拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

連弾

2021-01-24 12:44:29 | 音楽

最近、お友達の間でピアノが大はやり。皆、昔は弾いてたんだな(昔取った杵柄)。直近ではM美女。新しい電子ピアノの写真をアップして嬉しそう。すぐ人に影響される私が影響されないはずがない。キッチンに立てかけてあった88鍵をコタツの上に置いてみる(ちゃんとした脚もこの家のどこかにあるはずだが見当たらない)。これだとなんだかお琴のよう。♪ミ、シレミラシラミー。ミ、シレミラシレミー……春の海(ちょっと時期がずれた)。この後、尺八が♪レミーーと入ってくるのだが、フランス人のルネ・シュメーが尺八パートをヴァイオリンで弾いて作曲者と協演し、それが元ととなって世界中で親しまれる曲になったそうだ。さて、M美女は、ピアノのスイッチが入ったようで、弾きまくっている模様。いずれ某会でも披露して下さるだろう。じゃあ、私もその場にちょこっともぐりこんで連弾でもいたしましょうか。普通の連弾ではない。モーツァルトのトルコ行進曲の右手をM美女が弾いて、左手を私が弾くというもの。この発想は、中学のとき、隣の組の某女子と体育館の裏手で密かに……じゃなくて(話がすぐ変な方に行く)、体育館のピアノで実際にやったことがあるのですぐさま湧き上がった。だが、M美女が「密になる」と言って警戒。あ、やっぱりそう思った?私もね、右に座るM美女が右手で弾いて左に座る私が左手で弾くとどうしたって、M美女の左半身と私の右半身が密接することになる。これは二重の意味で宜しくない。一つ目はコロナ禍で「密はだめ」と言っているお上に逆らうことになる点、もう一つは人妻のM美女とあまり密になると「善良な風俗」に反するおそれが出てくる点。これを解消する方法を考えてみた(あくまでM美女が右手のパートを弾いて、私が左手のパートを弾くことが前提である)。可能性その1。M美女が左手で右手のパートを弾き、私が右手で左手のパートを弾く。その2。M美女と私が左右の位置を交代したうえで元のパートを弾く。これだとM美女の右腕と私の左腕が鍵盤上で交錯することになる。体は密ではなくなるが、腕が密になる。腕が密になった場合、善良な風俗に反するかどうかは分からない(判例はない(当たり前))。因みに、中学当時、某女子と一緒に弾いて、密でどきどきした覚えがない。あのときは痩せてたからあまり密ではなかったんだと思う。そもそもその女子のことが好きでもなんでもなかったし。いやいや、私の下手くそな左手を交える必要はない。M美女は、ソロで素晴らしく弾くはずである。期待しよう(その前に舟歌のデュエットを頼みますね!)。かく言うワタクシが人前で最後にピアノを弾いたのは室内合唱団の宴会。余興に毎回、自作発表会をしていた。2,3曲、自作の歌を人に歌ってもらって私は伴奏。自分の曲の伴奏だからいっくらでも音を省いて弾けた。そうだ、あんとき作った曲で、「ベルチューダーインの歌」っていうのがあって、いつも一合100円の酒を飲ませる店で飲んでるくせにたまに「おねーさん」のいる店でウィスキーを飲むことがあって、それが「ベルチューダーイン」。後日、歌詞をアニュスデイに変えて、これがなかなかの名曲なのだが(自分で言ってる)まだ披露してない。これを某会で披露するついでにピアノを弾けばよいのだ!歌ってもらうイメージもどんどん湧いてくる。だが……思い出した、この88鍵を買ったときも、それを目指して練習を始めたのだが、ぜーんぜん腕が戻らなかったんだ。で、キッチンに立てかけっぱなしになったんだった…… 文中の「ベルチューダーイン」がまだあるかどうかググってみた。ヒットしたのは、5年前の私のブログだった。そのときも「検索した」と書いている。で、「見つからない」と書いている。

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