宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

風が吹くと・・・・・

2010年03月23日 18時26分11秒 | アレルギー
連休中に、すごい風が吹きましたね

毎年、感じるのですが、春の強い風は要注意です

強い風が吹いた日に外出された方が、その日や翌日に顔や首に湿疹が出る・・・ということをよく経験します。
先週の半ばや連休に、風の日が多かったのですが、そのせいで湿疹が急に悪化したという患者さんがとても多かったです。

一番多いのは、顔が赤くなった、顔にぶつぶつが出た、顔がざらざらする、まぶたやくちびるが腫れた・・・という症状です。
その他、首や耳たぶにも症状が見られます。

次に多いのが、手の甲や腕に湿疹が出たという人です。

長時間、風の中にいた人は、背中などにも湿疹が出てしまいます。

これらの原因は、スギ花粉、ほこり、黄砂です。

連休中は、黄砂がすごく飛んだので、外にいた方はかなり湿疹が出てしまったようですね。

アドヴァイスです
春の風の強い日は、皮膚の弱い方は、外出を避ける方が無難です。
やむを得ず外出する方は、帰宅後にすぐにシャワーを浴びましょう。
花粉や黄砂を洗い流し、着替えてさっぱりしましょう。
すぐに、保湿クリームをぬっておくことがお奨めですね。

春の風は、肌荒れの原因です。
お気をつけくださいね

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