天気予報は曇りになっていたが、午後からは降られた。
オオバヤシャブシ 雄花序
可愛いセツブンソウ 花弁状のものはガク片 花弁は退化して黄色い蜜腺状のものになっている。
中心部に雄しべと雌しべ。小さくて見にくい。葉に見えるものは苞葉だそうだ。
今日もコケやシダが目についた。
少し教えてもらったが、判別はむつかしい。
トヤマシノブゴケ? スナゴケの仲間?朔を付けている。
チャセンシダ・コバノヒノキシダ他、シダもたくさん。
マイブームとなっているコショウノキ 今日も山中にあった。
コショウノキ
「シロバナジンチョウゲじゃないの?」という人。「ジンチョウゲとどこが違うの?」
どこがどう違うとはっきり答えられない・・でもコショウノキだ・・
帰って確認してみることに。
ご近所のジンチョウゲ(左)と並べてみた。花の大きさが違う。
花数が少ないと書かれているが、一枝だけでは一概にはいえない。どちらも10個あった。
葉の厚さの違い・・よくわからない。
葉の幅も個体によるようだ。今日のは少し細めだったが室生のはもう少し幅広かった。
右)コショウノキはガク筒の表に細毛が密生。 これが区別点のようだ。
写真を小さく切り取ると細毛が見えた。ジンチョウゲには細毛はない。・・なので、今日のはコショウノキで間違いない。
今日見たコショウノキも割ってみると子房が見えた。これも雌花なのか(室生のも)・・。
ところで、ジンチョウゲの果実は見たことがない。
「日本にある木は雄株が多く雌株はほとんど見られない」「日本には雄株しかない」と聞いたことがある。図鑑樹に咲く花を見ると「花は形態的には両性だが結実する株と結実しない株があるため雌雄別株ともいわれる」との記述。
コショウノキは「雌雄別株」と記載されていた。
シロバナジンチョウゲ(植栽の花を1個もらってきた)長短雄しべと、子房と柱頭が見える。
右)普通のジンチョウゲにも子房が見えた。
上記図鑑によると「子房があっても結実しない」のだろうなあ。
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