小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

硫黄島

2007-06-10 17:28:32 | Weblog
昨日の天気予報は、僕の泣きが通じたのか、ほんのちょっとだけであるが、いいほうに外れてくれた。

オガマル出航の日曜日の朝、目覚めた頃はポツリポツリ来ていたようだが、桟橋に集合の8時頃には、曇り空ながら雨は完全に上がっていた。

今日は、工事関係の重量のある機材と、4トントラックにクレーンがついたやつがやや厄介だったが、積荷の量はさほどでもなく比較的スムーズに作業は終了。心配した雨も全く無く順調な荷役作業だった。

ところで今度の木曜日に入港して来るオガマルは、その日の午後9時に硫黄島へ向け父島を出航、金曜土曜と硫黄島へ停泊、日曜日の早朝父島へ帰って来る。そしてその日の2時には竹芝へ向け出航と言う事になる。

父島には旧硫黄島島民の方もおられ、その方たちの墓参、合同慰霊祭等、小笠原村で行っている硫黄島訪島事業と言うやつだ。

そういった方たちを、沖留めしたオガマルから通船で島へ渡したり、荷物を運んだりと、所謂荷役の作業も当然ある。僕も何とか小学校の仕事を調整して、その荷役作業で硫黄島へ行ける事になった。

一般の人はどんなに行きたくてもいけない所。半月ほど前の硫黄島クルーズも、島の近くから眺めるだけで、上陸は出来ない。今回は荷役作業が終われば、墓参の方たちがオガマルへ戻る時間まで我々はフリー、上陸も勿論可能との事。

この所何かと話題の硫黄島、初めての経験だし、是非上陸して硫黄島を出来る限り五感で感じてきたいと思う。そのためにも少し硫黄島について予習しておかなきゃいけないね。明日は又天気悪そうだし、たまにはお勉強しますか。

写真は、昨日パッション祭りで妻が我家で食べる為に購入してきたパッション。B級品らしいが立派な奴で、部屋中その香りで一杯である。