アウトドアな日常

インドアからアウトドアへのススメ

毛バリの流し釣り 実践編

2006年08月08日 | アウトドアエッセイ
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鮎釣りの人達が帰り支度をしている時に僕は竿と仕掛けを取り出した。

1投目は緊張する瞬間だ。
「1投目は釣れるはずだ」しかし、ヒットせず。

何度か毛バリを流しているとヒットした。しかしバレた。
魚信を感じることが出来れば、もう釣れたのも同然。

膝まで水に浸かり、慎重に毛バリを流す。
とうとう釣り上げることができた。
6~7センチのウグイだが、こうした命に接することは大事なことだ。

30分程で小さいが4~5匹の釣果。アタリはその2倍。
ハリにカエシがあるので外しずらいし魚を傷つけてしまう、今度来る時はカエシは潰しておこう。

魚は全て逃がした。しかし食べてあげるということも必要なのかもしれない。

渓流魚の場合は、石で頭を殴るか、指で頭を叩くかで一撃でシメル。
その方が魚が苦しまないし、血が全身に回らなくて美味しく食べられるからだ。
その後、内臓を抜き、血あい(肝臓)を爪で落とし、エラをむしり取る。
直ぐさま塩を魚に塗りビニールに入れて持ち帰る。
これが僕のやり方だ。

人は、命を摘んで生きている。
この時ばかりは痛感する。
だから、命を摘む時は、手を合わせる。

辺りは徐々に暗さを増していく。
これからが一番良い時で竿を納めた。
お楽しみは今後にとっておこう。


コメント (2)
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