小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

見送り

2008-03-23 16:27:47 | Weblog
昨日は土曜日だったが、小学校の卒業式で出勤。今朝は久し振りに妻と早朝ジョグ。僕にとっては、そう先週あの火事を発見した朝以来の早朝ジョグと言う事になる。

ところで火事といえば、今回のオガマルで内地から専門化が来島。平日の昼間ジョギングしている妻の話では、現場検証が行われているらしい。その横をジョギングで通り過ぎる妻は、顔見知りのお巡りさんから「先日は、どうも」と言う感じで挨拶されたそうで、妻もやや苦笑い。

今朝も走り出しはあの日と同じ時間帯、曇り空だが辺りははもう十分明るい。火事の現場をまじまじと見るのは初めてだが、鉄骨の枠組みを残したまま、倉庫兼資材置き場は、灰と化していた。柄にも無く何となく胸騒ぎを覚えた。

ただ今日は先週と違い、父島の早朝ジョガー他と多数御対面。まずは走り出してすぐ、散歩中の男性を追い抜き「オハヨウございます」と挨拶。その後すぐ、時々お見かけする男性のランナーと御対面。かなりのハイペースだ。そして屏風谷の坂の途中、前方からランニング好きの小学校の先生。急な下りと言う事もあるためか、今日は車道をかなりのスピードで下っている。

扇浦で折り返し復路は、小笠原ロードレース6キロの部2連覇の海保の兵、そして最後に矢張りロードレース4キロの部2連覇のお巡りさんと、今日はずいぶんいい意味での刺激を受ける早朝ジョグとなった。

ジョギングの後は本日出港のオガマルの荷役。このところ悪天候続きの荷役だったが、今日は久々に快晴。今朝のTVの予報でも小笠原地方珍しく曇りマークの無いお日様だけの予報だったが、まさにその予報通りのお天気。

そして年度替りの積荷もいよいよ本格的に。今日は10トントラック、8トントラックの他に、乗用車等8台、合計10台の車両を積み込み、ほぼマックス状態。ここ数便はこういった積荷が増えるのだろう。

そして内地へ引き上げる島民の方々も今便辺りから増えだし、オガマル船待ちの名所?ザトウのブリーチングの像の周りでは代わる代わる、見送りのセレモニーが。小学校の生徒の中にも数名御家族と共に今便で内地へ引き上げる児童がおり、友人や先生方が集まり、お別れの会。

朝お会いしたお巡りさんも、御家族(小学生のお子さんが二人いらっしゃる)と共に今便で内地へ帰られるようで、ハイビスカスのレイを首にぶら下げている。残念ながら早朝ジョグでの出会いは今朝が最後と言う事になってしまった。

「又いつかお会いしましょう、お元気で!」と御挨拶。そういえば海保の兵も、今年度で移動とか、父島のランニングシーンも大きく変わりそうである。

写真は、小学生の見送りのセレモニー。