拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

ドイツレクイエム、ポップとフィッシャー・ディースカウだった

2012-08-31 00:06:59 | インポート
ブラームスのドイツ・レクイエム、生でも録音でも何度も聴いたことがあったけど、いざ合唱で歌うことになって楽譜を見たらもうやみつきになってしまって、やっぱり自分で体験してみないと分からないっていうの、ある。バッハのカンタータやモテットも、聴くよりも歌う方がずっと感動すると思う。ベートーヴェンのシンフォニーだって、最初、第3や第9といった「長いやつ」がよくて、第5はいまいち好きじゃなかった。それが、自分で吹奏楽用に編曲して指揮して、とりこになってもうたし。で、ドイツ・レクイエム、ミュンヘンオペラの特別演奏会で生で聴いたよな、ソプラノはルチア・ポップだったよな……で、確かめたらそのとおり!で、(話はここから)こんときのバリトン、誰だったかと思ったら、フィ、フィ、フィ、フィ、(Jタカタの社長さんは、ひっぱって値段を言うときは小声になる。私は叫ぶぞ)フィッシャー・ディースカウだった!なんで覚えてなかったんだろ。私のバカバカバカ。というか、ルチア・ポップが歌ったことすらうろ覚えだったんだから。ほんと、私のこれまでのブラームスに対する無関心を表してます(交響曲の1番は、カラヤン=ベルリン・フィルで聴いたりして、楽譜も読んでたりして、好きだったけど、大体、1番は、形式の鎧でブラームスのロマンティッシュなメランコリーが大分隠されてる。それを好きだと言っても、ブラームス信者からは「けっ」と言われます。信者さんたちは、4番がいいらしい。)。今後、心を入れ替えて真面目に聞きます。全集CDもあるし。

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