小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

移動の季節

2008-03-14 18:31:53 | Weblog
今日はオガマルの入港日だが、まずは朝一番9時まで小学校の用務の仕事へ。

ところで、ここ小笠原では小中学校が隣接しており、グランドや体育館は共有、そんな事もあって小中学校の教職員の交流は他の地域に比べて、かなり盛んと言えるのでは。

登校してみると、年度末の移動で小笠原を離れていく小中学校の先生方に差し上げる寄せ書きの依頼。これが、移動する教職員の人数分、魚の形をした小さな用紙が用意されており、これに一言コメントを記入、それを色紙に貼るらしい。その魚の数が半端じゃない。

小中学校の教職員だけでもかなりの数の移動、島全体この時期の移動は相当な物だろう。単身の方はまだ身軽だが、家族での移動となると大変、何せここは小笠原。宅急便はやっているが、なんと引越し業者が無いのだ。

基本的には荷物の梱包から発送まで、宅急便あるいは大和便を利用して自分でやらねばならない。奥の手としては、早くからコンテナを予約。業者さんがコンテナを自宅の門前まで配送し、コンテナごと荷物を内地に運んでくれるらしい。しかしコンテナの数に限りがあるし、特に移動の集中するこの時期、コンテナの確保はかなり大変らしい。

いずれにしても、この島に移住を決め、引っ越してくるのに大変な苦労をした記憶が有るが、島から内地への引越しは、それに輪をかけて大変な事のようである。

さて本日のオガマル最近には珍しくほぼ定刻の入港、乗船客数は360名程。そろそろ年度末の影響だろうか、車の台数がヤタラと多い。内地からの移動で当然車を持ち込む人もいるだろうが、オガマルに積める台数には限りがある。この時期は毎便車の数が多そうだ。

そして当然の如く、小笠原から内地へ送り戻される車もこの時期は多くなる。月曜日出港予定の今便も、車の積荷が多く、当日荷役では間に合わないと言う事で、急遽前日の日曜日も荷役仕事、まあしょうがないネ。移動の季節ですから。

写真は今日も釣りの風太。前方はオガマルと接続、観光客を乗せ母島へ向け出港していったハハマル。