久し振りに快晴が続いたためか、夜景もまたすっきりとして綺麗だった。
スカイツリーや都心のビル群、六本木ヒルズ(巻頭の写真)など、
まあまあのクオリティで撮ることが出来た。
羽田空港に着陸する旅客機等の航空機灯も良く見え、
長秒露出(下の写真は30秒)すると、航跡を撮ることができる
夜間撮影を楽しんだ後、一つの疑問が生まれた。
空気も澄んで雲のない夜間なら「夜の富士山」も写るのではないか・・・と。
下の写真のように、通常(ISO100、絞りF5.6、露出8秒)では夜の富士は写らない。
と言うことで挑戦してみた。
まず、富士山のある場所にカメラを向け、
周囲に光が入らないような構図を決定し、
ISO値を12800にセットし、AモードのF値7.1、シャッタースピード1/3秒。
撮った直後の液晶での確認では富士山が写っている様子は無かった。
が・・・・
PCで確認すると、微かに写っていたのである。
上の画像を画像ソフトで調整すると、更に明瞭になった。
これまで、画質の仕上がりの悪さからISO400以上は利用したことが無かったのでテストしてみた。
ISO12800(F8.0、露出1.3秒・Sモード)でベランダから、灯りのない方向を撮った。
Sモード(シャッター優先)としたのは、
画質が良くなる「長秒時ノイズリダクション(露出1秒以上で作動)」効果を得るためである。
下の写真がISO12800で撮ったもの
下の写真は、Aモード(絞り優先)ISO100、露出30秒、f5.6で撮ったもので、
露出時間とF値は今使っているカメラとレンズの限界値でもある。
夜の富士山の写真としては使えないが、ISO12800なら写ることが判明したので、
露出時間やF値を操作することで更に良質の「夜の富士」を撮ってみようと思う。