拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

ヒエッ、ヒエッ

2012-12-29 11:04:47 | インポート
昨日は(本物の)第九鑑賞。オケと合唱、とっても良かった。ソリストはでこぼこ。バリトン独唱は立派(体格がそのまま声になったよう)。テナーは、美声なんだけど声量が……と思ったら案の定、行進曲のところで合唱がかぶったら指輪の最後のハーゲン状態(昨日のブログ参照)。それに比べてソプラノはよく通る声で合唱を突き抜けて聞こえてきましたが最後の四重唱のHから降りたFisが低くて残念(ここが決まらないと現代音楽になる、と以前書きました。)。合唱の中には知人がいて、最前列で目立ってました。彼(テナー)が日頃、「バスの連中は、高音をテナーにまかせときゃーいいものを、下手に出すからFで声がひっくり返る」と言っていて、ほんとに、あちらこちらでヒエッ、ヒエッってひっくり返ってて、面白かった。いろいろ書きましたが、熱演。拍手するとき、べとっ、べとっ(手にびっしょり汗をかいてました。自分が歌ったわけじゃないのに)。拍手の中、指揮者がオケを向いて、ソリストも定位置に戻って、おろっ、第九のアンコール?あとにも先にも私が学生のときだけ、と書いたばかりなのに、と思ったら、蛍の光。会場真っ暗になってペンライトが光って、紅白歌合戦のようでした。

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