中国は漁業監視船を紛争水域にあるパラセル諸島に派遣したと農務省傘下の当局が発表(9月2日REUTERS)
ライバルであるベトナムとの緊張が高まる中で中国政府高官がハノイを訪問する。400総トンの船は中央南部の広州を出港したと、省漁業行政局はウエブサイトで報じているが海域での常駐が予定されている。「これはパラセル諸島における法の執行を強化し、漁業生産の保護と漁民の安全を図る。中国の海事主権と漁業利益を防御する目的」と局次長のGuo Jinfuがかたった。
中国漁政306(新造船)が就役する一方、中国外交トップのDai Bingguo戴秉国のベトナム訪問は5日から行われる。中国はパラセル諸島水域や無人島の小島を含めた広大な海域の主権を主張。漁業資源が豊富であるともに石油やガスの埋蔵があると考えられている。「このことは中国がパラセル諸島周辺の海事領域について常時監視の体制をととのえたことを示している」と金曜日に新華社通信が報じている。
南シナ海を巡る争いは6月に発火した。金曜日にフィリッピン大統領ベニグノ・アキノは4日間の中国訪問を完了したが、週初めには胡錦濤首席と面談している。胡主席はアキノ大統領に対して南シナ海問題は双方の話し合いにより解決が可能と語ったという。(以下省略)
ライバルであるベトナムとの緊張が高まる中で中国政府高官がハノイを訪問する。400総トンの船は中央南部の広州を出港したと、省漁業行政局はウエブサイトで報じているが海域での常駐が予定されている。「これはパラセル諸島における法の執行を強化し、漁業生産の保護と漁民の安全を図る。中国の海事主権と漁業利益を防御する目的」と局次長のGuo Jinfuがかたった。
中国漁政306(新造船)が就役する一方、中国外交トップのDai Bingguo戴秉国のベトナム訪問は5日から行われる。中国はパラセル諸島水域や無人島の小島を含めた広大な海域の主権を主張。漁業資源が豊富であるともに石油やガスの埋蔵があると考えられている。「このことは中国がパラセル諸島周辺の海事領域について常時監視の体制をととのえたことを示している」と金曜日に新華社通信が報じている。
南シナ海を巡る争いは6月に発火した。金曜日にフィリッピン大統領ベニグノ・アキノは4日間の中国訪問を完了したが、週初めには胡錦濤首席と面談している。胡主席はアキノ大統領に対して南シナ海問題は双方の話し合いにより解決が可能と語ったという。(以下省略)