7月26日から暁庵の茶道教室は8月末まで夏休みに入りました。
夏休み中に2度も猛烈な眩暈に襲われました。
1度目は7月25日、2度目は8月16日、いずれも就寝時でした。
1度目は今考えると2度目よりずっーと軽かったものの、
「とにかく安静にしなくっちゃ・・・」と様子を見ていて、一日経っても眩暈が治まらず、2日目になってやっとかかりつけ医のA先生に診てもらいました。
「眩暈の専門は耳鼻咽喉科です。とりあえず吐き気止めと内耳の血行をよくするお薬を飲んで、様子を見てください。冷房は25℃以下にして、水分補給をしっかりしてください」
なるべく安静にして過ごしましたが、1週間以上軽いふらつきが残りました。
暑い日が続き、オリンピックが8月8日に終わり、その後1週間長雨が続きました。さすがに雨の中を郵便局へ出かけたり、散歩したり身体を少し動かしたくなりました。
その夜(16日)の就寝時、ベッドに横になっていると急に猛烈な眩暈に襲われました。
前回よりもひどく、すぐにツレを起し、白湯を持って来てもらいました。
すこしだけ飲むと、今度は吐き気が襲ってきて、宇宙遊泳のような足取りでトイレへ駆け込みました。
嘔吐が続き、治まらないのでトイレの前に毛布を敷いて横になっていました。A先生から処方してもらった吐き気止めの薬を何度も吐きながらも飲み込んで、やっとおさまったのは3時過ぎだったでしょうか。
翌日、A医院へ行き、症状をお話しし、
「先生、2度も続いたのできちんと検査して原因を突き止めたいのですが・・・」
「この近くですと、聖マリアンナ医科大学・横浜西武病院に「めまい外来」があります。この際、いろいろ検査するのもよいでしょう。運が良ければ原因が分かるかもしれません(運がう~ん?)」
早速、紹介状を書いていただき、「めまい外来」へ診察と検査に通っています。
検査は聴力、MRI、CIです。先日診断結果が出ました。
「めまい外来」のS先生の診断では良性発作性頭位めまい症とのことで、脳や聴力検査は問題なしだそうです。とにかく、病名がわかりホッとしました。
良性発作性頭位めまい症とは、発作的に突然、頭の位置を変えた時におこる良性のめまいで、生命の危険がなく、後遺症も残らず、治療をしなくても自然と軽快することも多く、ぐるぐるまわるようなめまいの原因として一番多いそうです。
しかし、再発も多く、予防としては寝る時に片方に偏らず、頭の位置を上向き、左右に変えること、首を回す運動を心がけることだそうです。
続けて2回起ったので再発があるかもしれませんが、予防を心がけてあまり気にしないで過ごそうと、今は思っています。 コロナウィルス蔓延もそうですが、予期せぬことがいろいろありますね・・・。