みどりの野原

野原の便り

9月13日 京都植物園 昼夜逆転室 & きのこの話

2013年09月13日 | Weblog
早めに行って植物園を歩く。
  
        オミナエシ              フジバカマ
ハギやワレモコウなど秋の花

水辺に
 
        ツリフネソウ               イヌゴマ?名札なし

  
       ハッカ                キセワタ

 
       タヌキマメ              ボタンボウフウ

 
      ショウロウクサギ        セイヨウハシバミ(ヘーゼルナッツ)

 
   探し回って見つけた ウオトリギ 果実は黄色から赤に変化するという。
見たいものはほぼ見れて満足。

次に、駆け足で昼夜逆転室へ。
夜に咲き昼間には開花を見られない植物を夜の状態で展示してある。

 
          サガリバナ 淡い光に照らされている。
朝には散ってしまうので、川に浮いたのしか見たことがなかった。
川にぷかぷか浮いて流れているのもきれいだけど、咲いているのはもっと幻想的だ。

 
        オオマツヨイグサ              ツキミソウ
野外ではスズメガなどが吸蜜にくるのだろう。 

次に「きのこの講演会」 毒きのこについてのお話を聞く。

初めにきのことは菌類の胞子をつくる器官(子実体)のこと。
中毒の統計では日本は菌類の中毒を植物毒に含めている(菌類を植物界と考えている)
欧米では独立した菌類界としている。
地球上の菌類の種類はまだまだ未知のものが多いことなどを話された。

「きのこの毒」と言ってもきのこによって原因物質も症状も様々。
聞きなれない原因物質の名が並ぶ。

きのこ中毒者と死亡者の推移などや中毒件数の多いきのこなどのお話。

中毒件数の多いきのこのベストテンは
1、クサウラベニタケ(イッポンシメジを含む)
2、ツキヨタケ
3、カキシメジ
4、テングタケ(ベニテングタケを含む)
5、シビレタケ類(ワライタケ・オオワワイタケを含む)
6、ドクササコ
7、ドクツルタケ
8、ドクヤマドリ
9、アセタケ
10、ニガクリタケ    の名があった。
私は2・4・6・7・10以外は名前を聞いたこともない。

他、
マジックマッシュルーム(幻覚性きのこ 日本では条例により販売・使用・栽培禁止)
よく見かけるオオシロカラカサダケ、見たことがあるカエンタケなどのお話も。

シアン化水素が検出されたきのこの中にはエリンギやコガネタケ・シイタケ・スギヒラタケ・マイタケの名前もある。
前に本で調べたら食可となっていたので少し食べてみたことがあるコガネタケ。中毒者が出るまでは見つけたら食べていたスギヒラタケ・・はともかく、シイタケやエリンギやマイタケも?

「毒きのこ」を見分ける方法はないという。
知らないものは食べない、あまりたくさん食べないのが中毒を防ぐ策か。
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