オホーツク海では漁船Phoenixにより航行障害が発生している。この船は浸水した状態で漂流、他船の安全を脅かしている(6月16日ロシア漁業者新聞)
Phoenixはオホーツク海国境警備船によって6月1日発見された。呼びかけに対して応答せず、逃避を図った。国家海洋検査機関はこの漁船はカンボジャの国旗を掲げ、母港はプノンペンであり、乗組員はロシア人14人であった。漁労装置は見当たらない。海水循環装置を備えた船倉には4トンのタラバガニとズワイガニがおがくずにつつまれていた。検問の途中に漁船は突然傾斜し沈み始めた。監視船の乗組員は退避した。
予備的な報告によればこの浸水は船長がキングストンバルブの解法を命じたことによるもので、証拠隠滅を図ろうとしたもの。本船は転覆し、没水した。水浸しの状態で本船は船底を上にして漂流。本船の位置情報は定かでない。最後の視認位置は南サハリンから60浬であった。この状態での漂流は他船との衝突が危惧される。航行障害物情報は4時間ごとに放送されている。
Phoenixはオホーツク海国境警備船によって6月1日発見された。呼びかけに対して応答せず、逃避を図った。国家海洋検査機関はこの漁船はカンボジャの国旗を掲げ、母港はプノンペンであり、乗組員はロシア人14人であった。漁労装置は見当たらない。海水循環装置を備えた船倉には4トンのタラバガニとズワイガニがおがくずにつつまれていた。検問の途中に漁船は突然傾斜し沈み始めた。監視船の乗組員は退避した。
予備的な報告によればこの浸水は船長がキングストンバルブの解法を命じたことによるもので、証拠隠滅を図ろうとしたもの。本船は転覆し、没水した。水浸しの状態で本船は船底を上にして漂流。本船の位置情報は定かでない。最後の視認位置は南サハリンから60浬であった。この状態での漂流は他船との衝突が危惧される。航行障害物情報は4時間ごとに放送されている。