寒中お見舞い申し上げます
昨年12月に身内に急な不幸がありまして
新年のご挨拶は失礼させて頂きました
大寒波が襲来の折、ご自愛のほどお祈り申し上げます
令和5年の初釜のことを書きたくなり、ブログを再開しました
ボツボツになりますが、お付き合いくださると嬉しいです
(初釜の初座)
1月15日(日)に暁庵の裏千家茶道教室の初釜(初稽古)が行われました。
毎年のことですが、「今年はどのような形式(次第)にしようかしら?」と考えるのが楽しいです。
令和5年の初釜は茶事形式で全員何かお点前をしていただく・・・ことにしました。
席入りは午前10時30分、10時20分に待合集合です。
亭主H氏、半東Aさん、香担当のIさん、花担当のSさんの4人が9時に集合し、初釜の準備をしてくださいました。
詰T氏の板木の音で半東Aさんが大福茶を用意し、全員で頂きました。
我家の大福茶ですが、志野の汲出しに①梅干し(しわしわになるまで長寿を願う)、②黒豆(まめまめしく勤勉に)、③山椒(山椒は小粒でもぴりりと辛い苦味建胃薬・・・健康を願う)、④結び昆布(良い縁を願って・・)を入れ、ほうじ茶を注ぎました。
寒いですが、腰掛待合へ出て、蹲を使って席入りの予定でした。ところが・・・
「先生、雨が降り出しました・・大粒の雨ですがどうしましょう? 」
「そうね。晴れ着が濡れたら大変なので茶道口から席入りしてもらいましょう」(内心、雨があと10分待ってくれたら・・・と思いながら)
それで、すぐに濡れ釜をかけてもらい、正客KTさんから順次茶道口から席入りしていただきました。
(濡れ釜にすると霰唐松がとても美しく見えます)
いつものことながら全員で令和5年の新年を無事に迎えたことを喜び合い、それぞれ新年に思うことをお話して頂きました。
今年も皆様の茶道精進のお気持ちに添いながら、私の出来ることをしっかりご指導しよう・・・と心を新たにしました。
ご挨拶を交わした後は、全員でお点前を分担し、いよいよ初釜本番です。(つづく)