(遍路道Cの入り口です。進むのが勇気がいるような・・・)
4月11日 午前中に散歩へ出掛けました。
右膝が急に痛くなったので大事を取り、3日ぶりの散歩です。
左右の膝、右肩(右手が上がらない・・・)、腰痛など爆弾をいくつも抱えていて、何かの拍子に急に痛くなります。脊椎調整術マッサージ(気功)を受けに「にしおか治療院」へ行きたいのだけれど、遠く(?)へ車で外出するのをためらっています。
それでも1時間くらい散歩すると血行が良くなるのでしょうか、膝の調子は確実に良くなるから不思議です。体力と筋力維持のためにも散歩を頑張っています。
家の近くに四国の遍路道を彷彿させる散歩道が4つあり、遍路道A、B、C、Dと名付けました。
その日は遍路道Cを選びました。一番歩きにくい遍路道で、通る人はほとんどいないと思われます。落ち葉が深く積もり、倒木の枝や根が足に絡まり、もうじき草が伸び始めると蛇が出てくるので歩けなくなります。
入り口は分け入るのがためらうほど藪が高々とトンネルのよう・・・でも踏み入ると、藪の中から鶯の鳴声が「よくいらっしゃいました!」とばかり清く高らかでした。
途中に畑があったのですが、耕す方(一度お話したことがあります・・・)が亡くなられたのでしょうか・・・荒地になって野の花が咲き乱れています。
(畑だった空き地、荒れています。見晴らしが好く野の花が・・・)
薺(ナズナ 別名ぺんぺん草)の大群落
薺(ナズナ)、関東蒲公英(タンポポ)、仏の座、姫踊子草、酸模(スカンポ)、野罌粟(ノゲシ)など、帰ってから「野の花」(角川書店)で名前を確認するのも楽しみです。
畑を過ぎると、木々に覆われた山道になります。ここで人に会ったことはありません・・・。
(・・・先に歩いてもらいます)
(稲荷社が木立の奥に祀られていて、異次元空間かも・・・)
山道を進むと大きな藁拭き屋根の家が現われ、どうやら遍路道Cはこの家の裏山や畑への生活道かもしれません。
公道に出てから帷子川添いの道を進みます。
帷子川には八重桜の並木が2キロほど続いていて、今まさに満開でした。
(毎年見守っているけれど、大きく育って見事な八重桜の並木です)
(清来寺近くの帷子川と八重桜の並木)
(帷子川は岩盤が多く、所々にこのように見ることができます)
全行程で1時間30分くらいの散歩中にすれ違った人は数人、お互い意識して距離を取り、散歩中でもマスクをしている人が多かったです。
午後3時にベランダでツレと薄茶一服・・・緊急事態宣言が発動された今は家が一番やすらぎますね。
(ベランダには先住民の植木鉢がいっぱい、一緒に一服です)
(新しいパラソルを広げたベランダ席・・・あれこれ模索中)
(茶箱・雪点前で薄茶を点てました)
(絵唐津の徳利に射干(シャガ)を生け、ベランダ席へ)
美味しいお菓子と薄茶を頂くと、なんか元気と勇気が出てきます。