こないだの大相撲の千秋楽で、行事が「かった(かたや)、かくりゅふー、かくりゅふー」「こった(こなた)、はくほほー、はくほほー」と言っているのを聞いて、伸ばす音が「h」だなー、と思って、そこからドイツ語を連想して、で、鶴竜と白鵬をドイツ語で表記したくなって、今回のタイトルとなったわけである。それにしても「h」は気の毒な音だ。イタリア語やフランス語ではもはや言葉のどこに位置してても発音してもらえないし、ドイツ語だって母音の後は伸ばす音になっちゃって発音されない。日本語だってそうである。河原(かわら)は、河原(かわはら)であったろうに、いまやほとんど河原(かわら)である。それに逆行しているのが行事さんだ。ないはずの「h」をわざわざ発音してるから。因みに、行事さんの「かった」が「かたや」だってことは今この記事を書くために調べて知った。半世紀+10年生きてきたが、「かたや」と聞こえたためしはない。
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伊之助さんの口上、独特ですよね。面白くて好きだけど。単語の途中の「h」は、チェコ語では発音するんですよ〜。