(つづき) (石田堤公園)
私たちが選んだコースは
JR行田駅~石田堤公園~さきたま古墳群(昼食)~水上公園~忍城~JR行田駅 です。
総大将・石田三成が築いた堤の一部が保存され石田堤公園(鴻巣市)となっていて、
新幹線高架下のシンボルモニュメントに面白い仕掛けがありました。
新幹線が通過するとスイッチが入り、突如、法螺貝が鳴り響き、
忍城水攻めの戦国絵巻を語り始めます。
(忍城水攻めの図・・・手前が三成陣地の丸墓山と石田堤)
総延長14kmの堤を1週間で作り上げたと伝えられています。
「忍城戦記」によると、人夫の賃金は昼は銭六十文と米一升、
夜は銭百文と米一升と破格だったため、近郷近在はもちろん遠くの村からも
人夫が集まったそうです。
堤の幅は約20m、高さは6m位、しっかりした工事だったことがわかります。
ところが、堤が完成し、利根川や荒川から水が引き入れられても
忍城は浮き城のように水に浸からず、なかなか落とすことができませんでした。
ある日、嵐がやってきます。
堤は決壊し、成田軍ではなく石田軍の兵士多数が溺死し、水攻めは失敗に終わりました。
一説によると、城下の領民が堤に細工をして、決壊させたと言われています。
小田原・北条氏が降伏した後、城主・成田氏の命により忍城は開城し、戦が終結しました。
(決壊の場所と伝える堀切橋)
(現存する石田堤)
決壊場所という忍川・堀切橋を渡り、松が植えられた石田堤に添って
自転車を走らせ、次の目的地「さきたま古墳群」と忍城を目指しました。
忍城の手前にある水上公園で、前を走る主人が急に曲がり自転車を止めました。
とっさに対応できず曲がり損ねて横転し、左足首をひねってしまいました。
(自転車で転ぶなんて・・・年のせいかしら? )
少し休んで様子をみてから、忍城へ向かいました。
忍城では小説「のぼうの城」の登場人物に扮した忍城おもてなし甲冑隊に迎えられ、
郷土博物館となっている城中へ入りました。
「忍城周囲の地形を見て、当時の戦略と戦いを思い描く」つもりで、
昭和63年に再建された御三階櫓へ登りましたが、展望はほとんどききません。
当時の戦いの様子は小説のなかで愉しむことにしましょう。
忍城おもてなし甲冑隊のパフォーマンスに小さな声援を送ってから
小田原合戦でただ一つ、秀吉軍が落すことができなかったという
天下の名城・忍城を後にしました。
のぼうの城 忍城へ(1)へ戻る
私たちが選んだコースは
JR行田駅~石田堤公園~さきたま古墳群(昼食)~水上公園~忍城~JR行田駅 です。
総大将・石田三成が築いた堤の一部が保存され石田堤公園(鴻巣市)となっていて、
新幹線高架下のシンボルモニュメントに面白い仕掛けがありました。
新幹線が通過するとスイッチが入り、突如、法螺貝が鳴り響き、
忍城水攻めの戦国絵巻を語り始めます。
(忍城水攻めの図・・・手前が三成陣地の丸墓山と石田堤)
総延長14kmの堤を1週間で作り上げたと伝えられています。
「忍城戦記」によると、人夫の賃金は昼は銭六十文と米一升、
夜は銭百文と米一升と破格だったため、近郷近在はもちろん遠くの村からも
人夫が集まったそうです。
堤の幅は約20m、高さは6m位、しっかりした工事だったことがわかります。
ところが、堤が完成し、利根川や荒川から水が引き入れられても
忍城は浮き城のように水に浸からず、なかなか落とすことができませんでした。
ある日、嵐がやってきます。
堤は決壊し、成田軍ではなく石田軍の兵士多数が溺死し、水攻めは失敗に終わりました。
一説によると、城下の領民が堤に細工をして、決壊させたと言われています。
小田原・北条氏が降伏した後、城主・成田氏の命により忍城は開城し、戦が終結しました。
(決壊の場所と伝える堀切橋)
(現存する石田堤)
決壊場所という忍川・堀切橋を渡り、松が植えられた石田堤に添って
自転車を走らせ、次の目的地「さきたま古墳群」と忍城を目指しました。
忍城の手前にある水上公園で、前を走る主人が急に曲がり自転車を止めました。
とっさに対応できず曲がり損ねて横転し、左足首をひねってしまいました。
(自転車で転ぶなんて・・・年のせいかしら? )
少し休んで様子をみてから、忍城へ向かいました。
忍城では小説「のぼうの城」の登場人物に扮した忍城おもてなし甲冑隊に迎えられ、
郷土博物館となっている城中へ入りました。
「忍城周囲の地形を見て、当時の戦略と戦いを思い描く」つもりで、
昭和63年に再建された御三階櫓へ登りましたが、展望はほとんどききません。
当時の戦いの様子は小説のなかで愉しむことにしましょう。
忍城おもてなし甲冑隊のパフォーマンスに小さな声援を送ってから
小田原合戦でただ一つ、秀吉軍が落すことができなかったという
天下の名城・忍城を後にしました。
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