MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

日出前後に「渡り鳥(小鴨か?)大量飛翔」

2015年11月16日 | あらかると

晴れた日の日出直前には、都心のビル群が輝き始め、
やがて日の出が見られる。
この朝の光による様々な変化が面白く、
朝焼けの発生した日は必ずといっていいほどにカメラを向ける。、

朝日でJR金町駅付近に新築中のビルが輝き始めたので、
カメラを向けてファインダーを覗くと、
渡り鳥の飛び方の特徴である一列に並んだ鳥の飛翔を発見した。


建物の関係などから推測すると、500m程先を西へと飛翔しており、
その方面には、多くの冬鳥が越冬する水元公園の「小合溜」がある。


我が家からは今年初めて冠雪の富士山が見えた。
冠雪のニュースがあってから暫く経っているが、
天候不順や朝靄の発生する日が多く、やっと本日見ることが出来た。


集団によっては江戸川付近を西へ向かうものもあった。
余りの数の多さに、途中からは動画記録に変えたので、
画像は10コマほどしか撮れなかった。


カモ類は夜中に飛び続けてやって来るというが、
集団で飛翔中に「く」の字形をとるのは空気抵抗を少なくするためといわれている。
一説には、鴨の脳は左右を分けてコントロールすることが出来、
渡りの時には、片方の脳は休眠状態で飛んでいるのだという。

下の写真2枚は、2013年3月に水元公園で撮った、北帰行直前のコガモの集団採餌である。




以上の写真から・・・
今日渡って来たのは「小合溜」を越冬地とするコガモであろうと推察される。

先ほどベランダに立ったら、
久しぶりに靄が取れて、都心の明かりが澄んで見え、
しかも東京スカイツリーのライトアップが昨日と同じ、
フランステロ事件の追悼である、トリコロールのライトアップだった。
ということで、早速撮影し再掲してみました。
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