宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

くり返す皮膚病は、早めに治す

2016年01月27日 17時08分27秒 | 診断と治療
このところ、急に寒い日が続き、いきなりの気温の低下に身体がついていかない方も少なくないようです。

でも。
私は、なぜか、あまり寒さを感じません
暖房を控え続けていたせいか、身体が寒さに慣れたのかもしれません。
もちろん、重ね着をしていますが。
脳の寒さの感じるスイッチが入りにくくなっているのかもしれません。

大学通りに桃の花が開いているのを見ると、寒い中にも、春の訪れを感じます

さて。

そんな寒い気候でも、スギ花粉が飛び始めています。

鼻水やくしゃみ、目のかゆみや涙目など、花粉症の症状が始まっている方もけっこういます。
目の周りや、唇のまわり、耳の後ろ、はえぎわ、首回り、お腹やうでなどに湿疹が出始めている方もいます。

そろそろ、花粉の対策が必要です。

皮膚の乾燥に伴い、ニキビや肌荒れ、手荒れなどの患者さんも連日来院されます。
乾燥肌があると、湿疹やニキビや肌荒れなど、さまざまな皮膚病をくりかえすことがあります。
こういったくり返す皮膚病は、そのうち治るだろうと思ってのんびりしていると、これからの花粉の季節により悪化することがあります

これからのシーズンは、スギ花粉やヒノキの花粉が飛ぶうえに、低い湿度が続き、さらには黄砂やPM2.5の飛散も加わり、どんどん皮膚病が悪化しがちです。
ですから、今のうちに早めに治しておきましょう

くり返すとしても、とりあえずいったん治しておくことが必要です。
なぜなら。
治さずに放置しておくと、花粉の影響でどんどん悪化するからなんです

ニキビも手荒れも、いずれも花粉の影響でさらにひどくなることは珍しくないのです。

ですから、くり返す皮膚病こそ、今のうちに治しておきましょう。

春は、ホコリが多く、肌のトラブルも多いシーズンです。
お肌にあったスキンケアもアドバイスしています。
お気軽に、ご相談ください























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