いまごろトビヒ！！

すっかり秋が深まっていますね。

朝夕の涼しさ・・・いえ、むしろ肌寒いといった感じです。

昼間と朝夕の気温差が大きく、昨日は10度以上差があったとのこと。
これでは、疲れが取れませんね。
自律神経が乱れがちになります。

そのせいでしょうか。

今日は、トビヒの患者さんが数多く来院されて、ちょっと驚きました。
トビヒは、細菌感染ですから、本来は暑い夏に流行します。
でも。
気温差が激しく、体力や免疫力の低下を招くような天候が続くので、そのせいかもしれません。
細菌感染を治す体力が低下し、悪化するようです。

トビヒだけでなく、おできや吹き出物と言ったその他の細菌感染もみられます。
これらも、自然治癒力の低下によるといえそうです。

治療はもちろん皮膚科で行いますが。
日常のちょっとした工夫が必要です。

まず。
衣服の工夫です。
重ね着をして、暑かったら脱いで、寒くなったら重ねて、調節をこまめに行いましょう。
私は、カーディガンが好きで、薄手のものを2枚重ねたりします。
また。
ストールで首を暖めたり、アームウォーマーでうでを暖めたりして、こまめに調節します。
こういった工夫は重要です。

あとは。
ぬるめのお湯でゆっくりと入浴し、リラックスに努めます。

テレビでもさかんに秋バテを特集しています。
「だるい」
「疲れがとれない」
「眠りがあさい」
などという相談が内科でも多いとのことですね。

ゆっくり入浴でリラックスし、なるべく睡眠をしっかり取って、体力低下を予防したいものですね。