小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

釣キチ

2006-11-09 16:52:37 | Weblog
今日は仕事OFF、土曜の船で内地へ帰る風太と遊べるのも今日一日だ。風太の希望で今日も釣をする事になった。こちらに来て風太はすっかり釣にはまってしまったようである。

8時過ぎから青灯へ、先客は一人、昨日あまり芳しくなかったようで、今日は釣り人が少ない。例によって風太はオキアミの餌釣、僕はアミコマセのサビキで糸を垂れる。天気は今日も晴れ模様、正面からの日差しに水面がキラキラひかり、浮きが良く見えない。

しばらくして9時の休憩に妻が覗きにやって来たが、二人ともアタリも全く無い状態。どうやら今日ももう一つの予感だ。ジェームスやトコさんも覗きに来たが、しばらく雑談の後、冴えない様子を見て帰ってしまった。

10時過ぎだろうか、風太の竿にアタリが、最近経験を積んで引き具合でだいぶ魚の種類が分かるようになったようで、「アイッパラぽいよ」と言いながら落ち着いて手繰り寄せている。流石毎日のように青灯に通っているだけの事はある。キラキラ光る魚影が横に走る、確かにアイッパラだ、ヤッタネ!

その後風太はアイッパラを4本、計5本を釣り上げた。僕はと言うと何かの間違いで迷い込んだのか、ムロアジが1本掛かってくれた。釣れないよりはいいけど、ちょっとお寒い結果である。釣キチにはかないません。

昼休みに覗きに来たヤグッチャンちのトウタンにアイパラ届ける約束をする。人に釣った魚をプレゼントできるなんて、我々も(風太か)随分と腕を上げた物である。

面白かったのが、ジェームス。昼前にやって来て釣を始めたのだが、頭を水面にっ出した亀を発見「おーい、亀がいるぞ」と僕たちに教えてくれたまでは良かったのだが、その亀がジェームスのサビキに掛かってしまって大騒ぎ。悪戦苦闘の末10メートル位まで引き寄せたがそこで糸が切れてしまった。生後3年くらいの小亀だったが、釣られた亀もさぞビックリしたことだろう。

「亀刺しが食えると思ったのに、疲れたから辞めた」と冗談を言って帰ってしまった。青灯の釣はいろんな事があって本当に面白い、風太がはまるのも良くわかる。

写真は釣キチのゲットしたアイッパラ。