小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

火事

2008-03-17 07:06:58 | Weblog
昨日、一昨日とブログお休み。その辺の言い訳も兼ねて2日間のおさらい。

まずは土曜日。妻と恒例の早朝ジョグ、天気は曇り、予報は下り坂、湾岸通りから見る限り、湾内はベタ凪。天気が良ければ風太と洲崎の磯釣りも考えたが、洲崎まで自転車で行って、雨に降られてもと言う事で、朝から青灯での釣り。

ブログでは毎日釣りしてるように感じるかもしれないが、二人揃って朝から釣りと言うのは久し振り。青灯では既にジェームスが竿を出しており「デカムロ一本上がったぞ!」とご機嫌だ。

マーカスもニヤニヤしながらお出迎え?「今日はツアー」との事、お客さんを連れて山ツアーらしいが、その前に青灯の偵察といった所か。

さて我々はとりあえず僕がサビキでムロ、風太はオキアミでシマアジ狙いでゴング。しばらくして僕の竿にアタリ、いいサイズのムロが上がった。その後2時過ぎまで、息子と仕掛けを入れ替え、釣りを楽しんだが、結局シマアジはサッパリ。しかしサビキのほうはビッグサイズのムロが25本。特に風太が上げた今日一の一本は丸々と太り、手が回らないほど、引きも強烈で一瞬シマアジと勘違いするほどだったようだ。

それにしても土曜日の青灯は超満員。普段は3人のスペースに4人入り、見物しながら空を待つ人も。我々が上がった後には、すぐ次の釣り人が竿を出していた。

さて夜は、この3月で父島での任期を終え内地に帰るモリさんをお招きして送別会。一緒にジニーまでハードウォークを楽しんだり、カヤック遊びをしたりと、色々お世話になったモリさんが離島するのは残念だが、一歳になる御長男と暮らせるとあって、モリさんはとても嬉しそうだった。

そんな訳でブログ投稿する間も無く、ほろ酔い気分でオヤスミ~。

日曜の昨日、いつもよりチョッピリ早めに起きた妻とまずは早朝ジョグ。天気はとても良さそう、ところが走り出して間も無く、湾岸通りの第一トンネル横の即道を走っていると、前方の建物の横に焚き火のような煙。妻とその建物を見てみると、窓の向こうがオレンジ色に染まっている。

「エ~!火事?」妻と顔を見合わせビックリ。お互い確認するようにもう一度覗き込む(記憶は定かでないが、たぶんそうしたように思う)、どう見ても火事だ。

僕は慌ててすぐ先の海洋センターに走りこみ、「誰かいる!」と大声で何度か叫ぶ。事務所の電話を借り119番通報。冷静にと心に言い聞かせるのだが、明らかに気が動転しているのが、自分でも良く分かる。火事の場所をなんと説明していいのか、もどかしいほど適切な表現ができない。

電話の相手も「エッ!」と言う感じでビックリしている様子が受話器越しに伝わってきた。とりあえず第一報を終え、家事の現場を見てみると、既に炎が上がり明らかに火勢は増す一方だ。

それからパトカー、消防車の到着するまでの時間の長い事。実際どれほどの時間だったか分からないが、炎は建物の上まで回りものすごい勢いだし、モクモクと上がる黒煙は、快晴の空に大きな雲を作るほどで、途方も無く長い時間に感じられた。

横にいた妻は「私たちこんな所にいて大丈夫!逃げなくて大丈夫!」と本当に恐怖を感じていたようだ。

やがて消防車も到着、放水が始まり、鎮火したが、建設会社の倉庫兼資材置き場(我々は後で分知ったのだが)は全焼した感じだった。幸い怪我人は無かったようである。

そして1時半から、臨時の荷役作業の後、3時過ぎから3時間あまり、妻と警察署で事情聴取。疲れ果ててブログ投稿の元気も無く、夕食の後はバタンキュー。

さて今朝は、これから今日出港のオガマルの荷役作業。天気予報なぜか日本全国好天のようだが、小笠原だけ曇り後雨。雨の荷役は勘弁願いたいが、どうだろうか?

写真は昨日、忙しくなる前にランチに行ったコペペ、ベタ凪に快晴。