性の皮膚病や、難治性の皮膚病は、計画をたてて、なるべく見通しのわかりやすいやり方で治療いたします。

そして。
みなさまにお願いがあります。

私は、その方々にあった個別の治療法を心掛けていますが、これを活かすも殺すも実は実際に治療されるみなさまにかかっています。
なので、毎日の治療に関心をもって積極的に関わってほしいのです。

私はこのことを、よく、進学塾にたとえるんです。
うちは宮元塾という皮膚病の対策をする個別塾です。
できるだけ、効率の良い内容をお教えする努力をします（これ、診断法や治療法のご説明のことね）。
効果の出やすいテキストをお渡しします（これ、飲み薬と塗り薬のことね）。
私は授業内容やテキストの充実には、努力をします。
でも・・・。
これを、活かすも殺すも、生徒しだいなのです。
つまり。
きちんと飲み薬をのんだか、塗り薬を丁寧に必要な回数塗ったか、生活スタイルは規則正しくしたか。
こういった、それぞれの方々の毎日の治療に対する努力があるかは、結果に確実につながるからです。

当院で長く経過を診させていただいている患者さんの中に、
「先生、こうしたら、よくなったんです！！。」
とご自分の経験を報告してくださる方が少なからずいます。
これは、ご自分でより効率の良い勉強法を見つけ出した受験生みたいな感じです。

実は、私は、こういうことに力を入れているんです。
ご自分で治してゆくことを、私が力強く支える・・・というイメージですね。

みなさま。
ご一緒に最良の方法を見いだして治して行きましょう。
今年もよろしくお願いいたします。