ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

36時間未満の海外旅行(香港編ー2006年)1

2008-03-01 13:57:05 | 旅(香港・マカオ・広州・深圳)
前に書きましたとおり、36時間未満の海外旅行とは、初日の最終便の飛行機で現地に到着し、3日目の最初の便でその国を出国するという旅です。正直、ほんとにあっという間の旅で、かなり密度を濃く楽しまないと、航空券は安いとはいえ割があいません。今回は、2006年の2月に香港に行ったときの記事を書きます。

ユナイテッド航空で香港国際空港に着いたのは、予定よりだいぶ遅れて11時をすぎていました。で、イミグレーション(略称イミグレ)も長蛇の列で、ずいぶん時間はかかりましたけど、なんとか香港に入国できました。



すでに、ロビーにも客の数はまばらです。

もう時間も遅いので、エアポートエキスプレス(九龍、香港島へ最速でいける鉄道)に乗るよりバスに乗ろうかなあとぐずぐずしていたら、エアポートエキスプレスの最終が出てしまいました。タクシーに乗る気もしないので、結局バス以外に選択肢がなくなりました。



もうこの時間になると、深夜バスになって割高です。今回は、九龍中部の太子堂なるところに宿を予約していました。すでに金は払い込んであるので、部屋が確保されていないことはないのですが、はたして無事に宿にたどり着けるかどうか、少々不安です。

なんとか深夜バスの停留所を見つけました。適当な席に座ります。香港入国は何回か経験していますが、今まではエアポートエキスプレスしか使ったことがないので、これも初めての経験です。

空港周辺をしばらくまわりながらバスは客を乗せていきます。深夜でしかもはじめての乗り物ですから、さすがに不安をおぼえます。

しばらくして、隣に座っている中年の男性が、「日本人ですか」と英語で聞いてきました。「はい」と私が英語で答えると、彼は、自分も日本人ですと今度は日本語で話しかけてきました。

この男性は、中国の深圳在住だとのことです。定期的に香港に出国して、長期滞在をしているのだとか。私用があって日本に帰国して、今回またまた香港経由で深圳に戻るとのことです。何をやって生活しているのですかという基本的な、しかし一番興味のあることは聞きませんでした。

大体そうだとは思いましたが、やはり中国人の女性と同居していると彼は語りました。深圳はまだ女性が安いみたいな話もしていました。結局そういう類の話になっちゃうのかな。

でもこの人の話は面白かったので、私のバスが太子堂に着いた時に、礼を言って別れました。もう深夜3時くらいだったのですが、できるだけ早い時間に深圳行きのバスに乗ると言っていました。

さて、ホテルは果たして開いているでしょうか。地図を見ながら深夜にも程のある時間の香港の街を歩くと、なんとかホテルを発見できました。スーツ姿の男性が1人立っています。どうやらこのホテルの人らしいので、バウチャーを見せて中に入ると、フロントの人がやってきました。クレジットカードのデポジットその他の手続きを済ませて、やっとチェックインできました。部屋は、料金の割にはいい部屋で、ちょうど建物の角の部屋でした。





角なのがお分かりでしょうか。

チェックインしたら腹が減ったので、遅い時間ですが途中開いている食堂もあったので、早速食事に向かいました。
コメント (2)
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