(運が良ければ帷子川でカワセミに出合えます)
昼間の温度が15℃を越える日が続き、いよいよ散歩ランチのシーズン到来です。
散歩だけでもよいのですが、ランチが加わると楽しみも倍増します。
3月14日、令和6年になって初めての散歩ランチへ出かけました。
紫外線除けの帽子をかぶり、いつものようにコンビニに寄ってランチを物色します。ツレは牛乳、ハムと卵のサンドイッチ、シーチキンのおにぎりを、私は野菜ジュース、フルーツのサンドイッチ、納豆巻きを購入しました。
自然がいっぱいある中でのランチは美味しく、ついたくさん買い込んでしまいます・・・。
今日は今川公園へ行くことにし、道筋にある花水木、木五倍子(キブシ)、アケビの新芽や花芽の様子を確認しながら、ぶらぶらと散歩します。途中で家を壊して造成している区画があり、そこは見事な牡丹が毎年楽しめるお宅だったので、とても残念でした。
(このボタンも見れなくなりました・・・)
あちこちに椿の名木があって散歩中の楽しみの1つでしたが、造成されて根元から伐られしまったり、見事な椿の生垣がなくなったり、私の頭の中の椿マップもだいぶ様変わりしています。
今川公園のグランドを見渡せるベンチでランチしました。土日だと、野球の練習や試合を見れるのでしょうが、その日は木曜日で誰もいないグランドは閑かです。
(今川公園のジョギングコース)
ランチ後、公園のジョギングコースを一周すると、辛夷、雪柳、馬酔木くらいしか花には会いませんでしたが、竹林が春の陽に美しく輝き、姿は見えなかったけれど鳥の声も聞こえてきました。
畑と住宅が仲良く並んでいる古道を通って帷子川(カタビラカワ)へ向かいます。お天気も良いのでカワセミに出合うことを期待しながら・・・。
(古道の向かいの丘陵には階段状に住宅が建てられていて、こちらも散歩道の一つです)
(帷子川と支流・矢指川の合流点付近)
帷子川は全長17キロの2級河川、横浜市旭区若葉台近辺を源流とし、旭区、保土ヶ谷区、西区を流れ下り、横浜駅近くの横浜港へ注いでいます。
早春のまさに今頃、帷子川添いの丘陵では大木に咲く白い花があちこちに目立つようになります。最初は辛夷やシデコブシ、それから白い木蓮が大木を覆うように咲く姿は春の訪れを実感し、心躍ります。
この日も今川公園の辛夷が高い梢の先端に白い花をたくさんつけ、道端では満開のシデコブシや花芽が大きく膨らんだ白い木蓮に出合いました。
(高い梢の先に辛夷の花が咲き始めました)
白い花が咲き終わる頃にピンク色の桜(ソメイヨシノ)それから八重桜が順番を待って咲きだします。
どの瞬間も咲く花にとっては自然の摂理なのでしょうが、私には花の律義さがとても健気に思えて・・・「今年も咲いてくれて本当にありがとう!」