フカヒレ採取禁止を称賛 チリー

チリーはフカヒレ採取禁止を立法化した。昨日チリー国会はフカヒレ採取の完全禁止を立法化した（7月7日WFAN）

この法案はOceanaによって推進されていたもので漁獲されたすべてのサメ類は鰭の付いた状態で水揚げされることを条件付けている。チリー大統領はこの立法について30日以内に署名する予定である。「この法案の通過によって、チリーは海洋生態系に重要なこうした動物の保護についてリーダーの立場をとることになった。我が国から多くのフカヒレが輸出されていることを承知している。このことは数千尾のサメが毎年殺されているということである。今回の法規制により我々は秘奥に開発されつくしている魚種についての重要な手段を持つことができるとOceanaの副代表で南米担当のAlex MuñozIn 氏は語った。

チリーはフカヒレの大量の輸出国となっている、このためサメ資源は脅威を受ける。チリー税関によれば2006年から2009年で乾したフカヒレ71トンが輸出されていて仕向け先はアジアでフカヒレスープに利用される。

インフレ過去3年で最高、食品価格と社会不安 中国

金利上昇や銀行の貸出抑制にもかかわらず、中国のインフレは過去3年で最高レベルとなった。6月の物価は年初に比べ6.4％上昇している。(7月9日）

アナリストは、中国当局者基本食料価格の高騰が社会不安を引き起こすのでは懸念しているという。中国人の常食の豚肉はさらに高値をつけ、穀物の産地では深刻な水害が起こっている。中国政府はインフレ抑制が最大の眼目であり、今年はすでに金利を3度引き上げている。多くのエコノミストらは世界の石油価格が安定すれば今年の後半には安定すると予測している。しかしながら国境を越えコスト上昇が起きていることは明らかである。
中国のCCBIS銀行によれば6月のインフレ上昇率は6.2％であったという。また温家宝首相は来月には豚肉価格は安定するという。「政府の対策の実行により、価格は効果的に制御される」というが、豚肉は過去9か月で50％高騰した。

中国兵がベトナム漁民を攻撃

ベトナム中部地区Quang Ngai省の国境警備当局は中国海軍艦艇が10人の武装した兵士を載せた高速艇を発進した。兵士らはパラセル諸島近くでベトナム漁船に乗船(7月14日AFP)

7月5日兵士らはベトナム人船長を殴打するとともに蹴り上げたの乗り組み位をも脅迫した。幸い船長は負傷しなかったという。この事件が共産国近隣同士の最近の出来事である。