姦通罪のことを言うんだったら、ジークフリートの両親(ジークムントとジークリンデ)は姦通罪ど真ん中。ジークリンデは人妻(夫はフンディング)ですから。怒ったフンディング(Hund(犬)をもじった名前。ヴァーグナーは、犬は嫌いか?)は結婚の神様のフリッカに直訴。で、あれやこれやで(中途省略)ジークムントは死ぬはめになる。けど、そもそも物語の中で、一番姦通罪に問われるべきなのは、フリッカの夫の神々の長ヴォータン(神々の長だから、指揮権発動で罪には問われない)。他所に作った子供の数は、物語の中だけでもヴァルキューレ9人と、ジークムントとジークリンデの11人。あらためて、すさまじいオペラだ。殺人、強盗、不倫のオンパレード。こういう物語に感動してていいんでしょうか(なーんて今更いってもしょうがない。毒が全身に回ってんだから)。昔、マディソン郡の橋って映画がはやったとき、某超有名芸能人のお兄さんが、「だって、これ不倫の話でしょ。そんなの好きじゃない」ってばっさり切って捨ててた。そういうご立派な方もいらっしゃるんですねー。
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