「アンチノイズ」 辻仁成著 新潮社
「恐竜は虹色だったか?」 ビートたけし著 新潮社
区役所に勤め、町中を騒音計測器を使い計測する主人公。
いつしか音に興味を示し、発生する音を町地図に記す。
恋人フミの動向に不信を抱き、盗聴器をしかける。
そこから発せられる音は、彼にどんな思いを抱かせるのか・・・
後者の本には、虫の鳴き声のことが書かれてあり、日本の虫は外国に比べてバリエーションが豊富な鳴き声を持っているそうです。
「ジーッ」とただそれだけで鳴いていたら、ただのノイズなのであろうが、日本の数限りない虫たちの鳴き音は、日本人の感性までも変えたということなのかもしれません。
音色という言葉は、もともと日本にあった言葉なのか、外国から入ってきた言葉なのかは知りませんが、多様な音があってこその音色なのであろう。
僕のHPには、「音の風景」と題して少しだけ音を載せています。
他人からしてみれば、ただのノイズでしかない音でも、僕にとってはそこには風や薫りが記されていて、目をつむれば画像が表示される。
音に対して無関心になった時に、われわれの風景は崩れていってしまうのかもしれません。
「恐竜は虹色だったか?」 ビートたけし著 新潮社
区役所に勤め、町中を騒音計測器を使い計測する主人公。
いつしか音に興味を示し、発生する音を町地図に記す。
恋人フミの動向に不信を抱き、盗聴器をしかける。
そこから発せられる音は、彼にどんな思いを抱かせるのか・・・
後者の本には、虫の鳴き声のことが書かれてあり、日本の虫は外国に比べてバリエーションが豊富な鳴き声を持っているそうです。
「ジーッ」とただそれだけで鳴いていたら、ただのノイズなのであろうが、日本の数限りない虫たちの鳴き音は、日本人の感性までも変えたということなのかもしれません。
音色という言葉は、もともと日本にあった言葉なのか、外国から入ってきた言葉なのかは知りませんが、多様な音があってこその音色なのであろう。
僕のHPには、「音の風景」と題して少しだけ音を載せています。
他人からしてみれば、ただのノイズでしかない音でも、僕にとってはそこには風や薫りが記されていて、目をつむれば画像が表示される。
音に対して無関心になった時に、われわれの風景は崩れていってしまうのかもしれません。