ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

『噂の真相』で連載をしていた人たちも、亡くなるようになってきた(高橋春男氏の死に寄せて)

2024-01-29 00:00:00 | 書評ほか書籍関係

小田嶋隆氏がお亡くなりになった際(2022年6月)次のような記事を書きました。

小田嶋隆氏の死を知り、やはり酒が彼の寿命を縮めた可能性があると思った

この記事は、現在でもちょいちょい読んでいただいています。それで、先日次のようなニュースを知りました。


漫画家の高橋春男さん死去 「いわゆるひとつのチョーさん主義」
2024年1月15日 21時30分

 漫画「いわゆるひとつのチョーさん主義」などで知られる漫画家の高橋春男(たかはし・はるお)さんが12日、死去した。76歳だった。葬儀は家族葬で営む。喪主は長男遥さん。

 時事風刺漫画を得意とし、長嶋茂雄さんをモデルとした主人公が登場する「いわゆるひとつのチョーさん主義」を週刊文春で長期連載した。同作で84年に文芸春秋漫画賞。ほかに「大日本中流小市民」「GOGO虎エ門」など。

高橋春男氏というと、あの独特のイラストと筆致はだいぶ好き嫌いのわかれるところでしょう。イラストは好きでしたが、のんきげなイラストと相反するかなり毒のある文章が私にはわりとハードでした。私は、「いわゆるひとつのチョーさん主義」も、たまには読んでいましたが、定期的に読んでいたのが、「噂の真相」で連載していた『絶対安全地帯』です。

高橋氏は1947年生まれということで、バリバリの団塊の世代です。なんとなくもっと若い人かなと思っていましたが、けっこうお年を召していたんだなと思いました。なお小田嶋氏は1956年生まれ。もっとも昨今高橋氏は、現役を退いていたようですが。

で、これはだいぶ旧聞になりますが、かの宅八郎氏も、2020年に亡くなっています。57歳とのこと。氏の場合8月にお亡くなりになり、その逝去が12月に弟さんにより公表されました。いろいろトラブルメーカーだったのでご身内もいまさら・・・という考えもあったようですね。そして彼は、『噂の真相』の連載も、トラブルで打ち切りになってしまいました。

これは連載中の死ですが、ナンシー関も、1990年から『噂の真相』に連載を開始、タイトルを変えながら亡くなる2002年まで連載を続けました。なお宅氏とナンシーは、同じ1962年生まれです。宅氏がどういう生活だったかは存じ上げませんが、ナンシーについては、彼女が心臓疾患で急死した際、私は正直「あんな体格でテレビばっか見てあんな文章ばっか書いているから早死にしたんだ」と思いました。Wikipediaによれば彼女は、ショートピースを1日に20本から30本も吸っていたそうであり、それじゃ長生きなんかできるわけがない。

すみません、言葉が過ぎました。ナンシー嫌いなんで。

それはともかく、やはり『噂の真相』も休刊になってから今年で20年(2004年4月号で休刊)なので、元連載執筆者が亡くなりだす、そういう時期になったということなのでしょうね。編集長兼発行人の岡留安則氏も2019年に亡くなっています。

これは余談ですが、私は岡留氏と1度話をして握手をしたことがあります。また『噂の真相』に2回投書をして、2回とも採用されました。これって自慢になりますかね? 当方の個人情報保護のため、掲載号ほかはお伝え出来ませんことをご了解ください。


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