アウトドアな日常

インドアからアウトドアへのススメ

自然と接すること

2023年08月23日 | アウトドアエッセイ その2

前に紹介した「川と人類の文明史」(ローレンス・C・スミス著)からの引用です。

幼少期に自然と関わらないと、注意障害、肥満、うつ病など目まぐるしいほどの多種多様の疾患を生じるという話もあるそうです。

様々な野外レクレーションに参加する数は、1981年から「1992年がピークで、その後、着実に減っているそう。

ディズニーなどの映画を分析した人によれば、場所設定などの自然離れが急速に進んでいる。

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人間にとって自然は、なくてはならない存在なのだろう。

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食料を横取りするヤマメ

2023年08月19日 | 動画

食料を横取りするヤマメ

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資本主義と気候変動

2023年08月18日 | 本と雑誌 その2

「これがすべてを変える(資本主義vs気候変動)」(ナオミ・クライン著)を読む

・1970年台の10年間に世界中で報告された干ばつ、洪水、以上気温、山火事、暴風雨などの自然災害は660件、2000年代にはその数は3322件と5倍に増えいている。

・災害による緊急時の出費は、通常の公共支出を削減することによって相殺し、これにより今までのインフラ点検、整備が疎かになる。そのうち次の災害が襲ってくるときには、さらに脆弱になる。まさに古典的な悪循環になる。

・2014年5月、フランスの大気汚染が危険レベルに達した時、パリ市当局は市民がk車を使わないように公共交通を3日間無料にするという素早い判断をした。もし民営の交通機関であったなら激しく抵抗しただろう。

 

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進化

2023年08月17日 | 本と雑誌 その2

「私たちは今でも進化しているのか?」(マーリーン・ズック著)を読む

・人間以外の哺乳類は、乳の中のラクトース(乳糖)を消化する能力を失った。

・人間は短距離は苦手だが、補ってあまりある長距離の能力を備えている。体内のエネルギーを放出によるエネルギーを蓄える。数百万もの汗腺を持つ人間は史上最高の空冷エンジン。

・ガンは古代からあった。比率として現代と変わらない数だが、現代人は長寿になったためガンが増えた。サメはガンにならないらしいが(魚類は独特の免疫系がある)、チンパンジーもガンの発生率が低く、アルツハイマーにも苦しむことはない。

・2006年、日本のチームにより人間の耳垢のタイプを左右する遺伝的変化を特定した。耳垢には二つのタイプがあり、乾燥、湿ったものに分けられる。アメリカの先住民は乾燥タイプで、アジアからシベリアを通り、ベーリング海峡を渡って移住したという仮説と一致する。研究者は、耳垢のタイプは発汗量、体臭と関連していて、耳垢そのものは自然選択のターゲットではなかったと推測、アジア人はヨーロッパ人ほど汗をかかないので、ユーラシア北東部の住人にとって有利だったということ。

・自然選択によって寿命は伸びたがその代償もあった。人間の免疫系は何十年もの間、ウイルスやバクテリアの攻撃を退けてくれる。同時に、心臓や神経の病気、癌になりやすくなる。このようになる理由としては、免疫細胞が成長や炎症といった多くの違った細胞プロセスを調整していて、このような高度な能力が不調になると細胞が無秩序に成長して癌化したり、他の様々な病気を発症したりする。

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地球温暖化

2023年08月13日 | 本と雑誌 その2

「魔術師と予言者」(チャールズ・C・マン著)を読む

・2007年、活動家でジャーナリストのナオミ・クラインが「ショック・ドリトリン」という本を出版した。右派エリート層が経済危機を口実にし(あるいは作り出す)、企業にとって望ましい政策を社会が選択せざるを得ないように誘導していると記した。

・気候変動は1960年頃から系統立てて、1990年からは集中的に研究されるようになった。こうしたことが長年研究されているというのことは、二酸化炭素が、地球の平均気温に影響を与えているということを一般的な合意事項が誤っているということはまあずありえない。

・1967年、ワシントンDCにある米国海洋大気庁の二人の研究者真鍋須淑郎とリチャード・T・ウェザラルドが立てた予測は、大気の下層部と成層圏は、全く全く逆の働きをし、前者が温まると後者は冷えるのではないかと予測をした。2011年まで確認できなかったが、間違いではなかったと確かめられた。当初から12年後、真鍋と他の二人の科学者は、陸域は海洋よりも温暖化が進み、温暖化が緩慢なのは南極大陸あたりであると推測した。これも実証された。

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