拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

津軽弁とフランス語

2018-03-30 09:04:43 | 音楽

なんとなくハート型に見えるのだが。ピザ生地を伸ばす棒は洗ってすぐ乾く。そういう材質なのだろうか。因みにこの棒のことを麺棒というそうだが、耳をかくやつ(あるいは、カセットデッキのヘッドを掃除するやつ)もめんぼうだったよなと思ったらあっちは綿棒であった。さて。東北弁の中でも津軽弁は雰囲気がフランス語によーく似ているそうな。新婚さんいらっしゃいに出てきた津軽出身の新婦が「新婚旅行に行ったパリで店員の態度がよくなかったので津軽弁でまくしたてたらその店員はフランス語で怒られたと思ったらしく態度が一変した」と言っていた。で、津軽弁を実演。ほ、ほんとだ。フランス語っぽい。そう言えば、ロシア語もフランス語っぽく聞こえることがある。津軽とロシア、共通するのは寒いこと。寒いところの言葉はフランス語に似る!?だが、ロシア語がフランス語っぽいのは、近世においてロシアが先進国フランスの文化をたくさん取り入れ、ロシアの貴族の公用語もフランス語だった、そのせいだ、という話もある。そういえば、トルストイの「戦争と平和」で、ロシアがナポレオンと戦争することになって、あるご婦人が「これからはフランス語を話すのはやめましょうね」と呼びかける(朝ドラの戦時中のシーンにも必ず白い前掛けをした軍国婦人が登場してヒロインをいじめる)。だが、このご婦人自身が禁を破ってフランス語を口走ってしまい「だってロシア語なんてださくて」と言い訳をするシーンがあったっけ。私、この小説は学生時代に1年かけて読んだ。ちびりちびり読んでって1年かかったのではなく、途中、長いこと中断して結局1年かかったのだ。でも、中断してもよく戻って完読できた。「源氏物語」など、過去何回か中断し、次に読もうと思ったときには何もかも忘れてるので結局最初から読み直すはめになり、いまだ完読できていない。因んだ話その1。ヴァーグナーの指輪は完成まで何十年もかかったとか言っているが、実際は、ジークフリートの第2幕を書き上げたところで長いこと中断したため完成まで時間がかかった。その2。時効は「中断」するとゼロに戻る。止まったところから再開するのは「停止」である。

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