拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

中高年の婚活ブーム

2015-06-26 09:49:06 | 日記
昨日のマレ、ゴン太に気持ち変わってない?と聞かれて「変わっとらんよ」(うそつけ!)、一子に「マレが圭太と付き合えばいいじゃん」と言われて「ほーしたいよ」(ほーらみい!)、それを聞いてたミナミちゃんが「だったら何でお兄ちゃんと付き合うの?」(そうそう、おじさん(私)もそうおもっとった)。それが今日。フミさんが、そんなん「普通」というのを聞き、そう言えばそうだった。よくある話だ。いつから朝ドラのヒロインに清廉潔白を求めていたんだろう(オープニングの服が白いからだ)。糸子(カーネーション)はこんなもんじゃなかった。よし、これからは「性格の悪い女の子が回りをまきこんで自分だけいい思いをする話」として見よう。ところで、フミさんが「そういう話は60になれば笑い話」と言ってた。じゃ、60代のそういう話は?今、多いでんしょ?中高年の婚活が流行ってるそうだし。岸恵子さんが書いた69の女性と58の男の恋物語がヒットしてるそうだし。「クローズアップ現代」でも、「斎藤茂吉の時代なら秘めるしかなかった『愛の情熱』が今では常識」「一昔前なら『いい歳をしてみっともない』と後ろ指をさされたものが様変わり」と言ってたし(この表現に笑った。放送作家さんすごい!国谷さんも心なしかニコニコしてた)。こうした潮流は「新婚さんいらっしゃい」を見てたら分かる。50代なんてもう普通(こないだは、新郎が32で新婦が52だった。)。80代の新郎と70代の新婦ってぇのもあった。あるときなど、新郎がしゃべってる間に入れ歯が飛び出した。50代の男の未婚率は20%(!)。この「未婚率」には「生き別れ」「死に別れ」も入るんだろうか。ドイツでは、結婚経験なし=ledig、生き別れ=geschieden、死に別れ=verwitwedと区別される。日本でもそうして。geschiedenにはgeschiedenの誇りがあるんだから。因みに、私は婚活などしません。お金がかかりそうなことは"Nein,Danke"です。

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