楽譜を見てると、ときどきあれ?これ間違い?と思えるものがある。だが、生半可なことで間違いと言って後で間違ってなかったことが分かると赤っ恥。物事は奥深い。だから、あれ?と思ってもよーく調べてから何か言うようにしている。先日歌ったBWV117(バッハ)も危なかった。歌詞に出てくる「früh und spat」。「spat」の「a」にウムラウトが付いてない。さすがにこれは間違いだろ、と思ったが、録音を聴くと「シュパーt」と言ってる。で、独和大辞典でひくと、O! ウムラウトなしの「spat」がある。「spät」の古語だそうだ。あぶないあぶない、あやうく「間違い見つけた」と言って赤っ恥をかくところだった。因みに、これを「遅かれ早かれ」と訳すとこれまた赤っ恥(これも言いそうになった)。「早いときも遅いときも」で「朝な夜なに」と訳されている。「遅かれ早かれ」は「früher oder später」。ん?これって語順通りだと「早かれ遅かれ」。
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